ジョロウグモの塗り絵
ジョロウグモの特徴
秋によく目立つ大きなクモ
ジョロウグモは、庭や公園、林のふちなどに、大きな巣をはるクモだよ。
夏のあいだは小さくて目立たないけれど、秋になるとメスがぐんと大きくなって、あちこちで見つかるようになるんだ。
メスの体の長さは2〜3センチほどで、長い脚を広げると、もっと大きく見えるよ。
おなかは黄色と青みがかった灰色のしまもよう、脚は黒と黄色のしまもようで、とてもはでな色をしているね。
クモは昆虫ではない
クモは、じつは昆虫のなかまではないんだ。
昆虫の脚は6本だけれど、クモの脚は8本あるよ。
1枚目の塗り絵で、脚を1本ずつ数えてみてね。左右に4本ずつあるよ。
体も、昆虫は頭・胸・おなかの3つに分かれるけれど、クモは頭と胸がひとつになった部分と、おなかの2つなんだ。
クモには、はねも触角もないよ。
脚は、ぜんぶ前の体から出ている
8本の脚は、ぜんぶ、前がわの小さいほうの体から出ているよ。
頭と胸がひとつになったこの部分を、頭胸部というんだ。
大きなおなかからは、脚は1本も出ていないよ。
頭の先にある、短い2本は触肢といって、脚ではなく、えものをさわったり、おさえたりするのに使うんだ。
メスとオスで、大きさがぜんぜんちがう
巣のまん中にいる大きなクモは、メスだよ。
オスの体は、メスの半分より小さく、色も茶色っぽくて地味なんだ。
秋のメスの巣をよく見ると、すみっこに小さなオスがいることがあるよ。
この塗り絵は、2枚ともメスのすがただよ。
3まいがさねの巣
ジョロウグモの巣は、目の細かいあみが1まいと、その前とうしろに、糸をごちゃごちゃにはったあみがある、3まいがさねになっているよ。
糸は少し金色がかっていて、日の光に当たるときらきら光るんだ。
2枚目の塗り絵は、巣にぶら下がっているところを、ななめ横から見たすがただよ。
ジョロウグモは、いつも頭を下にして、巣にとまっているんだ。
巣にかかった虫を食べる
ジョロウグモは、巣にかかったハエやハチ、トンボ、セミなどの虫を食べるよ。
えものがかかると、糸のゆれですぐに気づいて、かけつけるんだ。
ジョロウグモの色を塗るコツ
おなかは、黄色と灰色のしまもよう
おなかの背中は、黄色と、青みがかったうすい灰色のしまもようだよ。
線でかこまれたもようを、黄色と灰色でかわりばんこにぬってみよう。
秋のおわりのメスは、おなかの横や下に赤いもようが出てくるよ。
2枚目の塗り絵では、おなかの横のもようを1つ、赤でぬってみるのもいいね。
脚は、黒と黄色をかわりばんこに
脚は、黒と黄色のしまもようだよ。
脚には、ところどころに区切りの線が入っているね。
区切りごとに、黒、黄色、黒、黄色と、かわりばんこにぬると、本物そっくりになるよ。
黒いところは、まっ黒にぬりつぶさず、こいグレーにすると、線が見えやすいよ。
前の体は、銀色っぽく
脚が出ている前の体は、白っぽい細かい毛でおおわれていて、銀色に見えるよ。
うすいグレーでやさしくぬるか、白いまま残してもきれいだね。
巣をかきたしてみよう
ぬり終わったら、まわりにクモの巣をかきたしてみよう。
黄色や金色の色えんぴつで細い線をかくと、ジョロウグモらしい巣になるよ。
2枚で、見え方のちがいを楽しもう
1枚目は背中がわ、2枚目はななめ横から見たすがただよ。
背中がわのもようは黄色が多め、横から見たおなかはしまが波のようになっているね。
同じクモでも、見る向きでもようがちがって見えるのを、色でたしかめてみよう。
ジョロウグモの豆知識
金色の糸
ジョロウグモの糸は、金色がかった色をしているよ。
英語では、ジョロウグモのなかまを「金色の円いあみをはるクモ」という意味の名前でよぶんだ。
クモの糸は、とても細いのに、同じ太さの鉄の線よりも切れにくいといわれているよ。
目は8こ
クモの目は、ふつう8こあるよ。
ジョロウグモも、頭の前に小さな目が8こならんでいるんだ。
でも、目はあまりよくなくて、巣の糸のゆれを脚で感じとって、えものが来たことを知るよ。
冬は、たまごでこす
メスは、秋のおわりに、木の幹や建物のかべに、白い糸でつつんだたまごのかたまりをうむよ。
親は冬がくると死んでしまい、たまごのまま冬をこすんだ。
次の年の春、たまごから小さな子グモがたくさん出てくるよ。
さわらずに見よう
ジョロウグモは、おとなしいクモで、人をおそうことはないよ。
でも、つかむとかまれることがあるので、さわらずに、そっと観察しようね。
名前のひみつ
「ジョロウグモ」の名前は、はでで美しいすがたから、ついたといわれているよ。
秋の日ざしの中で、金色の巣にとまるすがたは、とてもきれいなんだ。
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ジョロウグモ(背中から)
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ジョロウグモ(横から)
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