プテラノドン

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プテラノドン

プテラノドンの特徴

空をとぶ翼竜

プテラノドンは、恐竜ではないんだけど、恐竜がいた時代に空をとんでいた翼竜という生き物だよ。大きな翼を広げて、空をスイスイ飛んでいたんだ!

いつの時代に いたの?

プテラノドンは、今から約8,600万年前から約8,400万年前の「白亜紀」という時代に生きていたんだ。これは、恐竜たちがたくさんいた時代の終わりごろにあたるんだよ。

どんな種類

プテラノドンは「プテラノドン・ロンギケプス」という種類の翼竜だよ。英語では「Pteranodon longiceps」って書くんだ。名前の「プテラノドン」は、「歯のない翼」、ロンギケプスは「長い頭」という意味なんだって。その名の通り、歯がなくて、頭の後ろに長いトサカがあったんだね!

大きな翼で空を飛ぶ!

プテラノドンの翼の長さは、なんと**小型の飛行機くらい(約7メートル)**もあったんだ! これだけ大きな翼で、風に乗ってゆうゆうと空を飛んでいたんだよ。

歯がない、するどいクチバシ!

プテラノドンには、歯がなかったんだ。その代わりに、鳥のようなくちばしを持っていたよ。このするどいくちばしで、水の中の魚を捕まえて食べていたんだ。

頭の後ろにトサカがある!

プテラノドンの頭の後ろには、骨でできた長くて平らなトサカがあったんだ。このトサカは、空を飛ぶときのバランスをとったり、オスとメスを見分けたりするのに役立っていたと考えられているよ。

どんなものを 食べていたの?

プテラノドンは、おもにを食べていた肉食の翼竜だよ。空から水面を見つめて、魚を見つけると、するどいくちばしでパッと捕まえていたんだね。

プテラノドンは どこにいたの?

プテラノドンは、今からむかしむかし、主に北アメリカ大陸の西部、特に現在のアメリカのカンザス州あたりに住んでいたんだよ。そこは昔、広い海だったんだ。

どれくらい 生きたの?

プテラノドンの寿命は、はっきりとは分からないけど、大きな翼竜なので、10年〜20年くらい生きたかもしれないって考えられているよ。

プテラノドンを塗るコツ

色の選び方:空を飛ぶプテラノドンに合う色を選ぼう!

  • 基本的な体色:プテラノドンは空を飛ぶ生き物だから、空や雲、岩のような色がいいね。
    • 灰色(明るい灰色、青みがかった灰色):空を飛ぶ鳥のようなイメージ。
    • 茶色(薄い茶色、砂のような色):岩場で休んでいるイメージ。
    • 白色やクリーム色:おなかや翼の下を明るくすると、空に映えるよ。
    • これらの色を何色か組み合わせて使うと、もっとリアルになるよ。
  • 翼の色:翼は、体よりも少し薄い色や、透明感のある色にすると、軽そうに見えるよ。血管のような細い線を少し濃い色で描き足すと、本物っぽくなるね。
  • クチバシの色:するどいクチバシは、黄色やオレンジ色、または黒っぽい色にすると、魚を捕まえるのに強そうに見えるよ。
  • トサカの色:頭の後ろのトサカは、体と同じ色でもいいけれど、少し目立つ色(赤やオレンジ、濃い灰色など)にすると、かっこいいよ。
  • 目:プテラノドンの目は、するどい目つきなので、黄色やオレンジ色にすると、光って見えてかっこいいよ。瞳は黒でしっかり描こう。

立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を考えよう!

  • このプテラノドンは、体の線がたくさん描かれているから、この線をヒントに「かげ」をつけてみよう。
  • かげになる場所
    • 翼の付け根や、体の下側
    • 頭の下や、くちばしの下
    • 足の付け根や、指の間
    • こういったところに、メインの色より少し濃い色を塗ると、もこもこした立体感が出るよ!
  • ひかりが当たる場所
    • 逆に、翼の先や、背中のように光が当たりやすいところは、少し明るい色を残したり、薄い色を塗ったりすると、より立体的に見えるよ。

翼の膜の表現をしよう!

  • プテラノドンの翼は、コウモリみたいに薄い膜でできていたんだ。
  • この膜の部分を塗るときは、薄い色で、透き通るような感じを意識すると、より本物っぽくなるよ。
  • 色鉛筆なら、力をあまり入れずに、何度か軽く重ね塗りすると、薄い感じが出るよ。

絵の具や色鉛筆、画材のコツ!

  • 色鉛筆:力を入れると濃く、力を抜くと薄く塗れるから、「かげ」と「ひかり」の表現がしやすいよ。同じ色でも、重ねて塗ると深みが出るよ。
  • クレヨン:少し厚めに塗ると、ごつごつした感じが出るよ。指でこすると、色をぼかすこともできるよ。
  • 絵の具(水彩):水をたくさん使うと薄く透けた感じに、水を少なくすると濃くはっきり塗れるよ。乾いてからもう一度重ね塗りすると、色に深みが出るよ。

ぬりえを楽しむためのヒント!

  • 自由に表現しよう
    • 本物の色にこだわらず、きみの「こんなプテラノドンがいたらいいな!」と思う色に塗っていいんだよ。虹色のプテラノドンも楽しいね!
  • 背景を描き加えてみよう
    • プテラノドンが飛んでいる空に、雲や太陽を描き加える? 海の上を飛んでいるところ? 背景を描き加えると、もっと絵が生き生きするよ!