梅雨の塗り絵

難易度:
~

梅雨の特徴(とくちょう)

雨(あめ)の 恵(めぐ)みと 紫陽花(あじさい)が 美(うつく)しい 季節(きせつ)

梅雨(つゆ)は、初夏(しょか)に雨(あめ)の日が多くなる、日本(にほん)の独特(どくとく)な気候(きこう)のことだよ。この雨(あめ)のおかげで、田んぼに水がたまったり、植物(しょくぶつ)が育(そだ)ったりする、大切(たいせつ)な恵(めぐ)みの雨(あめ)の季節(きせつ)なんだ。

どんな 性質と 象徴(しょうちょう)?

梅雨(つゆ)は、雨(あめ)が多くて少(すこ)しじめじめするけれど、自然(しぜん)の恵(めぐ)みや情緒(じょうちょ)を象徴(しょうちょう)する大切(たいせつ)な季節(きせつ)だよ。

  • 恵(めぐ)みの雨(あめ):田んぼの稲を育(そだ)てるために、とても重要な雨(あめ)だよ。この時期(じき)の雨(あめ)があるからこそ、秋(あき)に豊(ゆた)かなお米が実るんだ。
  • 紫陽花(あじさい):梅雨(つゆ)の時期(じき)に咲く代表的な花(はな)だね。水辺(みずべ)や雨(あめ)がよく似合(あ)う、優(やさ)しくて美(うつく)しい花(はな)だよ。
  • カエルとカタツムリ:雨(あめ)が降(ふ)ると、カエルが元気(げんき)に鳴(な)き出(だ)したり、カタツムリが葉(は)っぱの上(うえ)をゆっくり進んだり、梅雨(つゆ)の生(い)き物(もの)たちが活躍(かつやく)し始(はじ)めるよ。
  • 情緒(じょうちょ):雨(あめ)が降(ふ)る様子(ようす)や、しっとりとした庭園(ていえん)の景色(けしき)は、日本(にほん)の美(うつく)しさや静(しず)かな雰囲気(ふんいき)を象徴(しょうちょう)しているよ。

梅雨(つゆ)の 過ごし方(かた)

雨(あめ)の日の過ごし方(かた)にも、梅雨(つゆ)ならではの楽(たの)しみがあるね。

  • 傘(かさ):雨(あめ)が降(ふ)っているから、お気に入(はい)りの傘(かさ)や長靴(ながぐつ)を使(つか)ってお出(だ)かけするのも楽(たの)しいね。
  • 屋内(おくない)の遊(あそ)び:外で遊(あそ)べない分(ぶん)、家の中で読書(どくしょ)をしたり、絵(え)を描(か)いたり、家族(かぞく)とゆっくり過ごす時間(じかん)が増(ふ)えるよ。
  • 庭園散策(ていえんさんさく):雨(あめ)に濡(ぬ)れた紫陽花(あじさい)や苔(こけ)が、いつも以上(いじょう)に生(い)き生(い)きと美(うつく)しく見(み)えるから、庭園(ていえん)などを散策(さんさく)するのも楽(たの)しみの一つだよ。

梅雨の色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

色(いろ)の選(え)び方(かた):水に 濡(ぬ)れた 瑞々(みずみず)しい 色(いろ)を使(つか)おう!

梅雨(つゆ)のぬりえは、雨(あめ)のしっとりした空気(くうき)と、紫陽花(あじさい)の美(うつく)しい色(いろ)を活かして、青(あお)や紫(むらさき)を基調とした、瑞々(みずみず)しい色(いろ)をたくさん使(つか)おう。

  • 基本(きほん)の色(いろ):青(あお)、水色(みずいろ)、紫(むらさき)(紫陽花(あじさい))、緑(みどり)(葉(は)っぱやカエル)、灰色(はいいろ)(雨(あめ))を中心(ちゅうしん)に選(え)ぼう。

モチーフごとの色(いろ):

  • 紫陽花(あじさい):紫陽花(あじさい)は、土(つち)の酸性度(さんせいど)で色(いろ)が変(か)わり、青(あお)、紫(むらさき)、ピンク、白(しろ)など、様々(さまざま)な色(いろ)があるよ。好(す)きな色(いろ)を選(え)んで、一輪(いちりん)ずつ色(いろ)を変(か)えて塗(ぬ)ってみるのも楽(たの)しいね。
  • 葉(は)っぱ:雨(あめ)に濡(ぬ)れて濃(こ)い緑色になっている様子(ようす)を、濃(こ)い緑(みどり)と深(ふか)い青緑(あおみどり)を混(ま)ぜて塗(ぬ)ると、瑞々(みずみず)しさが表現(ひょうげん)できるよ。
  • カエル:緑色や黄緑色で元気(げんき)よく塗(ぬ)ろう。おなかの下(した)を少(すこ)し薄(うす)い色(いろ)にすると、カエルの丸(まる)みが強調(きょうちょう)されるよ。
  • 雨(あめ):雨(あめ)の線(せん)は、水色(みずいろ)や薄(うす)い灰色(はいいろ)で、斜(なな)めに優(やさ)しく塗(ぬ)ると、雨(あめ)が降(ふ)っている様子(ようす)が伝(つた)わるよ。
  • 家屋(かおく):古(ふる)い日本家屋(にほんかおく)は、茶色(ちゃいろ)や灰色(はいいろ)を使(つか)い、落(お)ち着いた雰囲気(ふんいき)に塗(ぬ)ると、景色(けしき)が引(ひ)き締まるよ。

立体感(りったいかん)を出(だ)す塗(ぬ)り方(かた):光沢(こうたく)と 濡(ぬ)れた 質感(しつかん)を!

