ホイールドーザー

難易度:

お気に入り

ホイールドーザー

ホイールドーザーの特徴

パワフルな車輪しゃりん力持ちからもちち!ホイールドーザー!

ホイールドーザーは、工事現場や採石場さいせきじょうなどで大活躍だいかつやくする、とってもおおきくて力持ちからもちちな乗りものだよ!ブルドーザーに似ているけれど、キャタピラではなくて、おおきなタイヤ(車輪しゃりん)がついているのが特徴とくちょうなんだ。

ホイールドーザーの得意とくいなこと

ホイールドーザーは、地面じめんをならしたり、たくさんのつちすないしなどを押してはこんだりするのが得意とくいなんだ。特に、柔らかい地面じめんの上や、たくさんのものを動かすときに、そのちから発揮はっきするよ。

  • つちすなはこおおきな「ブレード」といういた地面じめんにつけて、つちすな前方ぜんぽうに押して移動いどうさせるんだ。まるで巨大きょだいなシャベルで地面じめんをすくっているみたいだね。
  • 地面じめんをならす:工事現場でデコボコしている地面じめんを、たいらにする作業さぎょうもするよ。建物たてものが建つ場所ばしょをきれいに整えたり、道路どうろを作る手伝てつだいをしたりするんだ。
  • ゆきをどかすふゆには、ゆきがたくさん積もった場所ばしょで、除雪作業に使われることもあるんだ。おおきなブレードで、たくさんのゆきを押しどけてくれるよ。

ホイールドーザーのからだのしくみ

ホイールドーザーは、おおきなからだを動かすために、特別なしくみを持っているんだ。

  • おおきなタイヤ:キャタピラではなく、タイヤがついているから、速く移動いどうできるのがおおきな特徴とくちょうだよ。ゴム製のタイヤだから、道路どうろきずつけにくいというメリットもあるんだ。
  • 強力きょうりょくなエンジン:たくさんのつちかさものを動かすために、とてもパワフルなエンジンが積まれているよ。おおきなちからで、ブレードを押すことができるんだ。
  • ブレード車両しゃりょうまえに取り付けられた、おおきな金属きんぞくいただよ。このブレードで、つちすななどを押し出すんだ。ブレードは、油圧ゆあつちから上下じょうげに動かしたり、傾けたりできるんだよ。
  • 関節かんせつ(かんせつ)のあるからだ:ホイールドーザーの真ん中あたりは、関節かんせつのように曲がるようになっているんだ。これを「アーティキュレートしき」というんだよ。このしくみのおかげで、狭い場所ばしょでも小回こまわりがいて、きをえやすいんだ。

ホイールドーザーとブルドーザー、どこがちがうの?

ホイールドーザーとブルドーザーは、どちらもブレードでつちなどを押す乗りものだけど、おおきなちがいは足元あしもとにあるんだ。

  • ホイールドーザーおおきなタイヤがついている。舗装ほそうされたみちも走りやすく、移動速度が速い。柔らかい地面じめんで滑りにくい。
  • ブルドーザーキャタピラ無限軌道むげんきどう)がついている。不整地ふせいち斜面しゃめんでも安定あんていしてすすむことができ、より強いちから地面じめんり起こしたり、かた地面じめんをならしたりするのが得意とくい

どちらも工事現場には欠かせない大切たいせつな乗りものだけど、それぞれ得意とくいなことがちがうんだね。

ホイールドーザーを塗るコツ

いろえらかた

ホイールドーザーは、力強ちからづよい工事現場の乗りものだから、目立ついろや、土木機械らしいいろ意識いしきして塗ってみよう!

  • 本体ほんたいいろ:多くのホイールドーザーは、黄色きいろオレンジいろ明るい青色あおいろなどが使われているよ。特に黄色きいろは、工事現場で目立ついろとしてよく使われるんだ。好きないろえらんで、力強ちからづよく塗ってみよう。
  • ブレード:ブレードは、つちいしに触れる部分ぶぶんだから、丈夫じょうぶ金属きんぞくいろをイメージして灰色はいいろ銀色ぎんいろ、または本体ほんたいと同じいろに塗るのもいいね。少し使い古されたかんじを出すために、うす茶色ちゃいろを混ぜて塗るのもいいよ。
  • タイヤ:タイヤは、ほとんどが黒色だね。真っ黒に塗るだけでなく、タイヤのみぞや、ひかりが当たっている部分ぶぶんは、少し明るい灰色はいいろや、ごくうす青色あおいろを混ぜて塗ると、ゴムの質感しつかんが出せるよ。
  • 運転席うんてんせきまどまどは、うす青色あおいろ水色みずいろで塗ると、ガラスの透明感とうめいかん表現ひょうげんできるよ。ひかり反射はんしゃ表現ひょうげんするために、白い部分しろいぶぶんを少し残したり、ごくうすい白でせんを描いたりするのもいいアイデアだね。
  • 排気口はいきこうや細かい部品ぶひん排気口はいきこう灰色はいいろ、ライトは黄色きいろオレンジいろすりやハシゴなどの細かい部分ぶぶんは、本体ほんたいいろと同じか、アクセントになるように銀色ぎんいろで塗ってみよう。

力強ちからづよさを表現ひょうげんしよう!

ホイールドーザーはおおきな乗りものだから、立体感りったいかん重厚感じゅうこうかんを出すと、よりカッコよく見えるよ。

  • かげひかり意識いしきする車体しゃたいかどや、部品ぶひんかさなっている部分ぶぶん、タイヤのしたなどにいろかげをつけると、立体感りったいかんが出るよ。ぎゃくに、ひかりが当たっている部分ぶぶんは、少し明るいいろや、いろを塗らずに白のまま残しておくと、金属きんぞくのツヤを表現ひょうげんできるね。
  • 泥汚どろよごれやつちいろ:工事現場で働く車だから、タイヤやブレードの周りに、少し茶色ちゃいろ泥汚どろよごれを描き加えると、リアルなかんじが出るよ。
  • 色鉛筆やクレヨンで塗る場合ちからを入れてく塗る部分ぶぶんと、ちからを抜いてうすく塗る部分ぶぶんを使い分けると、のっぺりせずに、深みのある仕上がりになるよ。

背景を想像して塗ろう!

ホイールドーザーがどこで何をしているところか、背景を描き加えてみよう。

  • 工事現場:土山や砂山、これから建つ建物たてものの基礎、他の工事車両などを描くと、現場げんばの雰囲気が伝わるね。つちいろは、茶色ちゃいろ黄土色灰色はいいろなどを混ぜて塗ると、自然なかんじになるよ。
  • 雪景色:除雪作業をしているなら、あたり一面を水色みずいろうす灰色はいいろで塗って、ゆきが積もっている様子を描いてみよう。
  • :晴れた日の工事現場なら、水色みずいろの空。夕暮れ時なら、オレンジいろ紫色の空もきれいだね。

ぬりえを楽しむヒント!

本物のホイールドーザーのいろにこだわらず、きみの好きないろで自由に塗ってみよう!ピンクのホイールドーザーや、カラフルな模様のホイールドーザーも、きみだけのオリジナルで素敵だね。