お花見（桜）の塗り絵

桜さくらの下したで 春はるの 訪おとずれを 楽たのしむ 宴うたげ

お花見はなみは、桜さくらの花はなが咲さく季節きせつに、その美うつくしい花はなの下したに集あつまって、飲食いんしょくをしながら春はるの訪おとずれを楽たのしむ、日本にほんの伝統的な行事ぎょうじだよ。

どんな 性質と 象徴しょうちょう？

桜さくらは、日本人の心こころにとって特別とくべつな存在そんざいであり、お花見はなみには大切たいせつな意味いみが込こめられているんだ。

• 春はるの恵めぐみ：もともとは、桜さくらの咲さき具合ぐあいを見みて、その年としのお米こめの豊作ほうさくを占うらなう、農作業のうさぎょの始はじまりを告つげる行事ぎょうじだったんだ。
• 生命の尊たっとさ：桜さくらの花はなは、あっという間に散ちってしまうね。その儚はかなさが、命いのちの尊たっとさや、今いまを楽たのしむ大切たいせつさを教おしえてくれるんだ。
• 平和へいわと憩いこい：美うつくしい桜さくらの下したで、身分みぶんや立場たちばに関係かんけいなくみんなで集あつまって、お酒さけや食事しょくじを分わかち合あう、平和へいわな憩いこいの時間じかんを象徴しょうちょうしているよ。

お花見はなみの 過ごし方かた

お花見はなみは、景色けしき、食事しょくじ、人ひとの賑にぎわいのすべてを楽たのしむ、日本にほんらしい文化ぶんかだよ。

• 場所選び：お城しろのまわりや、公園こうえん、川辺かわべなど、桜さくらがたくさん咲さいている場所ばしょに、ござやシートを敷いて場所取りをするよ。
• お弁当べんとう：家族かぞくや友人が作つくった手作てづくりのお弁当べんとうや、お団子だんご、お菓子かしを持もち寄って、みんなで食たべるんだ。
• 着物きもの：ぬりえの絵えのように、着物きものや華はなやかな服ふくを着つてお花見はなみをする人ひとも多おおく、春はるの気分きぶんを盛もり上うえげるよ。

ぬりえの モチーフ

ぬりえには、お花見はなみの楽たのしさが伝つたわるモチーフがたくさんあるね。

• 桜さくら：花見はなみの主役しゅやく。淡あわいピンク色いろで、優やさしく美うつくしく咲さいているね。
• お団子だんご：花見はなみのお供えの定番ていばん！白しろ、緑みどり、ピンクの三色さんしょくのことが多おおいよ。
• お城しろや橋はし：桜さくらとお城しろや桜さくらと橋はしは、日本にほんの美うつくしい景色けしきを表あらわしているよ。

色いろの選えび方かた：優やさしい 桜色さくらいろと 春はるの 賑にぎわいを！

お花見はなみのぬりえは、桜さくらの淡あわいピンク色いろを主役しゅやくに、温あたたかい春はるの陽気ようきが伝つたわる色いろを選えぼう。

• 基本きほんの色いろ：ピンク（桜さくら）、緑みどり（草くさや木き）、茶色ちゃいろ（木きの幹みきや橋はし）、明あかるい水色みずいろ（空そら）を中心ちゅうしんに選えぼう。

モチーフごとの色いろ：

• 桜さくらの花はな：薄うすいピンク色いろや白色をベースに、花はなびらのふちや中心ちゅうしんを少すこし濃こいピンクで塗ぬると、立体感りったいかんが出だて本物ほんものらしくなるよ。
• 着物きもの：集あつまっている人ひと々の着物きものは、赤あか、青あお、黄色きいろ、緑みどりなど、カラフルに塗ぬり分わけて、お花見はなみの賑にぎわいを表現ひょうげんしよう。着物きものに桜さくらの模様を描かきたすのも素敵すてきだね。
• お城しろや建物たてもの：白しろや黒くろ、茶色ちゃいろで、重厚じゅうこうな雰囲気ふんいきに塗ぬると、美うつくしい桜さくらとの対比たいひが際立つよ。
• シート：ピクニックシートは、青あおや赤あかなどのチェック柄に塗ぬると、楽たのしそうな雰囲気ふんいきが出だるよ。

立体感りったいかんを出だす塗ぬり方かた：光ひかりと 影かげで 奥行おくゆきを！

桜さくらの木きのボリュームや人ひと々の立体感りったいかんを表現ひょうげんするために、「かげ」と「ひかり」を意識いしきしよう。 かげになる場所ばしょ：

• 桜さくらの木きの幹みきの奥おく、お城しろの屋根やねの下した、着物きものの袖そでの裏うらなど、光ひかりが当あたらない部分ぶぶんに、メインの色いろよりも濃こい色いろで「かげ」をつけて、奥行おくゆきを出だそう。

ひかりが当あたる場所ばしょ：

• 地面じめんの草くさや桜さくらの花はなのてっぺんなど、光ひかりが当あたる部分ぶぶんを明あかるい色いろや白しろで塗ぬると、春はるのキラキラした陽気ようきが表現ひょうげんできるよ。

質感しつかんを 出だそう！

色鉛筆いろえんぴつ：桜さくらの木きの幹みきは、濃こい茶色ちゃいろと薄うすい茶色ちゃいろを混まぜて塗ぬると、ゴツゴツした木きの質感しつかんが出だるよ。花はなびらは、ふんわりと優やさしく塗ぬろう。 人物じんぶつの顔かお：人ひと々の顔かおは肌色はだいろを薄うすく塗ぬり、笑顔えがおが輝かがやくように、頬ほおに少すこしピンク色いろをさしてみよう。

ぬりえを楽たのしむためのヒント！

• 楽たのしい 声こえが 聞きこえてきそう！
  • みんながどんな話をしているか想像そうぞうしながら、それぞれの着物きものを塗ぬってみよう！
• 桜さくらの 絨毯じゅうたん！
  • 地面じめんに、桜さくらの花はなびらが薄うすいピンク色いろでたくさん散ちっている様子ようすを描かき加くわえると、より美うつくしいお花見はなみの景色けしきになるよ！