雨(あめ)に濡(ぬ)れた光沢(こうたく)や、花(はな)の丸(まる)みを表現(ひょうげん)するために、「かげ」と「ひかり」を意識(いしき)しよう。 かげになる場所(ばしょ):

  • 花(はな)と花(はな)の隙間(すきま)、葉(は)っぱの裏側(うらがわ)、石灯籠(いしどうろう)の奥(おく)など、光(ひか)が当(あ)たらない部分(ぶぶん)に、メインの色(いろ)よりも濃(こ)い青(あお)や濃(こ)い緑(みどり)で「かげ」をつけて、奥行(おくゆ)きを出(だ)そう。

ひかりが当(あ)たる場所(ばしょ):

  • 雨(あめ)に濡(ぬ)れた石(いし)や葉(は)っぱのてっぺんに、白(しろ)い点(てん)や明(あ)るい水色(みずいろ)を塗(ぬ)ると、水滴(すいてき)がキラキラ光(ひか)っているように見(み)えるよ。

質感(しつかん)を 出(だ)そう!

色鉛筆(いろえんぴつ):紫陽花(あじさい)の花(はな)は、丸(まる)い形(かた)を意識(いしき)して、くるくる円(えん)を描(か)くように塗(ぬ)ると、ボリューム感が出(だ)るよ。 カタツムリ:殻(から)は茶色(ちゃいろ)や黄色(きいろ)で、ツヤツヤした質感(しつかん)が出(だ)るように、光(ひか)の当(あ)たる部分(ぶぶん)を白(しろ)く残(のこ)すように塗(ぬ)ってみよう。

ぬりえを楽(たの)しむためのヒント!

  • 雨(あめ)の 音(おと)を 楽(たの)しもう!
    • 塗(ぬ)っている間(ま)、雨(あめ)の音(おと)やカエルの鳴(な)き声(こえ)を想像(そうぞう)しながら、しっとりとした雰囲気(ふんいき)を込(こ)めて塗(ぬ)ってみよう!
  • 雲(くも)の 表情(ひょうげん)を 描(か)こう!
    • 雲(くも)の絵(え)は、好(す)きな色(いろ)で塗(ぬ)って、雨(あめ)が降(ふ)っているけれど優(やさ)しい表情(ひょうげん)になるように、頬(ほお)をピンク色(いろ)などにしても可愛(かわい)いね!

梅雨の豆知識(まめちしき)

なぜ「梅の雨(あめ)」という漢字を書(か)くの?

梅雨(つゆ)は漢字で「梅の雨(あめ)」と書(か)くよね。これは、ちょうど梅の実が実って熟す時期(じき)にたくさんの雨(あめ)が降(ふ)ることから付(つ)けられたと言われているんだ。他にも、カビ(黴)が生(い)えやすい時期(じき)だから、もともとは「黴雨」と書かれていたという説もあるんだよ。

雨(あめ)がずーっと続く不思議な理由(りゆう)

天気予報でよく聞(き)く「梅雨前線」は、北にある冷たい空気(くうき)と南にある暖かい空気(くうき)が激しくぶつかり合ってできた巨大な雲(くも)の帯なんだ。お互いのパワーが同じくらいだから、どちらも譲らずに同じ場所(ばしょ)でじっと止まるため、雨(あめ)の日が何日も続くんだよ。

梅雨(つゆ)があるのは日本(にほん)だけじゃない?

梅雨(つゆ)は日本特有のものと思われがちだけれど、実は中国の南部や韓国、台湾など、東アジアのいくつかの国にも同じような雨(あめ)の季節(きせつ)があるんだ。でも、ヨーロッパやアメリカなどには梅雨(つゆ)はないから、世界的に見(み)るととても珍しい気候(きこう)なんだよ。

生(い)き物(もの)や農作物にとっては「恵(めぐ)みの雨(あめ)」

ジメジメしてお出(だ)かけしにくい梅雨(つゆ)だけど、自然界にとってはなくてはならない大切(たいせつ)な季節(きせつ)なんだ。カエルやカタツムリが元気(げんき)に動き回り、私たちが毎日(まいにち)食(た)べるお米の赤(あか)ちゃん(稲)がすくすく育(そだ)つための大切(たいせつ)な水分を蓄える時間(じかん)なんだね。