エレファスゾウカブトの塗り絵のお手本

お手本(てほん)の色(いろ)とコツを見(み)ながら塗(ぬ)ってみよう!

  • エレファスゾウカブト1のお手本

    色(いろ)塗(ぬ)りのコツ

    ビロードのような毛並(けな)みを短(みじか)いタッチで表現(ひょうげん)する

    エレファスゾウカブトの最大(さいだい)の特徴(とくちょう)は、全身(ぜんしん)を覆う細かな毛(け)(微毛(ほのけ))の質感(しつかん)です。

    • 全体(ぜんたい)を均一(きんいつ)にベタ塗(ぬ)りするのではなく、黄土色(おうどいろ)や明(あか)るい茶色(ちゃいろ)、黄色(きいろ)を使(つか)い、色鉛筆(いろえんぴつ)の芯を少(すこ)し尖(とが)らせて「短(みじか)い線(せん)」を何本も重(かさ)ねるように塗(ぬ)ります。

    • 背中(せなか)の輪郭(りんかく)や前胸背板のまわりにこの細かなタッチを意識(いしき)して残(のこ)すことで、ゾウカブトらしいふさふさとした温かみのある質感(しつかん)が生(う)まれます。

    毛(け)が擦り切れた甲殻のツヤとコントラストを出す

    活発に動(うご)くゾウカブトは、背中(せなか)の中央(ちゅうおう)や頭部の突起など、こすれやすい部分(ぶぶん)の毛(け)が落(お)ちて下地の黒(くろ)っぽい甲殻が露出(だ)します。

    • この露出(だ)した部分(ぶぶん)は、深(ふか)いこげ茶色(ちゃいろ)や黒(くろ)をしっかりと濃(こ)く塗(ぬ)り込(こ)み、光(ひかり)が反射する白(しろ)いハイライトを滑らかに残(のこ)しましょう。

    • 周囲のふさふさした黄土色(おうどいろ)の毛並(けな)みと、ツルッとした暗(くら)い甲殻のツヤを隣(となり)り合(あ)わせることで、質感(しつかん)のコントラストが劇的に高まり本物(ほんもの)らしさが跳ね上(うえ)がります。

    太(ふと)い角(かく)と力強(ちからづよ)い脚のパーツを引(ひ)き締める

    ゾウの鼻(はな)のように優(やさ)しく湾曲した太(ふと)い角(かく)や、がっしりとした脚は、硬さを意識(いしき)して塗(ぬ)り分けます。

    • 角(かく)のカーブに沿ってなだらかなグラデーションを作り、光(ひかり)の当たる上側(うえがわ)を明るく、下側(したがわ)を濃(こ)い黒(くろ)で引(ひ)き締めることで太(ふと)さと立体感(りったいかん)が強調されます。

    • 脚の節や鋭(するど)いトゲの輪郭(りんかく)をクッキリと描(か)き、大(おお)きな体(からだ)を支えて木(き)にしがみつく力強さを表現(ひょうげん)します。

    苔と木肌が複雑に混(ま)ざり合(あ)う色彩を作る

    カブトムシが止まっている太(ふと)い幹(みき)は、茶色一色にせず複数(ふくすう)の色(しょく)をランダムに重(かさ)ねて深みを出(だ)します。

    • 茶色(ちゃいろ)やこげ茶色(ちゃいろ)で木(き)の縦の流(なが)れやゴツゴツとした溝を描いたあと、その隙間に緑色(みどりいろ)や黄緑色(みどりいろ)を優(やさ)しく重(かさ)ねて苔を表現(ひょうげん)します。

    • あえてきれいに塗(ぬ)りつぶさず、色鉛筆(いろえんぴつ)のざらざらとしたかすれを活かすことで、自然界にある大木のリアルな乾いた質感(しつかん)が再現(さいげん)できます。

    体(からだ)の下(した)に強(つよ)い落とし影(かげ)を入(い)れて重量感を出す

    ヘビー級(きゅう)の巨体(きょたい)を持つゾウカブトだからこそ、地面(じめん)や木(き)に落とす影(かげ)の表現(ひょうげん)が非常(ひじょう)に重要です。

    • お腹(なか)の下(した)や、大木に触れている脚の付け根のキワに、最も暗(くら)い焦げ茶や黒(くろ)でクッキリとした「落とし影(かげ)」を入(い)れます。

    • 木肌にこの強(つよ)い影(かげ)が落(お)ちることで、ゾウカブトの丸(まる)く大(おお)きな体(からだ)が立体的(りったいてき)に浮かび上(うえ)がり、大木にどっしりと這い回(まわ)る圧倒的(あっとうてき)な存在感が生(う)まれます。

