オオカマキリ
お気に入り

オオカマキリの特徴
緑色や茶色の大きなハンター!
オオカマキリは、その名の通り、体が大きくて立派なカマキリだよ!緑色の体をしたカマキリもいれば、茶色の体をしたカマキリもいるんだ。これは、住んでいる場所の草や木の葉っぱの色に合わせて、身を隠すためなんだよ。まるで忍者のように周りに溶け込むのが得意なんだ。
カマキリの名前の由来
カマキリの前の足は、のこぎりのようにギザギザしていて、まるでカマのような形をしているよね。このカマのような足で獲物を捕まえることから、「カマキリ」という名前がついたんだ。英語では「Mantis(マンティス)」や「Praying Mantis(プレイングマンティス)」って呼ばれることが多いんだけど、「Praying」は「お祈りしている」という意味で、カマを合わせた姿がまるで祈っているように見えるからなんだって!
どんなものを食べるの?
オオカマキリは、肉食(にくしょく)の昆虫だよ。バッタやコオロギ、チョウなど、自分より小さな虫を捕まえて食べるんだ。カマキリは、獲物を見つけると、じっと動かずに待ち伏せ(まちぶせ)して、近づいてきたら素早くカマで捕まえるんだ。その動きは、まるで熟練(じゅくれん)のハンターみたいだよ!
どこで会えるの?
オオカマキリは、草むらや畑、公園などでよく見かけることができるよ。とくに、背の高い草や木の枝(えだ)の先にいることが多いんだ。獲物がたくさんいる場所を好むんだね。
どんなふうに大きくなるの?
オオカマキリは、秋になるとメスが木の枝や壁(かべ)などに「卵のう(らんのう)」という泡(あわ)のようなものに包まれた卵を産むんだ。この卵のうは、冬の寒さから卵を守る役目があるよ。春になって暖かくなると、卵から小さなカマキリの赤ちゃん(幼虫)がたくさん生まれてくるんだ。幼虫は、何度も脱皮(だっぴ)を繰り返して、少しずつ大きくなって成虫になるんだよ。
オスとメスのちがい
オスのオオカマキリは、メスよりも体が少し小さくて、羽が長く、よく飛ぶことができるよ。メスは体が大きくて、おなかが丸っこいのが特徴(とくちょう)だよ。メスは卵をたくさん産むためにおなかが大きくなるんだ。
どれくらい生きるの?
自然の中では、成虫になってからだいたい数ヶ月くらい生きるよ。夏の終わりから秋にかけてよく見かけることができて、寒い冬が来るまで活動するんだ。
オオカマキリを塗るコツ
色の選び方:自然に溶け込む色を選ぼう!
- 基本的な体色: オオカマキリは、緑色か茶色のどちらかの色をしていることが多いよ。きみの好きな方を選んで塗ってみよう!
- 緑色の場合: 濃い緑や、少し黄緑(きみどり)がかった緑色を使うと、葉っぱの間に隠れているような感じが出るよ。
- 茶色の場合: こげ茶色や、明るい茶色を使うと、枯れた草や木の枝にいるような感じになるね。
- 体の部分によって、少し濃さや明るさを変えると、もっとリアルになるよ。
- 目の色: オオカマキリの目は、大きくて丸いよね。黒や濃い茶色で塗ると、獲物を鋭く見ているような目つきが表現できるよ。
- カマの色: カマも体と同じ色で大丈夫!ギザギザした部分を少し濃い色で塗ると、より迫力が出るよ。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
オオカマキリの体は、細長いけど、カマや胸の部分はしっかりとした厚みがあるよね。
- かげになる場所: 体のへこんでいる部分、カマの内側、足の付け根などに、メインの色より少し濃い色を塗ってみよう。そうすると、カマキリの体の丸みや、カマの鋭さが表現できるよ。
- ひかりが当たる場所: 逆に、背中のように光が当たりやすいところや、体の盛り上がっている部分は、少し明るい色で塗ったり、メインの色の上に薄い色を重ねたりすると、より立体的に見えるよ。
細かい部分を丁寧に塗ろう!
オオカマキリは、細い足やギザギザしたカマ、そして長い触角(しょっかく)など、細かい部分がたくさんあるよ。
- 色鉛筆などで、はみ出さないように丁寧に塗ると、絵全体がぐっと引き締まって見えるよ。
- 羽は、少し透けている感じを出すために、薄めに塗ったり、色を重ねてみたりするのも面白いね。
塗り絵を楽しむためのヒント!
- 背景を描き加えてみよう!: オオカマキリがどんなところにいるか想像して、背景を描いてみよう。草むらの中で獲物を狙っているところかな?それとも、お花のそばで休憩(きゅうけい)しているところ?草や葉っぱ、空などを描くと、もっと絵が生き生きするよ!
- 自由に表現しよう!: 実際のオオカマキリの色にこだわらず、きみが「こんなカマキリがいたら面白いな!」と思う色に塗ってみるのも楽しいよ。ファンタジーな色のカマキリも素敵だね!
-
オオカマキリの成虫(メス)