七夕の塗り絵
難易度:

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七夕の特徴
織姫と 彦星が 出会う 星の 祭り
七夕は、七月七日の夜に、織姫と彦星という二つの星が、天の川を渡って年に一度だけ会うという伝説にちなんだ、日本の美しいお祭りだよ。
織姫と 彦星の 物語
- 織姫:天の川の岸辺に住む、機織りの上手な天の神様の娘だよ。
- 彦星:川を挟んだ向かい側に住む、牛の世話をする働き者の若者だよ。
- 出会いと別れ:二人は出会ってすぐに恋に落ちて結婚したけれど、仲が良すぎて、二人とも仕事をしなくなってしまったんだ。
- 神様の怒り:それを見た天の神様(織姫のお父さん)が怒って、天の川の東と西に二人を引き離してしまったんだ。
- 再会:しかし、悲しむ二人のために、「年に一度、七月七日の夜だけ、会うことを許す」という約束がされたんだ。
- 雨の涙:もし七夕の日に雨が降ると、天の川の水かさが増して二人は会うことができず、悲しみの涙だと言われているよ。
どんな 性質と 象徴?
七夕は、願い事や学問・裁縫の上達、そして夜空のロマンを象徴しているよ。
- 願い事:笹の葉に五色の短冊を吊るして、願い事を書くのが七夕のメインイベントだね。この願いが天の神様に届き、叶いますようにと祈るんだ。
- 五色の短冊:短冊に使われる青・赤・黄・白・黒(紫)の五色には、それぞれ「思いやり」「礼儀」「誠実」「正義」「知恵」といった大切な願いが込められているよ。
- 技芸の上達:織姫は裁縫、彦星は農業の神様とされていたことから、裁縫や習字の上達を願う行事でもあるんだ。
七夕飾りの 意味
笹の葉に飾る飾りには、一つ一つに縁起の良い願いが込められているよ。
- 短冊:学問や願い事の上達を願う。
- 吹き流し:織姫の織り糸を表していて、裁縫の上達を願うよ。
七夕の色を塗るコツ
色の選び方:夏の 夜空と 夢を 叶える 鮮やかな 色を使おう!
七夕のぬりえは、夏の夜空の深い色と、飾りの華やかさが伝わるように、青、紫、金、鮮やかな五色をたくさん使おう。
- 基本の色:濃い青や紫(夜空)、金や銀(星)、緑(笹)、五色(短冊や吹き流し)を中心に選ぼう。
モチーフごとの色:
- 夜空:空は、濃い藍色や深い紫色で、夜の雰囲気を出すと、星や飾りが引き立つよ。
- 天の川:天の川の線は、白や銀色、薄い水色で塗ると、キラキラと輝いて見えるよ。
- 短冊と飾り:五色の短冊は、青、赤、黄、白、紫(黒)の五色を使い、ランダムに塗ると華やかになるよ。
- 笹の葉:濃い緑色や青緑色で、瑞々しく塗ると、飾りが映えるよ。
- 人物の浴衣:織姫と彦星をイメージした子どもたちの浴衣は、夏祭りらしい明るい色で塗ると可愛いね。
立体感を出す塗り方:光と 影で 幻想的な 雰囲気を!
夏の夜の幻想的な雰囲気と、短冊や飾りの立体感を表現しよう。 かげになる場所:
- 笹の葉の奥、提灯の下側、人物の着物のひだなど、光が当たらない部分に、メインの色よりも濃い色で「かげ」をつけて、夜の深みを出そう。
ひかりが当たる場所:
- 星や月、提灯は、周りを明るい黄色や白で塗ると、夜空で輝いている様子が表現できるよ。
質感を 出そう!
色鉛筆:笹の葉は、細い線を重ねてシャープに塗ると、風に揺れる様子が伝わるよ。提灯の紙は、薄い色で塗ると、光が透けているような質感が出るよ。
ぬりえを楽しむためのヒント!
- 願い事を 込めよう!
- 短冊の空いているスペースに、きみの願い事を鉛筆で書き加えてから、色を塗ってみよう!
- 天の川を 描こう!
- 白や黄色のペンや色鉛筆で、天の川のまわりに**
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七夕
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七夕2
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七夕3