カタカナ「ヒュ」の塗り絵
カタカナ「ヒュ」の特徴
「ヒュー」の「ヒュ」
この塗り絵の文字は、カタカナの「ヒュ」だよ。
ことばは「ヒュー」だよ。ものの名前ではなく、音をあらわすことばなんだ。
左の絵は、夜空に「ヒュー」と上がっていく花火の玉と、大きくひらいた花火だよ。光の線が、まわりにぱあっと広がっているね。
「ヒュー」は、花火が上がる音のほかに、強い風がふく音にも使うよ。
カタカナは、外国から来たことばや、動物や植物の名前、音や鳴き声などを書くときによく使う文字だよ。「ヒュー」のような音のことばは、カタカナで書くと、音が聞こえてくるようだね。
「ヒ」と小さい「ュ」で、1つの音
「ヒュ」は、「ヒ」のあとに小さい「ュ」をつけて書く字だよ。
2文字で書くけれど、読むときは「ヒュ」と1つの音になるんだ。このような音を拗音というよ。
もし「ュ」を大きく書いて「ヒユ」にすると、「ヒ」と「ユ」の2つの音に分かれてしまうね。小さく書くか大きく書くかで、読み方が変わるんだ。
手をたたきながら「ヒュー」と言ってみよう。「ヒュ」のところは、手を1回たたくだけでいいんだよ。
「ヒュ」のもとになった漢字
カタカナは、漢字の一部分を取り出したり、漢字の形をもとにしたりして作られた文字だよ。
むかしのお坊さんたちが、お経などの漢字の読み方を、すばやく書きこむために使ったのが始まりといわれているんだ。
「ヒ」は、漢字の「比」の右がわの部分からできた字だよ。
小さい「ュ」は、大きい「ユ」を小さくした字で、「ユ」は漢字の「由」をもとにしてできたんだ。
書き方のポイント
「ヒ」は2画だよ。
1画目は、左から右へ書く横線で、少し右上がりにしよう。
2画目は、上から下へたてに下ろして、下で右へ曲げるんだ。
2画目のたて線が、1画目の横線のはしをつらぬくように書くと、形がととのうよ。
小さい「ュ」は、大きい「ユ」と同じ書き順で、2画だよ。
横書きのときは、ますの左下に小さく書こうね。「ヒ」と同じ大きさにしないように気をつけてね。
「ヒュ」で始まることば
「ヒュ」で始まることばは、とても少ないんだ。
風の音のヒューヒューや、花火のヒュルルーのように、音をあらわすことばがほとんどだよ。
ひらがなで書くことばでは、ひゅうがなつという、宮崎県のくだものの名前に「ひゅ」が入っているね。
花火や風の音を、口でまねしてみてね。
カタカナ「ヒュ」の色を塗るコツ
大きな「ヒュ」は、2つの字で色を変えて
右上の大きな「ヒュ」は、ふちどりの中をぬる文字だよ。
大きい「ヒ」と小さい「ュ」をちがう色でぬると、2つの字でできていることがよくわかるね。
「ヒ」は、花火のような赤、小さい「ュ」は、黄色や金色にすると、夜空にかがやく感じになるよ。
書き順の1画目、2画目と、線ごとに色を変えてぬるのも楽しいよ。
花火の光の線は、いろいろな色で
ひらいた花火の光の線は、赤、黄色、緑、青、むらさきなど、いろいろな色でぬろう。
まん中に近いところと、外がわで色を変えると、色が変わる花火のようになるよ。
上がっていく花火の玉の線は、オレンジや金色にしてね。
夜空をぬりたいときは、光の線をよけて、こい青や紺色でまわりをぬると、花火がぐっと明るく見えるんだ。
なぞり書きは、2つで1組
右下のますには、うすい灰色の「ヒュ」が4組ならんでいるよ。左のますに「ヒ」、右のますに小さい「ュ」が入っているね。
えんぴつを正しく持って、灰色の線の上を、はみ出さないようにゆっくりなぞろう。
ますの中のたてと横の中心線を目安にすると、字の位置や大きさがつかみやすいよ。
小さい「ュ」が、ますの左下におさまっているかも見てみてね。
1組なぞるたびに、声に出して「ヒュ」と読むと、字と音がいっしょにおぼえられるよ。
カタカナ「ヒュ」の豆知識
「たまやー」「かぎやー」
花火を見るときに、「たまやー」とかけ声をかけることがあるよ。
これは、むかしの江戸で人気だった、玉屋と鍵屋という2つの花火屋さんの名前なんだ。
花火があがるたびに、おうえんする花火屋さんの名前をよんだんだね。
花火の色は、金属の色
花火のいろいろな色は、火薬にまぜた金属などがもえるときの色だよ。
たとえば、銅は青や緑っぽい色、ナトリウムは黄色の光を出すんだ。
まぜるものを変えて、きれいな色を作っているんだね。
「ヒュー」は、わざと鳴らすことも
花火が上がるときの「ヒュー」という音は、笛のようなしかけをつけて、わざと鳴らしている花火もあるよ。
音で、「これから花火がひらくよ」と知らせてくれるんだ。
耳をすまして聞いてみてね。
ひらがなの「ひゅ」とくらべよう
「ヒュ」をひらがなで書くと、「ひゅ」だよ。
じつは、ひらがなの「ひ」も、カタカナの「ヒ」も、同じ漢字の「比」から生まれたんだ。
ひらがなは漢字全体をくずして書いた形から、カタカナは漢字の一部分や形をもとにして作られたので、同じ漢字から生まれても、形がちがうんだね。
小さい「ゅ」と「ュ」も、どちらも漢字の「由」から生まれた、きょうだいのような字だよ。
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「ヒュ」のなぞり書き(ヒュー)
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