メトポサウルス
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メトポサウルスの特徴
大きなカエル?いいえ、両生類の王様!
メトポサウルスは、まるでワニとカエルを合わせたような、ちょっと変わった形をした生き物だよ。恐竜と同じくらい昔の時代に生きていた「両生類」の仲間なんだ。池や沼、川などの水辺で生活していたよ。
いつの時代にいたの?
メトポサウルスは、約2億3000万年前から2億2000万年前の「三畳紀」という時代に生きていたんだ。この時代は、恐竜がまだあまり大きくなかった頃で、カメやワニの仲間も現れ始めた頃なんだよ。
とっても大きい体!
メトポサウルスは、今の両生類と比べると、とっても大きかったんだ。
- 体長は、約3メートルもあったんだって!これは、大人の人間が寝ころんだくらい、とっても大きなサイズだね。
- 重さは、約150キログラムくらいもあったと考えられているよ。
平らな顔と するどい歯!
メトポサウルスの顔は、まるでフライパンみたいに平らで、とっても大きかったんだ。そして、口の中には、するどい歯がたくさん生えていたよ。この歯で、水の中にいる魚や、近づいてきた小さな動物を捕まえて食べていたんだ。
水の中の生活!
メトポサウルスは、ほとんどの時間を水の中で過ごしていたんだ。平らな体と、短い手足は、水の中で獲物を待ちぶせたり、泳いだりするのにぴったりだったんだよ。大きな沼や湖の底に隠れて、獲物が来るのをじっと待っていたんだね。
メトポサウルスの 名前は?
メトポサウルスは、英語だと「Metoposaurus」と書くよ。この名前は、ギリシャ語の「メトポン(metopon)」と「サウロス(sauros)」という言葉が合わさってできたんだ。「メトポン」は「おでこ」や「顔」という意味で、「サウロス」は「トカゲ」という意味なんだよ。つまり、「大きなおでこトカゲ」や「平らな顔のトカゲ」という意味になるんだね!メトポサウルスの平らな顔にぴったりの名前だね。
カエルの 遠い親戚?
メトポサウルスは、「迷歯類」という、もう今はいない両生類のグループの仲間だよ。今のカエルやサンショウウオの仲間も、この迷歯類から進化したと考えられているんだ。だから、メトポサウルスは、今のカエルの、ずーっと遠い親戚にあたるんだね!
化石は どこで見つかったの?
メトポサウルスの化石は、ヨーロッパやアフリカ、インド、北アメリカなど、世界のいろいろな場所で見つかっているんだ。これは、昔の地球が、今とは違う陸のつながり方をしていたことを教えてくれる、大切なヒントになっているんだよ。
メトポサウルスを塗るコツ
色の選び方:水辺にかくれて獲物を待つ色!
メトポサウルスは、水辺で生活していた両生類だから、水や泥、植物にかくれて獲物を待ちぶせしやすい色が似合うよ。
- 基本的な体の色:緑色(濃い緑、くすんだ緑、オリーブ色など)や、茶色(土のような茶色、赤茶色など)、灰色(石のような灰色、青みがかった灰色など)がおすすめだよ。これらの色を何色か組み合わせて使ってみよう。
- おなかの色:おなかは、体よりも少し薄い色(明るい緑、薄い茶色、クリーム色など)にすると、おなかがぷっくりして立体的に見えるよ。
- 目:獲物をしっかり見つける目つきだから、黄色やオレンジ色にすると、光って見えてかっこいいよ。瞳は黒でしっかり描こう。
- 口の中:歯は、するどい白い色や、少しクリーム色にすると本物っぽいね。舌は、赤やピンク色にすると、生きてる感じが出るよ。
- ツメ:するどいツメは、灰色や黒、焦げ茶色にすると強そうに見えるよ。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
このメトポサウルスは、体の線がたくさん描かれているから、この線をヒントに「かげ」をつけてみよう。 かげになる場所
- 体のへこんでいる部分(首のしわ、足の付け根など)
- アゴの下や、口の奥
- しっぽの付け根や、体の下側(地面に近いところ)
- しわになっている溝の部分
- こういったところに、メインの色より少し濃い色を塗ると、もっこりした立体感が出るよ!
- 逆に、顔の平らな部分や、背中のように光が当たりやすいところは、少し明るい色を残したり、薄い色を塗ったりすると、より立体的に見えるよ。
ぬめっとした質感を出そう!
メトポサウルスは、カエルと同じ両生類だから、皮膚が水でぬれているように「ぬめっ」とした感じを出すと、よりリアルに見えるよ。
- 色鉛筆なら、色を塗る時に、少しだけ力を抜いて、色の重なりをなめらかにするように意識してみよう。
- 絵の具なら、水彩絵の具のように、少し水を多めにして塗ると、透明感が出てぬれているように見えることがあるよ。
絵の具や色鉛筆、画材のコツ!
色鉛筆:力を入れると濃く、力を抜くと薄く塗れるから、「かげ」と「ひかり」の表現がしやすいよ。同じ色でも、重ねて塗ると深みが出るよ。 クレヨン:少し厚めに塗ると、ごつごつした感じが出るよ。指でこすると、色をぼかすこともできるよ。 絵の具(水彩):水をたくさん使うと薄く透けた感じに、水を少なくすると濃くはっきり塗れるよ。乾いてからもう一度重ね塗りすると、色に深みが出るよ。
ぬりえを楽しむためのヒント!
- 自由に表現しよう!
- 本物の色にこだわらず、きみの「こんなメトポサウルスがいたら楽しいな!」と思う色に塗っていいんだよ。カラフルなメトポサウルスも面白いね!
- 背景を描き加えてみよう!
- メトポサウルスが住んでいた水辺や沼、周りに生えていた植物などを描き加えると、もっと絵が生き生きするよ!
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