ひな祭りの塗り絵
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ひな祭りの特徴
女の子の 健やかな 成長を 祝う 祭り
ひな祭りは、三月三日の「桃の節句」に行われる、女の子の健やかな成長と幸せを願う、日本の大切なお祝いだよ。
どんな 性質と 象徴?
ひな人形には、女の子の代わりに病気や災いを引き受けてくれる、お守りとしての役割が込められているんだ。
- 身代わり:ひな人形は、女の子に降りかかる悪いことや病気を、代わりに引き受けてくれる人形と考えられているよ。
- 幸せな結婚:一番上の段のお内裏様とお雛様は、幸せな結婚の象徴で、女の子が将来、素敵な家庭を築けるようにという願いが込められているんだ。
- 桃の花:ひな祭りの頃に咲く桃の花は、魔除けの力があると言われているよ。また、長寿や不老不死のシンボルでもあるんだ。
ひな人形の 段飾り
ひな人形は、平安時代の宮廷の様子を表していて、段によって人形の役割が決まっているよ。
- 一段目:お内裏様とお雛様。天皇と皇后を表していて、段飾りの主役だよ。
- 二段目:三人官女。お雛様のお世話をするお付きの女官たちだよ。
- 三段目:五人囃子。楽器を演奏して、お祝いの音楽を奏でる楽団だよ。
ひな祭りの 食べ物
ひな祭りには、縁起の良い特別な食べ物を食べるんだ。
- ひなあられ:四季を表す四色のあられが入っていて、一年中、健やかに過ごせるようにという願いが込められているよ。
- 菱餅:緑、白、ピンクの三色の菱形の餅だね。健康や清浄、魔除けなど、それぞれ良い意味があるんだ。
- ちらし寿司:エビ、豆、レンコンなど、縁起の良い具材を入れて作るよ。
ひな祭りの色を塗るコツ
色の選び方:豪華で 優しい 伝統の色を使おう!
ひな祭りのぬりえは、ひな人形の着物の豪華さと桃の花の優しい色を活かして、華やかで伝統的な色をたくさん使おう。
- 基本の色:赤、ピンク、緑、白、金など、お祝いの色を中心に選ぼう。
モチーフごとの色:
- お内裏様とお雛様:一番豪華に塗ろう。着物の色を、赤や紫、緑など、鮮やかで高貴な色を組み合わせて塗ると、豪華さが出るよ。
- 着物の柄:金色や銀色をアクセントに使うと、格式高い着物に見えるよ。
- 桃の花:背景の桃の花は、ピンク色や薄い赤色でふんわりと塗り、春の優しい陽気を表現しよう。
立体感を出す塗り方:着物の 重ねを 丁寧に!
豪華な着物の重ねや、丸い顔の立体感を表現しよう。 かげになる場所:
- 着物の袖の裏側や座っている段の裏側など、光が当たらない部分に、メインの色よりも濃い色で「かげ」をつけて、奥行きを出そう。
ひかりが当たる場所:
- 人形の顔は、肌色を塗った後、頬や額など光が当たる部分を少し白く残すと、優しい丸みが出るよ。
質感を 出そう!
色鉛筆:着物の細かい模様は、色鉛筆の先を使って丁寧に塗り分けると、豪華な和柄の雰囲気が表現できるよ。 お供え物:菱餅の緑、白、ピンクの三色をはっきり塗り分けると、縁起物らしさが出るよ。
ぬりえを楽しむためのヒント!
- 女の子の 幸せを 願って!
- 塗っている間、人形に悪いことを引き受けてもらうイメージで、幸せな願いを込めながら塗ってみよう!
- 春の 華やかさ!
- 桃の花びらが舞っている様子を、薄いピンクや白で優しく描き加えると、春の華やかさがさらに増すよ!
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ひな祭り
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ひな祭り2
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ひな祭り3