ミスジマイマイの塗り絵
ミスジマイマイの特徴
名前と 英名の ひみつ
ミスジマイマイは、漢字で「三筋蝸牛」と書きます。その名前の通り、殻の表面に三本の茶色い筋(色帯)が入っているのが最大の特徴です。「マイマイ」とは、カタツムリの古い呼び方なんだよ。 英語では「Land snail」の一種として扱われますが、学名の「Euhadra peliomphala」という名前で世界中の研究者に知られています。
いつの 時期に 見れるの?
ミスジマイマイが一番元気に活動するのは、梅雨の時期にあたる6月から7月ごろです。
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雨が降って空気がしっとりしている日が大好きで、アジサイの葉っぱや森の木の上で見かけることが多いよ。
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暑すぎる夏や寒い冬は、殻の中に閉じこもって、お休み(休眠)をして過ごすんだ。
どこに 住んでいるの? 見れる 地域
主に関東地方やその周りの地域にたくさん住んでいる、日本固有のカタツムリです。
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公園の生垣、神社の森、薄暗い林の中など、少し湿り気のある場所を探すと見つけやすいよ。
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関東で見られるカタツムリの中では最大級の大きさで、ずっしりとした存在感があるんだ。
なにを 食べているの?
ミスジマイマイは、植物を食べる草食に近い仲間だよ。
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落ち葉やしおれた花、キノコ、石に生えた苔などを食べるんだ。
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面白いことに、自分の殻を強くするためにコンクリートや石灰岩をかじって、カルシウムを補給することもあるんだよ!
どれくらい 生きるの? 寿命
ミスジマイマイの寿命は、だいたい3年から5年くらいと言われているよ。
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カタツムリの中では比較的長生きな方で、毎年少しずつ殻を大きくしながら成長していくんだ。
最大の特徴! 殻にある「三本の 筋」
ミスジマイマイを見分ける一番のポイントは、殻にある模様だよ。
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殻の渦巻きに沿って、はっきりとした三本の茶色い線が入っているんだ。
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個体によっては、この筋が薄かったり、逆に繋がって太く見えたりすることもあるけれど、この「三本」が基本のスタイルなんだよ。
カタツムリの 目の 場所
お顔から伸びている、長い「つの」の先をよく見てみて。
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長いつの(大触角)の先端にある黒い点が目なんだ。明るいか暗いかを感じることができるよ。
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その下にある短いつの(小触角)は、匂いや味、手触りを感じるための大切なセンサーなんだよ。
殻の 向きと 形
ミスジマイマイの殻は、ほとんどが「右巻き」だよ。
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殻の頂点を上にして見たとき、入り口が右側にあるのが右巻きなんだ。
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殻は少し平べったい形をしていて、成長すると直径が4センチくらいになることもある、立派なカタツムリなんだよ。
雨が 大好き! 水分の ひみつ
カタツムリの体はとっても乾きやすいんだ。
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だから、体からヌルヌルした粘液を出して、乾燥から身を守っているよ。
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雨の日に活発になるのは、湿気がたっぷりで体が乾く心配がないからなんだね。
ミスジマイマイの色を塗るコツ
殻の 模様と 色を 塗り分けよう
ミスジマイマイの一番かっこいいところ、殻の筋を丁寧に塗ってみよう。
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基本の色:殻全体は、少し黄色みがかった「クリーム色」や「薄い茶色」で塗ってみて。
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三本の筋:ここがポイント!「濃い茶色や黒に近い茶色」を使って、渦巻きに沿ってはっきりと線を引くと、一気にミスジマイマイらしくなるよ。
ヌルヌル・しっとりした 体の 質感
カタツムリの体(軟体部)は、少し透明感があるのが特徴だよ。
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色の選び方:「薄いグレー」や「ベージュ」、「白」を使って、優しく塗ってみよう。
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ツヤをだす:背中のあたりを少し白く塗り残したり、最後に白いペンでチョンと光を入れたりすると、雨に濡れて光っている感じが出るよ!
葉っぱの 葉脈を 丁寧に 塗ろう
今回の塗り絵には、ミスジマイマイが大きな葉っぱの上を歩いている様子が描かれているね。
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葉っぱの色:「明るい緑」や「深緑」を使い分けて、葉っぱに深みを出してみよう。
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葉脈:葉っぱの筋を、少し濃い緑でなぞるように塗ると、葉っぱのリアリティがアップして、上に乗っているカタツムリがもっと引き立つよ。
立体感を 出して 丸みを 表現
殻は丸いボールのような形をしているよね。
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かげの入れ方:殻の渦が重なっている部分や、体の下の地面に近い部分に、少しだけ「グレーや濃い茶色」で影を入れてみて。
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そうすると、絵の中からカタツムリが浮き出してきたような、立体的な作品になるよ!
背景を 工夫して 梅雨の 雰囲気に
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雨の表現:空いているところに、水色の色鉛筆で斜めに細い線を引いて「雨」を描き足してみよう。
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アジサイを 添える:お花の形を描き加えて、むらさき色や青色で塗ると、より季節感が伝わる素敵な一枚になるね。
三本の筋がチャームポイントのミスジマイマイ。きみの自由な色使いで、雨の日が楽しくなるような作品に仕上げてあげてね!
ミスジマイマイの豆知識
名前の由来は「3本のしま模様」
ミスジマイマイの殻には、ぐるぐると渦を巻くように「3本の黒っぽいしま模様(筋)」が入っていることが多いんだ。この特徴的な模様を持っていることから、「ミスジ(三筋)」という名前が付けられたんだよ。
実は模様がない仲間もいる!?
基本は3本のしま模様だけれど、住んでいる場所や遺伝によって、「模様が全くないもの」や「1本や4本の筋があるもの」など、色々なバリエーションの仲間がいるんだ。同じ名前のカタツムリなのに、見た目が違うなんてとっても面白いね。
殻を丈夫にする秘密のごちそう
カタツムリの立派な渦巻き模様の殻を作るためには、「カルシウム」という栄養がたっぷり必要なんだ。だから、自然の中にある石だけでなく、人間の街にある「コンクリートの壁」にくっついて、表面を少しずつ削って食べることもあるんだよ。
晴れの日はどこにいるの?
カタツムリは乾燥が大の苦手なんだ。だから、雨が降っていない晴れの日や空気が乾燥している時は、「殻の奥に閉じこもって」入り口に薄い膜を張り、大切な水分が逃げないようにしてじっとお休みしているんだよ。
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ミスジマイマイ
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葉っぱとミスジマイマイ
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