ペンギンの塗り絵

ペンギンの特徴
南極に住む人気者! ペンギン!
ペンギンは、タキシードを着た紳士のような、白と黒の体が特徴的な鳥です。空を飛ぶことはできませんが、水の中を泳ぐのがとても得意です。南極のような寒い場所に住んでいるイメージが強いですが、温かい場所に住んでいる種類もいます。よちよち歩く姿や、お腹で滑る姿はとても可愛らしく、みんなに愛されています。
どこにいるの?
ペンギンは、南半球の寒い海にたくさん住んでいます。南極大陸や、ニュージーランド、オーストラリア、南アメリカ、南アフリカの海岸などで暮らしています。たくさんの仲間と集まって「コロニー」と呼ばれる大きな集団を作り、子育てや生活をしています。
飛べない鳥だけど、泳ぎの天才!
ペンギンは鳥ですが、空を飛ぶための翼ではなく、水の中を泳ぐためのヒレのような翼を持っています。まるで魚のように、水の中を自由自在に泳ぐことができます。そのスピードは、時速30キロメートルにもなるほど速いです。海の生き物を捕まえるのが得意で、魚やイカ、オキアミなどを食べて暮らしています。
寒さに強い体の秘密
ペンギンは、寒い場所にいても凍らないように、体の中に特別な工夫がたくさんあります。
- 分厚い脂肪:体の下に、分厚い脂肪の層があり、魔法瓶のように熱を逃がしません。
- 短い羽毛:体に短い羽毛がたくさん生えていて、その間に空気の層を作り、体温を保っています。
- 血の流れ:足やヒレには、冷たい血液と温かい血液がうまく流れる仕組みがあり、体温が下がらないようになっています。
ペンギンの種類と特徴
ペンギンには、たくさんの種類がいます。種類によって、体の大きさや模様が全然違います。
- コウテイペンギン:ペンギンの中で一番体が大きくて、黄色い首の模様が特徴です。南極に住んでいます。
- アデリーペンギン:目の周りが白くて、体が少し小さいです。とても活発で元気なペンギンです。
- ヒゲペンギン:目の下からアゴにかけて、細い黒い線があり、ヒゲのように見えるのが特徴です。
- キングペンギン:コウテイペンギンに次いで体が大きく、鮮やかなオレンジ色の首の模様が特徴です。
- イワトビペンギン:目の上に黄色い飾り羽があり、とてもおしゃれです。岩の上をピョンピョン跳んで移動します。
- フンボルトペンギン:暖かい場所に住んでいるペンギンで、目の周りがピンク色なのが特徴です。
子育ての方法
ペンギンは、とても仲が良いことで知られています。オスとメスが交代で卵を温めたり、ヒナにご飯を運んだりします。コウテイペンギンは、お父さんペンギンが卵を足の上にのせて、寒い冬の間ずっと温め続けます。その間、お母さんペンギンは海に食べ物を探しに行きます。
ペンギンの色を塗るコツ
色の選び方:つるつるした光沢を表現しよう!
ペンギンのぬりえでは、白と黒の体にある光沢を表現することがポイントです。ただ白と黒で塗り分けるだけでなく、光が当たっているところと、影になっているところを工夫して塗ると、もっと本物らしくなります。
- 体の色:
- 背中と頭:黒色で塗ります。光が当たっているところは、少しだけ青色や濃い灰色を混ぜて塗ると、つやつやした光沢が出ます。
- お腹と顔:白色で塗ります。ただ白く残すのではなく、薄い水色や薄い灰色で影の部分を塗ると、立体的に見えます。
- 目の周り:アデリーペンギンの場合は目の周りを白く塗りましょう。
- くちばしの色:
- 種類によって色が違います。コウテイペンギンやキングペンギンは、オレンジ色で塗るととてもきれいです。アデリーペンギンは、赤色や黒色で塗ります。
- 足の色:
- 足は、黒色やピンク色で塗ります。水かきも丁寧に塗りましょう。
- 背景の色:
- ペンギンがいるのは、氷や雪、海です。水色、青色、白色などを組み合わせて塗ると、南極の世界が広がります。
- 氷山や海の中の魚を描き加えても楽しいです。
立体感を出す塗り方:「つや」と「影」を意識しよう!
ペンギンの体は、つるつるしていて光っています。この「つや」と「影」を上手に表現すると、ぬりえがもっと生き生きして見えます。
- つやを出す場所:
- 背中や頭の丸い部分に、光が当たっているところを想像して、少し白い色や薄い水色を残しておきましょう。そこがキラキラと光っているように見えます。
- 黒く塗った上から、白い色鉛筆でスッと線を引いてみるのも、つやを出す方法です。
- 影を出す場所:
- 体のつなぎ目の部分、首の下、足の下側などは、影になります。
- こういったところに、濃い黒や濃い灰色を塗ると、体がもっこりした立体的な感じになります。
絵の具や色鉛筆、画材のコツ!
- 色鉛筆:
- 力を入れて濃く塗ったり、力を抜いて薄く塗ったりすることで、つやと影を表現しやすいです。
- 黒色の上に、他の色(青や白など)を重ねて塗ると、深みのある色になります。
- クレヨン:
- クレヨンで塗ると、つやつやした感じを出しやすいです。指でこすって色をぼかすこともできます。
- 絵の具:
- 黒色に少しだけ水を混ぜて、薄いグレーや青を作り、光が当たっている部分に塗ってみましょう。乾いてから、もう一度黒を重ねて塗ると、深みが出ます。
きみの想像力と、自由な発想で、世界に一つだけの素敵なペンギンのぬりえを完成させてください!
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ペンギン
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ペンギン親子