アウロルニス シュイ

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アウロルニス シュイ

アウロルニス シュイの特徴

恐竜きょうりゅうからとりへの橋渡はしわたし!羽毛恐竜、アウロルニス シュイ!

アウロルニス シュイは、まるでとりのような羽毛うもうをもっていた、小さな恐竜きょうりゅうだよ。恐竜きょうりゅうとりへと進化しんかしていく、とっても大切たいせつ時期じきに生きていたと考えられているんだ。この恐竜きょうりゅう研究けんきゅうから、とり祖先そせん恐竜きょうりゅうだった、ということがますますはっきりしてきたんだよ。

いつの時代じだいにいたの?

アウロルニス シュイは、今から約1億6000万年前の「ジュラ」という時代じだいに生きていたんだ。この時代じだいは、大きな恐竜きょうりゅうたちが地球上ちきゅうじょうでたくさん活躍かつやくしていた頃で、同時に、羽毛うもうをもつ小さな恐竜きょうりゅうたちが現れ始めた、とても面白い時代じだいなんだね。

とっても小さいからだ

アウロルニス シュイは、からだがとっても小さかったんだ。

  • 体長たいちょうは、しっぽをのぞくと、だいたい50センチメートルくらいだったと考えられているよ。これは、今のニワトリさんと同じくらいの大きさだね!

羽毛うもうだらけのからだ

アウロルニス シュイのいちばんの特徴とくちょうは、その体全体からだぜんたい羽毛うもうに覆われていたことだよ。あしにも羽毛うもうが生えていたことがわかっているんだ。これは、まるで今のとりさんみたいだね。この羽毛うもうは、飛ぶためではなく、からだを温めたり、いろを使って仲間なかまとコミュニケーションをとったりするのに使われたと考えられているよ。

細長ほそながいしっぽ!

アウロルニス シュイのしっぽは、とっても細くて長かったんだ。しっぽのさきには、羽毛うもうのふさのようなものがあったと考えられているよ。このしっぽは、バランスをとるのに役立っていたのかもしれないね。

するどいとツメ!

アウロルニス シュイの口には、小さなするどいがたくさん生えていたんだ。手足てあしゆびには、するどいツメももっていたよ。これは、小さな昆虫こんちゅうや、トカゲの仲間なかまなどを捕まえて食べるのに使っていたと考えられているね。

アウロルニス シュイの 名前は?

アウロルニス シュイは、英語だと「Aurornis xui」と書くよ。「アウロルニス」は、ラテン語の「アウロラ」と、ギリシャ語の「オルニス」という言葉ことばが合わさってできたんだ。「アウロラ」は「夜明よあけ」という意味いみで、「オルニス」は「とり」という意味いみだよ。つまり、「夜明よあけけのとり」という意味いみになるんだね。これは、アウロルニスが、とり進化しんか歴史れきしの始まりを教えてくれる、とても大切たいせつ存在そんざいであることを表しているんだ。そして、「シュイ」は、この恐竜きょうりゅう化石かせきを見つけた研究者の名前からつけられたんだよ。

とり最古さいこ祖先そせんかも?

アウロルニス シュイは、これまで一番古いとり仲間なかまだと考えられてきた「始祖鳥(しそちょう)」よりも、さらに古い地層ちそう(ちそう)から化石かせきが見つかっているんだ。このことから、アウロルニス シュイが、鳥類ちょうるいの最も古い祖先そせん(そせん)にあたるのではないか、というせつも出ているんだよ。恐竜きょうりゅうとりへと進化しんかしていく、とても大切たいせつがかり(てがかり)になる発見なんだね。

化石かせきは どこで見つかったの?

アウロルニス シュイの化石かせきは、中国の遼寧省で見つかっているんだ。この地域ちいきは、羽毛恐竜の化石かせきがたくさん見つかることで有名ゆうめいで、恐竜きょうりゅうからとりへの進化しんかなぞを解くための、とても大切たいせつ場所ばしょなんだよ。

アウロルニス シュイを塗るコツ

いろの選び方:とりのような羽毛うもうを彩るいろを選ぼう!

アウロルニス シュイは、羽毛うもうをもつ小さな恐竜きょうりゅうだから、今のとりさんを参考さんこうにして、自由ないろで塗ってみよう!もりの中に隠れるような自然しぜんいろもいいし、カラフルないろも楽しいね。

  • 基本的なからだいろ茶色ちゃいろ(明るい茶色ちゃいろ、赤茶色、こげ茶色ちゃいろなど)、灰色はいいろ(薄い灰色はいいろ、濃い灰色はいいろなど)、または緑色(くすんだ緑、オリーブいろなど)も似合うよ。これらのいろを何色か組み合わせて、まだら模様もようにしたり、グラデーションにしたりするのも面白いね。
  • 羽毛うもういろからだいろと同じいろ濃淡のうたんをつけてもいいし、鮮やかないろ(赤、オレンジ、青など)をポイントで入れて、おしゃれなとりのようにするのも楽しいよ。
  • おなかのいろ:おなかは、からだよりも少し薄いいろ(明るいベージュ、クリームいろなど)にすると、ふっくらした感じかんじが出て、よりかわいく見えるよ。
  • :するどいつきだから、黄色きいろやオレンジいろにすると、ひかりって見えてかっこいいよ。ひとみくろでしっかり描こう。
  • クチバシ:少しカーブしたクチバシは、茶色ちゃいろ灰色はいいろ黄色きいろなどにすると、本物ほんものっぽく見えるね。
  • あしとツメ:しっかり地面じめんを歩くためのあしとツメは、灰色はいいろくろ、焦げ茶色ちゃいろにすると力強ちからづよく見えるよ。

ふわふわの羽毛うもうを表現しよう!

アウロルニス シュイのからだにはたくさんの羽毛うもうが描かれているから、このせんをヒントに、ふわふわした羽毛うもう感じかんじを表現してみよう。

  • 色鉛筆いろえんぴつで塗る場合:羽毛うもうせんにそって、細かく短いせんを重ねて塗ると、ふわふわした感じかんじが出るよ。羽毛一枚一枚のいろの濃さを少しずつ変えると、立体的に見えるね。
  • クレヨンで塗る場合:あまり力を入れずに、やさしく短いせんで塗ると、羽毛うもう柔らかやわらかさを表現できるよ。

立体感りったいかんを出す塗り方ぬりかた:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!

アウロルニス シュイの小さなからだにも、ひかりが当たるところと、かげになる場所ばしょがあるよ。 かげになる場所ばしょ

  • あごの下や、おなかの下側したかわ
  • 手足てあしの付け根や、羽毛うもうの重なっている部分ぶぶん
  • こういったところに、メインのいろより少し濃いいろを塗ると、もっこりした立体感りったいかんが出るよ!
  • 背中せなかあたまのてっぺんなど、ひかりが当たりやすいところは、少し明るいいろを残したり、薄いいろを塗ったりすると、より立体的に見えるよ。

ぬりえを楽しむためのヒント!

  • 自由に表現しよう
    • 本物ほんものいろにこだわらず、きみの「こんなアウロルニス シュイがいたら楽しいな!」と思ういろに塗っていいんだよ。カラフルなアウロルニス シュイもかわいいね!
  • 背景を描き加えてみよう
    • アウロルニス シュイが暮らしていたもりや木のえだ地面じめんくさなどを描き加えると、もっとが生き生きするよ!空を飛んでいるとりや、他の小さな恐竜きょうりゅうを描き加えても楽しいね。