ゴマフアザラシ(アザラシ)の塗り絵
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ゴマフアザラシ(アザラシ)の特徴
白い体に黒い点々!寒い海で暮らす人気者
ゴマフアザラシは、鰭脚類という、水中で生活する動物の仲間に分類されます。その名の通り、体の表面にゴマ(胡麻)のような黒い斑点がたくさんあるのが大きな特徴で、水族館でも人気者です。寒い地域の海で暮らし、主に魚を食べています。
英語名と名前の由来
- 英語名:英語では「Spotted Seal(スポッテッド・シール)」と呼ばれます。
- Spottedは「斑点のある」「水玉模様の」という意味で、ゴマのような黒い点々を持つアザラシの姿をそのまま表しています。
- ゴマフ:和名のゴマフは、「胡麻斑」、つまりゴマをまいたような模様があることに由来しています。
体の 姿
ゴマフアザラシは、体が太くて丸っこい形をしていて、可愛らしい姿をしています。
- 大きさ:体長はだいたい1.5メートルから1.8メートルくらいで、重さは70キログラムから150キログラムほどになります。大人一人が寝転がったくらいの大きさです。
- 色:体全体の色は、灰色や薄い茶色がベースで、そこに不規則な大きさの黒い斑点が全身に散らばっています。この模様は、個体によって濃さや形が違います。
- ヒレ:前足と後ろ足が、泳ぐのに適したヒレの形をしており、器用に水中で体を動かします。
<子どもの頃>
- 生まれたばかりの赤ちゃんは、全身が真っ白でフワフワした産毛に覆われています。これは流氷の上で体に熱を保ち、親に隠れて見つかりにくいようにする保護色の役割をしています。成長すると、この白い毛が抜け、大人のゴマフ模様になります。
どこに 住んでいるの?
ゴマフアザラシは、北の冷たい海に広く生息しています。
- 主な生息地:北太平洋の沿岸やオホーツク海、ベーリング海など、寒い地域の海です。
- 日本の生息:日本国内では、主に北海道の沿岸、特にオホーツク海側に多く生息しており、流氷に乗ってやってくる姿が春先によく観察されます。
群れを作って行動し、流氷の上や岩場で休んでいることが多いです。
どんなものを 食べているの?
ゴマフアザラシは肉食で、海の中で生活しているものを食べます。
- 食べ物:主に魚(タラ、ニシンなど)やエビ、カニなどの甲殻類、タコやイカなどを捕まえて食べます。
- 潜水:水深100メートル以上の深さまで潜って、獲物を捕まえることができます。
ゴマフアザラシ(アザラシ)の色を塗るコツ
色の選び方:ゴマのような「斑点模様」に挑戦!
ゴマフアザラシのぬりえで一番大切なのは、全身に散らばるゴマのような黒い斑点を表現することです。
- 基本的な色:体全体は、薄い灰色や明るい青みがかった灰色、または薄いクリーム色で塗ると、水中にいるような感じが出ます。
- 斑点:濃い黒や濃い灰色を使って、体全体に大小さまざまな点々をランダムに描いていきましょう。斑点の形を丸くしすぎず、少しいびつにすると、より本物らしく見えます。
- 赤ちゃんの毛:赤ちゃんのゴマフアザラシを塗る場合は、全身を真っ白で塗り、薄い影だけをごく薄い灰色や薄い水色で塗ると、フワフワした毛並みが表現できます。
塗り方:丸い体とツヤツヤの毛並みを表現しよう!
ゴマフアザラシの丸っこい体と、水に濡れたツヤツヤの毛を意識して塗ってみましょう。
- 立体感:丸い体の真ん中に明るい色を塗り、体のふちや地面に接している部分に濃い影をつけると、丸い立体感が出ます。
- 毛のツヤ:水族館で見かけるアザラシのように、毛が濡れてツヤツヤしている様子を表現したい時は、体の表面の斑点の上に、光が反射したような白い線や明るい点を入れましょう。
- 目と鼻:目と鼻は、真っ黒で、つぶらな瞳になるように丸く塗ると、可愛らしい表情になります。
ぬりえを楽しむためのヒント!
- 自由に表現しよう!
- 背景に青い海や白い流氷、または水族館のプールを描き足すと、アザラシが生き生きして見えます。自由に表現しよう!
- 生き物を描き足そう!
- アザラシが食べている魚や、周りのカモメなどの生き物を描き足して、海の中の様子や流氷の上の風景を表現するのも楽しいよ!
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ゴマフアザラシ 大人
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ゴマフアザラシ 子供
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ゴマフアザラシ 親子