シャチ(鯱)の塗り絵

シャチ(鯱)の特徴
海の王者!シャチ!
イルカの仲間の中で一番大きな体をもつ、とっても賢いシャチ。海洋生態系トップの捕食者で天敵がいないシャチは、海の王者と呼ばれているよ。
大きな体とシッポ(尾びれ)!
シャチの体は、オスだと7メートルから9メートル、メスだと5メートルから7メートルくらいの大きさになるよ。とても大きな体で、水の中をスイスイ泳ぎまわるんだ。また、シャチのシッポ(尾びれ)は、骨がないのにとても太くて力持ち!このシッポ(尾びれ)を上下に動かすことで、速く泳いだり、水面からジャンプしたりすることができるんだ。
かしこい頭脳とコミュニケーション!
シャチは、とってもかしこいんだ!仲間たちと協力して、大きな魚や、アザラシ、時にはクジラを捕まえることもあるんだよ。また、シャチは「クリック音」や「ピーピー」という声を出して、仲間とコミュニケーションをとっているんだ。まるで、みんなで会話しているみたいだね。
「オーカ」ってなに?
シャチは英語で「Orca(オーカ)(オルカ)」もしくは「killer whale(キラーホエール)」というんだ。これは、古代ローマの人たちがシャチを「地獄の悪魔」という意味の「オルクス」と呼んでいたことが由来だと言われているよ。シャチは、海の食物連鎖の頂点にいるので、昔の人はおそれていたのかもしれないね。キラーホエールは、クジラ殺しという意味なんだ、恐ろしい名前だね。
どこに住んでいるの?
シャチは、世界のすべての海に住んでいるよ。特に、寒い海や冷たい海に多く暮らしているんだ。みんなで群れを作って、家族といっしょに旅をしながら生活しているよ。社会性がとっても高くてびっくりだね。
真っ黒と真っ白のカッコいい体!
シャチの体は、背中が真っ黒、お腹が真っ白だね。目の上にも白い模様があるのが特徴だよ。この模様は、シャチが獲物に気づかれないようにするのに役立っているんだ。下のほうから見上げると、白いお腹は空の色に溶け込んで見えにくくなるよ。上から見下ろすと、黒い背中は海の色に溶け込んで見えにくくなるんだ。
日本の水族館ではどこで会えるの?
日本でシャチに会える水族館は、今のところ3つしかないんだ。
- 千葉県にある「鴨川シーワールド」
- 愛知県にある「名古屋港水族館」
- 兵庫県にある「神戸須磨シーワールド」
特に、千葉県の鴨川シーワールドの、シャチたちのダイナミックなパフォーマンスは大迫力なんだ。
シャチ(鯱)の色を塗るコツ
色の選び方
シャチは、なんといっても、黒と白のコントラストが一番の特徴だね。この色を上手に使うと、シャチのカッコよさを引き出せるよ。使う色の種類をすくなくすると、より本物のシャチらしくなるね。
- 基本的な体の色:背中は黒をしっかり塗ろう。真っ黒なクレヨンや色鉛筆で、力強く塗ると、シャチの強そうな感じが出るよ。
- おなかの色:おなかは、白のままでOK!もしくは、少しだけ灰色をうすく塗ってもいいよ。
- 目のまわりの白い部分(アイパッチ):アイパッチも、おなかと同じように白か、うすく灰色を塗るといいね。
立体感とつやつや感を出す塗り方
シャチの体は、つるつるしていて、光を反射するんだ。影と光を意識して塗ってみよう!
- 影になる場所:おなかの下や、ひれの付け根、あごの下など、光が当たりにくい場所は、少し濃い灰色で塗ってみよう。そうすると、絵が立体的に見えるよ。
- つやを出す場所:背中の真ん中や、おなかの白い部分など、光が当たっているところは、色を塗らないか、とてもうすく塗ることで、つやつやした感じが出せるよ。
背景の海を彩ろう!
シャチが泳いでいる海は、どんな色かな?いろいろな色で想像してみよう!
- 海の色:青や緑の濃い色を混ぜて塗ると、海の深さが表現できるよ。水の中の泡や、水の波を白で描き加えてもいいね。
- 空の色:空は、水色や青色で塗って、雲を白で描いてもいいし、夕焼けの空をオレンジやピンクで塗るのもきれいだね。
ぬりえを楽しむヒント!
シャチのぬりえは、白と黒だけで塗ることもできるし、背景の色を工夫することで、もっと楽しめるよ。好きな色で、シャチを塗ってみるのもいいし、背景にいろいろな海の生き物を描き足すのも、楽しいね!
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シャチ
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海で飛び跳ねるシャチ