ウミガメ

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ウミガメ

ウミガメの特徴

のんびり屋さんのうみの旅人!ウミガメ!

ウミガメは、うみの深いところから浅いところまで、広いうみをのんびりとたびするものだよ。カメの仲間なかまだけど、りくに住むカメとはちょっと違って、手足てあしがヒレのようなかたちになっているんだ。大きな甲羅こうら背負せおって、長いたびをするよ。

いつからいるの?

ウミガメの仲間なかまは、今から約1億年以上も前の恐竜がいた時代じだいから、地球ちきゅうにいたんだよ。長いあいだうみ環境かんきょうに合わせてからだ変化へんかさせてきた、とっても歴史れきしのあるものなんだ。

どんな種類しゅるいがいるの?

世界中せかいじゅうには、いろいろな種類しゅるいのウミガメがいるんだ。代表的なウミガメをいくつか紹介するね。

  • アオウミガメ海藻かいそうを食べるから、からだみどりっぽいいろに見えることがあるんだ。よく見かけるウミガメだよ。
  • アカウミガメ名前なまえとおり、少しあかみがかった茶色ちゃいろをしているよ。大きなあたま特徴とくちょうだよ。
  • タイマイ:とがったくちばしを持っていて、サンゴのすきまにいるエビやカニ、小さなものを食べるのが得意とくいなんだ。
  • オサガメ:ウミガメのなかで一番大きくて、甲羅こうらほねじゃなくてかわでできている、ちょっと特別とくべつなウミガメなんだ。

どこに住んでいるの?

ウミガメは、世界中せかいじゅうの暖かいうみに住んでいるよ。特に、サンゴ礁があるきれいなうみや、海藻かいそうがたくさんえている場所ばしょにいることが多いんだ。日本にっぽんでも、沖縄おきなわ小笠原諸島おがさわらしょとうなど、暖かいうみでウミガメに会うことができるよ。

何を食べるの?

ウミガメの種類しゅるいによって食べるものが違うんだ。

  • アオウミガメは、主に海藻かいそう海草かいそうを食べる、草食そうしょくのウミガメだよ。
  • アカウミガメタイマイは、かいやカニ、エビ、イカ、さかななど、いろいろなうみものを食べるんだ。
  • オサガメは、クラゲが大好きで、大きなくちでパクパク食べるよ。

どうやって呼吸するの?

ウミガメは、さかなと違ってエラがないから、人間にんげんと同じようにはいで呼吸するんだ。だから、時々水面にかおを出していきを吸う必要があるんだよ。でも、うみなかに潜っているあいだは、長い時間息を止めていられるんだ。種類しゅるいによっては、数時間もいきを止められるウミガメもいるんだよ!

どこでたまごを産むの?

ウミガメのあかちゃんは、うみまれるわけではないんだ。メスのウミガメは、たまごを産むために、自分じぶんまれた海岸かいがんに戻ってくるんだよ。夜中よなかりくに上がってきて、砂浜すなはまに深いあなを掘ってたまごを産むんだ。たまごからかえったあかちゃんガメたちは、すぐにうみを目指してたびを始めるんだよ。

ウミガメを塗るコツ

いろえらび方

ウミガメは、種類しゅるいによってからだいろが少し違うけど、うみに溶け込むようないろが似合うよ。甲羅こうらいろ工夫くふうして、かっこいいウミガメにしよう!

  • 基本的きほんてき甲羅こうらいろみどりがかった茶色ちゃいろ、暗い緑色みどりいろ、オリーブいろ、または灰色はいいろなど、落ち着いたいろえらぶとウミガメらしい雰囲気ふんいきになるよ。
  • おなかのいろ:おなかは、甲羅こうらよりも少し明るいいろ(薄い黄色、クリームいろ、白など)にすると、立体感りったいかんが出るよ。
  • 手足てあしあたま甲羅こうらいろと同じか、少し明るめのいろで塗るといいよ。みずかきになっている部分ぶぶんを少しいろにしてもいいね。
  • くろでしっかり塗って、まわりを少し明るいいろ黄緑きみどりや薄い黄色)で囲むと、きして見えるよ。

甲羅こうら模様もようを塗るコツ

ウミガメの甲羅こうらには、六角形ろっかくけい五角形ごかくけいのようなうろこの模様もようがあることが多いね。これを工夫くふうして塗ると、本物みたいになるよ。

  • それぞれの模様もようを少しずつ違う色合いろあいで塗る:例えば、みどりと薄いみどりを混ぜて塗ったり、みどり茶色ちゃいろを少しずつ使うと、甲羅こうら表面ひょうめん複雑ふくざつで美しく見えるよ。
  • 模様もよう境目さかいめく塗る:模様もよう模様もようあいだせんいろでしっかりなぞると、甲羅こうらかたちがはっきりして、立体的りったいてきに見えるようになるよ。

水中すいちゅう様子ようす表現ひょうげんしよう!

ウミガメのぬりえには、ウミガメが泳いでいるうみ背景はいけいが描かれていることが多いね。うみいろを塗ると、ウミガメがもっといきいきと見えるよ。

  • みずいろ薄い青色あおいろ水色みずいろを使って、みず透明感とうめいかんを出してみよう。ひかりが当たっているところは薄く、深くなっているところは少しいろにすると、奥行おくゆききが出るよ。
  • みずあわひかり:白いクレヨンや色鉛筆で、小さなあわひかりすじを描き加えると、みずなかを泳いでいる様子ようすがもっとリアルになるよ。
  • サンゴや海藻かいそう:もし背景はいけいにサンゴや海藻かいそうが描かれていたら、カラフルないろで塗ってみてね。ピンク、オレンジ、あかみどり、紫など、たくさんのいろを使って、うみそこをにぎやかに飾ろう。
  • さかなたち:ウミガメのまわりを泳ぐさかなたちも、好きないろで自由に塗っていいんだよ。

ぬりえを楽しむためのヒント!

ウミガメは、うみの旅人だから、のんびりした優しい気持ちで塗ってみよう。本物のいろにこだわらず、きみが想像する「こんないろのウミガメがいたら素敵だな」と思ういろで自由に塗って、世界に一つだけのウミガメを完成させてね!