帆船 日本丸の塗り絵
帆船 日本丸の特徴
風の力で進む大きな船
日本丸は、エンジンではなく、帆に風を受けて進む大きな帆船だよ。
1930年に生まれた船で、船の仕事をする人を育てるための練習船として使われてきたんだ。
長さは約97メートル。4本の高いマストが立っていて、いちばん高いマストは、ビルの14階くらいの高さがあるよ。
白い船体と、白い帆を広げた美しいすがたから、「太平洋の白鳥」とよばれてきたんだ。
地球45周分の航海
日本丸は、1984年に引退するまでの54年間で、地球を約45周する長い距離を航海したよ。
この船で練習をして、船乗りになった人は、1万人以上もいるんだ。
いまは、神奈川県横浜市のみなとみらいにある、船をおさめるためのドックの中に、大切に残されているよ。
国の重要文化財にもなっているんだ。
船が水の上にうかんだまま残されている、とてもめずらしい文化財なんだよ。
29枚の帆を広げる「総帆展帆」
日本丸には、全部で29枚の帆があるよ。
年に10回ほど、ボランティアの人たちがマストにのぼって、すべての帆を広げる総帆展帆が行われるんだ。
白い帆がいっぱいに広がったすがたは、とても大きくて、まわりのビルにも負けないくらい迫力があるよ。
3枚の塗り絵
1枚目は、帆をたたんだ日本丸のすがた。4本のマストと、横にのびる帆げた、たくさんのロープがよくわかるね。背景がないので、船のぬり分けに集中できるよ。
2枚目は、総帆展帆の日本丸と、うしろにそびえる横浜のビル。
3枚目は、船首から見上げた総帆展帆のすがたで、ななめにつき出た帆柱と網、いかりの鎖まで細かく描いた細密画なんだ。
どの絵も、本物の写真をもとに描いているよ。
横浜の港の名所
日本丸が残されているみなとみらいは、横浜の港の名所がたくさん集まる場所だよ。
近くには、横浜赤レンガ倉庫もあるんだ。
日本丸の中に入って、船員さんがくらした部屋や、船を動かした場所を見学することもできるよ。
ドックの横には、海や港のことを学べる横浜みなと博物館もあるんだ。
帆船 日本丸の色を塗るコツ
白い船体と、オレンジのマスト
日本丸の船体は白。ぬらずに残すか、うすい灰色やうすい水色でかげをつけよう。
マストと帆げたは、本物と同じオレンジや黄土色でぬると、日本丸らしくなるよ。
船首のうずまきの飾りは金色や黄色、船底のふちは赤茶色にしてね。
白い帆を、白く見せるコツ
2枚目と3枚目の帆は白いので、ぬらずに残してもいいよ。
帆のふくらんだところのかげに、うすい灰色やクリーム色を少しのせると、風を受けてふくらんでいるように見えるんだ。
空と海は、青のグラデーション
空は水色、海は青や青緑でぬろう。
空の上のほうをこく、下のほうをうすくすると、晴れた日のすっきりした空になるよ。
1枚目の水面は、波の線にそって青をのせてね。
ビルと木
うしろのビルは、灰色やうすい水色でぬって、窓のところどころに青を入れると、ガラスに空がうつっているように見えるよ。
左の木は緑と黄緑でぬり分けてね。
船が主役なので、ビルは少しうすめにぬるのがコツなんだ。
救命ボートとロープ
船のわきにある救命ボートは、目立つオレンジでぬろう。
たくさんのロープは、全部ぬらなくても大丈夫。細い線のまま残すと、すっきりした絵になるよ。
いかりの鎖はこい灰色や黒でぬると、ずっしりと重そうに見えるんだ。
帆船 日本丸の豆知識
帆をあやつるのは人の力
帆船の帆は、マストの上にのぼった人が、手で広げたり、たたんだりするよ。
ロープを引くのも、人の力なんだ。
みんなで力を合わせないと、大きな帆船は動かせない。だから、練習船で、チームワークを学んだんだよ。
姉妹船の海王丸
日本丸には、同じ年に生まれた海王丸という姉妹船がいるよ。
海王丸は、いまは富山県の射水市にある海王丸パークに残されていて、こちらも総帆展帆を見ることができるんだ。
いまは、2代目の日本丸と海王丸が、練習船として世界の海を航海しているよ。
マストの名前
帆船のマストには、前から順番に名前がついているよ。
日本丸の4本のマストは、前からフォア、メイン、ミズン、ジガーとよばれるんだ。
帆船の速さ
日本丸は、強い風を受けると、時速20キロメートルくらいの速さで走ることができたよ。
風がないときのために、エンジンも積んでいたんだ。
帆とエンジンを使い分けながら、世界中の港を回ったよ。
マストのぼり
練習生は、ロープでできたはしごをのぼって、高いマストの上で帆をあつかう練習をしたよ。
ゆれる船の上でのぼるのは、とても勇気がいることなんだ。
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帆をたたんだ日本丸
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総帆展帆の日本丸
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船首から見上げた日本丸(細密)
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