ダンプカー
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ダンプカーの特徴
大きなお口で土を運ぶ!ダンプカー
ダンプカーは、工事現場や採石場などで、たくさんの土や石、砂などを運ぶためにはたらく、とても力持ちなトラックだよ。後ろの荷台が大きく開くようになっていて、運んできたものを一気に「ダンプ」できるんだ。
どんな種類があるの?
ダンプカーには、いろいろな種類があるんだ。お家を建てるときに見かける小型のダンプカーから、大きな鉱山で活躍する巨大なダンプカーまで、はたらく場所に合わせて大きさが違うんだよ。
- 小型・中型ダンプ:街の工事現場や道路の整備などでよく見かけるよ。運転席の後ろに四角い荷台がついているのが特徴だね。
- 大型ダンプ:一度にたくさんの土砂を運べるように、荷台がもっと大きくなっているよ。高速道路の建設現場などで活躍するんだ。
- 重ダンプ(オフロードダンプ):タイヤがすごく大きくて、普通の道路は走らないんだ。鉱山やダムの建設現場など、とっても広くてゴツゴツした場所で、岩や石炭などを運ぶために作られているよ。乗り物のビルみたいに大きなダンプカーもあるんだ!
ダンプカーの歴史
昔は、土や石を運ぶのは大変な作業だったんだ。人が手作業で運んだり、馬やロバが荷車を引いたりしていたんだよ。自動車が生まれてからは、トラックが使われるようになったけれど、荷物を降ろすのもやっぱり手作業だったんだ。そこで、荷台が自動で傾いて荷物を降ろせるように工夫されたのが、ダンプカーの始まりだよ。
最初のダンプカーは、19世紀の終わりから20世紀の初めごろにアメリカやヨーロッパで発明されたと言われているんだ。最初は蒸気機関で動いたり、人の手で荷台を傾けたりする仕組みだったけれど、だんだんと油の力(油圧)を使って、もっと簡単に荷台を動かせるようになったんだよ。今では、ボタン一つで荷台が持ち上がって、たくさんの荷物をあっという間に降ろせるようになっているんだ。
ダンプカーを塗るコツ
色の選び方
ダンプカーは、工事現場で活躍する乗り物だから、力強さや目立つ色で塗るとかっこいいよ。
- キャビン(運転席):赤、黄色、オレンジ、青など、はっきりした色で塗ると、遠くからでもよく見えるね。工事現場で目立つ色を選ぶと、安全にもつながるんだ。
- 荷台:運ぶものによって汚れやすい部分だから、灰色、黒、濃い緑、濃い青など、少し暗めの色や落ち着いた色が似合うよ。もし砂や土を運んでいる様子なら、茶色やベージュを少し塗ってもいいね。
- タイヤ:タイヤは黒で、ホイール(タイヤの真ん中の部分)は銀色や灰色にすると、本物らしくなるよ。
- ライト:前のヘッドライトは黄色や水色に、後ろのテールランプは赤に塗ると、光っているように見えるよ。
- 窓:窓は水色や薄い灰色で、少し光が反射しているように塗ると、ガラスらしさが出るよ。
力強さを表現しよう!
ダンプカーの形は、とても力強く見えるようにデザインされているね。ぬりえでも、その力強さを表現してみよう。
- しっかり塗る:ムラなくしっかりと色を塗ると、ダンプカーの頑丈な感じが出るよ。
- 影をつける:荷台の下側や、キャビンのへこんでいる部分などに、少し濃い色で影をつけると、立体感が出て、もっと力強く見えるよ。
背景を描いてみよう!
ダンプカーがはたらいている場所を想像して、背景も描いてみよう。
- 工事現場:土の山や、他の工事車両、ショベルカーなどを描くと、ダンプカーが一生懸命はたらいている様子が伝わるね。
- 山や川:ダンプカーが土や石を運んできて、大きな山や川を作るのを手伝っている様子を描いてもいいよ。
- 道路:アスファルトの道路や、周りの建物などを描いてもいいね。
ぬりえを楽しむためのヒント!
ダンプカーは、たくさんの荷物を運ぶから、荷台にどんなものを積んでいるか想像して、色を塗ってみるのも楽しいね。土、石、砂利、木材…いろんなものを想像して、ぬりえを完成させてみよう!
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