お彼岸(春)の塗り絵
難易度:

~

お彼岸(春)の特徴
春の 良い季節に お墓参りをする 大切な期間
お彼岸は、春分の日を真ん中にした前後三日間、合計七日間のことを言うよ。この期間に、お寺や霊園にお参りへ行き、ご先祖様に感謝の気持ちを伝える、日本でとても大切な行事だよ。
どんな 性質と 象徴?
お彼岸は、太陽や季節、そしてご先祖様への想いが結びついた、特別な意味を持っているんだ。
- 仏教の教え:仏教の考え方では、太陽が真東から昇り、真西に沈む春分の日と秋分の日は、私たちが住む世界とご先祖様がいる世界が、一番近く通じ合う日だと考えられているんだ。
- 感謝の心:お墓参りに行くことで、今生きていることへの感謝を、ご先祖様や亡くなった家族に伝える、思いやりの心を大切にする期間なんだ。
- 気候の良さ:春のお彼岸は、ちょうど冬の寒さが終わり、過ごしやすい季節になる頃で、お墓参りにも行きやすい、良い季節を象徴しているよ。
お彼岸の 過ごし方
お彼岸には、お墓参りのほかに、特別な食べ物を食べる習慣があるよ。
- お墓参り:お墓をきれいに掃除し、お花や線香、お供え物をして、手を合わせるよ。
- お供え物:春のお彼岸には、主にぼたもちというお餅を食べるんだ。ぼたもちは、餡子の赤色が魔除けになると言われているよ。
- 仏壇をきれいに:家にある仏壇もきれいに掃除をして、お花を供えたり、お供え物をしたりするよ。
春の お彼岸の 景色
ぬりえにも描かれているように、春のお彼岸は美しい景色の中でお参りをするよ。
- 桜の花:ちょうど春のお彼岸の時期に、桜の花が咲き始める地域が多いね。ご先祖様も、満開の桜の花に囲まれて喜んでいるだろうね。
- 花々:お墓の周りには、春の美しい花がたくさん咲いていて、私たちを温かく迎えてくれているよ。
お彼岸(春)の色を塗るコツ
色の選び方:温かい 陽気と 優しい 気持ちの色を使おう!
お彼岸のぬりえは、春の温かい陽気とご先祖様への優しい気持ちが伝わる色を選ぼう。
- 基本の色:緑色(草や木)、桜色(ピンク)、灰色(お墓や石)、温かい黄色(太陽や光)を中心に選ぼう。
モチーフごとの色:
- お墓や石塔:濃い灰色や薄い黒色をベースに、太陽の光が当たっている部分を少し白く残すと、石の硬い質感が出るよ。
- 桜の花:薄いピンク色、濃いピンク色を混ぜて、ふんわりと優しく塗ろう。花びらが舞っている様子は、淡いピンク色で塗るときれいだね。
- お供え物:ぼたもちは、茶色や小豆の色、お皿は白色や明るい色にすると、美味しそうに見えるよ。
- 草花:手前の草や花は、黄緑や濃い緑、黄色や白など、色とりどりの春の花の色で賑やかに塗ろう。
立体感を出す塗り方:光の 温かさを 表現!
春の温かい日差しが、お墓や人々に降り注いでいる様子を表現しよう。 かげになる場所:
- お墓の段差の下、人物の背中側、木の幹の奥など、光が当たらない部分に、濃い灰色や濃い緑色で「かげ」をつけて、奥行きを出そう。
ひかりが当たる場所:
- 太陽が昇っている絵では、光が当たっている部分を明るい黄色や白で塗ると、温かい陽気が表現できるよ。
質感を 出そう!
色鉛筆:草や木の葉は、短い線を重ねて塗ると、生き生きとした自然の質感が出るよ。 人物の服:着物を着ている人物は、着物の模様を丁寧に塗り分けると、特別な日の雰囲気が伝わるよ。
ぬりえを楽しむためのヒント!
- ご先祖様に 感謝を 込めて!
- 塗っている間、ご先祖様や亡くなった家族の顔を思い浮かべながら、優しい気持ちで塗ってみよう!
- 春の 景色を 描こう!
- 空に淡い水色や雲を加えたり、地面に小さな花をたくさん描き足したりして、美しい春の景色を作ってみよう!
-
お彼岸(春)
-
お彼岸(春)2
-
お彼岸(春)3