キングコブラの塗り絵

キングコブラの特徴
世界で一番長い毒ヘビ!キングコブラ!
キングコブラは爬虫類で、毒蛇の中で、世界一からだが長いヘビなんだ。長さはなんと3メートルから4メートルで、大きいものだと5メートル以上にもなるんだ!まるでバスくらいの長さだね。名前の通り、ヘビの王様なんだ。
どこに住んでいるの?
キングコブラは、インドや東南アジアの、山の中にある森で暮らしているよ。木に登ったり、じめじめした場所や落ち葉の中に隠れていたりするんだ。
大きなフードと威嚇のポーズ!
キングコブラのいちばん有名な特徴は、怒ったりビックリしたりしたときに、首の皮を広げて大きく見せる「フード」という部分だよ。フードを広げて体をぐっと持ち上げると、とっても大きくて強そうに見えるんだ。このポーズは、「これ以上近づかないで!」っていうサインなんだよ。この姿勢のまま、ゆっくりと動くこともできるんだ。
何を食べるの?
キングコブラは、なんと他のヘビを食べるのが大好き!毒のあるヘビも平気で食べちゃうんだ。他にも、トカゲなどの爬虫類も食べるよ。ヘビを食べるヘビだから、「キング」という名前がついたのかもしれないね!
強い毒を持っているけど、おとなしい?
キングコブラは、とても強い毒を持っているよ。この毒は、かまれると体の動きが止まってしまう「神経毒」という種類なんだ。でも、キングコブラは自分から人間を襲うことはめったになくて、たいていは逃げようとするんだ。もしも近づきすぎたり、巣に近づいたりすると、身を守るために威嚇してくるから、見かけても近づかないようにしようね。
ヘビなのに巣を作る!
ヘビの仲間では珍しく、キングコブラは落ち葉や小枝を集めて巣を作るんだ。メスのキングコブラは、卵を産んだら、その卵の上に体を乗せて、大切に守るんだよ。卵がかえって赤ちゃんヘビが生まれるまで、ずっと巣のそばで見守り続けるんだ。
赤ちゃんヘビも毒を持っている!
生まれたばかりの赤ちゃんキングコブラは、まだ小さいけれど、生まれたときからお父さんやお母さんと同じくらい強い毒を持っているんだ。でも、親のキングコブラは、赤ちゃんが生まれるとすぐにその場を離れてしまうんだ。もしかしたら、お腹が空いたときに、自分の赤ちゃんを食べてしまわないように、本能的に離れるのかもしれないね。
キングコブラの色を塗るコツ
色の選び方
キングコブラは森の中に住んでいるヘビだから、自然の中の色を想像して塗ってみよう。強いイメージを出せる色や、隠れるのが得意そうな色を選んでみようね。
- 基本的な体の色:緑色(暗い緑、オリーブグリーンなど)、茶色(濃い茶色、黄土色など)、黄色がかった茶色などがキングコブラによく似合うよ。時には、黒っぽい色のキングコブラもいるよ。
- 模様:キングコブラの体には、線や帯のような模様があることが多いよ。体の色よりも少し明るい色(黄色、クリーム色)や、少し濃い色(濃い緑、黒)を使って、模様を表現するとかっこいいよ。
- おなかの色:おなかは、体よりも少し薄い色(白、クリーム色、明るい灰色など)にすると、自然な感じになるよ。
- 目:するどい目は、黄色や金色にすると光って見えるよ。瞳は黒のままでOKだよ。
- 舌:舌は少し赤やピンク色にすると、生きている感じが出るね。
- フードの裏側:フードを広げたときに見える裏側は、体の色と同じでもいいし、少し違う色(明るい色、オレンジがかった色など)にしても面白いね。
するどい質感と力強さを表現しよう!
キングコブラの体は、鱗で覆われているね。この絵では、その鱗の並びが線で描かれているかもしれないよ。それらを意識して塗ると、ヘビらしいぬるぬるとした質感や、力強い体の感じが出せるよ。
- 色鉛筆で塗る場合:力を入れて濃く塗る部分と、力を抜いて薄く塗る部分を使い分けると、立体感と迫力が出るよ。
- クレヨンで塗る場合:少し重ねて塗ることで、体につやが出るように塗るのもいいね。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
キングコブラは地面を這ったり、木の上に登ったりするから、光が当たる場所と、かげになる場所を想像して塗ってみよう。 かげになる場所は、
- 体の下側や、フードの首との境目
- アゴの下や、口の奥
- 体がくねっと曲がってへこんでいる部分
- 背中や体の側面など、光が当たりやすいところは、少し明るい色を残したり、薄い色を塗ったりすると、より立体的に見えるよ。
背景の森を彩ろう!
- 植物:キングコブラは森の中にいるから、たくさんの葉っぱや木、草が描かれているかもしれないね。いろいろな緑色(明るい緑、濃い緑、黄緑など)を使って、森の豊かな感じを出してみよう。
- 土や落ち葉:地面は茶色やこげ茶色で塗ると、本物の森のようになるよ。落ち葉は、オレンジ色や黄色も混ぜると、季節感が出るね。
- 木漏れ日:もし木々の間から光が差し込んでいるような絵だったら、薄い黄色やクリーム色で、光の筋を表現してみるのも素敵だよ。
ぬりえを楽しむためのヒント!
本物のキングコブラの色にこだわらず、きみが想像する「こんなキングコブラがいたら楽しいな!」と思う色に塗っていいんだよ。例えば、全身金色のキングコブラも面白いね!自由に楽しんで塗ってみよう!
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キングコブラ