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  • エレファスゾウカブト2のお手本

    色(いろ)塗(ぬ)りのコツ

    漆黒の重厚感を引(ひ)き出すベースの重(かさ)ね塗(ぬ)り

    毛(け)が禿げたゾウカブトの体(からだ)は、ただ黒一色で塗(ぬ)りつぶすだけでは平坦になってしまいます。

    • ベースの段階で深(ふか)い焦げ茶色(ちゃいろ)や濃(こ)い紫(むらさき)、インディゴブルーなどを薄く仕込んでおきましょう。

    • その上(うえ)から黒(くろ)をしっかりと重(かさ)ねていくことで、単調ではない、昆虫(こんちゅう)の体液や甲殻の厚(あつ)みを感(かん)じさせる「深みのある黒(くろ)」が表現(ひょうげん)できます。

    強(つよ)い光沢(こうたく)(ハイライト)による硬質なツヤの表現(ひょうげん)

    プラスチックやエナメルのようなピカピカとした硬(かた)い光沢感を出すには、光(ひかり)と影(かげ)の強(つよ)いコントラストが重要です。

    • 前胸背板(胸(むね)のパーツ)や背中(せなか)(上翅(じょうし))の最も高くなっている部分(ぶぶん)に、光(ひかり)が反射する「白(しろ)いハイライト」を大(おお)きめに、クッキリと塗(ぬ)り残(のこ)します。

    • ハイライトの輪郭(りんかく)のキワを最も濃(こ)い黒(くろ)で一気(いっき)に引(ひ)き締め、そこから外側(そとがわ)へとなめらかにグラデーションさせることで、鏡のように周囲を映し出す美(うつく)しいツヤが強調されます。

    わずかに残る微毛(ほのけ)をアクセントにする

    完全にツルツルにするのではなく、ゾウカブトの名残を少(すこ)しだけプラスするのがリアルに見(み)せる隠し味です。

    • 首回りや前胸背板の下側(したがわ)の縁などに、ほんの少(すこ)しだけ黄土色(おうどいろ)やオレンジ色(しょく)をチョンチョンと優(やさ)しく乗せます。

    • この鮮(あざ)やかな色(しょく)が暗(くら)い体色のアクセントになり、毛(け)が禿げた個体(こたい)ならではの「凄み」と生物としてのリアルなディテールが引(ひ)き立(た)ちます。

    深(ふか)い溝と立体感(りったいかん)を出すタッチの重(かさ)ね方(ほう)

    カブトムシがしがみついている樹皮は、激しい起伏と割れ目(め)が特徴(とくちょう)です。

    • 木(き)の繊維や割れ目(め)に沿って、芯を尖(とが)らせた黒(くろ)やこげ茶でしっかりと濃(こ)い線(せん)(溝)を描(か)き込(こ)みます。

    • 盛り上(うえ)がっている部分(ぶぶん)には赤(あか)茶色(ちゃいろ)や黄土色(おうどいろ)、グレーなどを不規則に重(かさ)ね、あえて色鉛筆(いろえんぴつ)のざらざらとした質感(しつかん)を残(のこ)すことで、古びた大木のダイナミックな木肌が再現(さいげん)できます。

    苔の緑(みどり)を混(ま)ぜて古木の質感(しつかん)を上(うえ)げる

    茶色系のグラデーションの中(なか)に、部分的に緑色(みどりいろ)や黄緑色(みどりいろ)をこするように重(かさ)ねていきます。

    • 木(き)の表面に苔がむしたような表現(ひょうげん)を加(くわ)えることで、色彩に豊(ゆた)かな変化が生(う)まれます。

    • カブトムシのダークな体色に対して背景(はいけい)に自然(しぜん)な緑(みどり)が入ることで、お互いの色(しょく)が鮮(あざ)やかに引(ひ)き立(た)て合います。

    濃(こ)い落とし影(かげ)で圧倒的(あっとうてき)な接地感を演出する

    漆黒の体(からだ)を持つゾウカブトだからこそ、背景(はいけい)に落とす影(かげ)も同(おな)じくらい力強(ちからづよ)く描(か)く必要があります。

    • お腹(なか)の下(した)や、大木に触れている脚の付け根のキワに、最も暗(くら)い焦げ茶や黒(くろ)でクッキリとした「落とし影(かげ)」を入(い)れます。

    • 木肌にこの強(つよ)い影(かげ)が落(お)ちることで、ゾウカブトのヘビー級(きゅう)の巨体(きょたい)が木(き)の上(うえ)にどっしりと乗っている重量感が一気(いっき)に跳ね上(うえ)がります。

    今回は「これでもか!」というほどの美(うつく)しい黒光りと、カサカサとした乾いた樹皮の質感(しつかん)の対比をトントン拍子で楽(たの)しめるのが最大(さいだい)の魅力です。

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