ブラキオサウルスの塗り絵

くびが とても 長ながい 恐竜きょうりゅう！

ブラキオサウルスは、とても首が長ながい恐竜きょうりゅうだよ。まるでキリンさんが大おおきくなったみたいだね！このながーい首で、高たかい木の葉っぱをムシャムシャ食たべていたんだ。

いつの時代に いたの？

ブラキオサウルスは、今から約やく1億おく5千万年前から1億おく4千万年前の「ジュラ紀き（き）」という時代に生いきていたんだ。この時代は、たくさんの種類の恐竜きょうりゅうたちが地球を歩き回っていた、恐竜きょうりゅうのゴールデンタイムなんだよ。

どんな種類？

ブラキオサウルスは「ブラキオサウルス・アルティソラックス」っていう種類の恐竜きょうりゅうだよ。英語では「Brachiosaurus altithorax」って書くんだ。名前の「ブラキオサウルス」は、「腕（うで）トカゲ」っていう意味なんだって。なんだかおもしろい名前だね！

とてつもなく 大おおきい！

ブラキオサウルスは、本当に大おおきくてびっくりするよ！

• 長ながさは、バス２台ぶん（約やく25メートル）くらい！
• 高たかさは、マンションの５階建て（かいだ）て（約やく13メートル）くらいあったんだよ。
• 重さは、ゾウさん１０頭あたまぶん（約やく30トンから50トン）もあったんだって！

むずかしい「草食（そうしょく）恐竜きょうりゅう」！

ブラキオサウルスは、とても強い「草食恐竜」だよ。つまり、お肉じゃなくて、植物しょくぶつを食たべて生いきていたんだ。特に、高たかい木の葉っぱが大好物だったみたい。ながーい首は、まさに木の葉っぱを食たべるためにあったんだね！

高たかいところの 葉っぱが 大好だいすき！

長ながい首と、前足（まえあし）が後ろ足（うしろあし）より長ながかったから、まるでキリンさんみたいに、高たかいところの葉っぱを食たべるのが得意だったんだ。ほかの恐竜きょうりゅうが食たべられないような高たかいところの葉っぱを、ゆったりと食たべていたんだよ。

どっしり 太ーい 足！

ブラキオサウルスは、とても大おおきな体からだを支えるために、柱みたいに太くて丈夫な足を持っていたんだ。ゆっくりと大地を歩いていたんだね。

ブラキオサウルスは どこにいたの？

ブラキオサウルスは、主に現在のアメリカ合衆国（がっしゅうこく）のあたりに住すんでいたと考えられているよ。広くて平らな場所ばしょや、木がたくさん生いえている場所ばしょで暮らしていたんだね。

どれくらい 生いきたの？

ブラキオサウルスの寿命じゅみょう（じゅみょう）は、はっきりとは分からないけど、大おおきな体からだなので、比較的（ひかくてき）長生きで、もしかしたら50年くらい生いきた恐竜きょうりゅうもいたかもしれないって言われているんだ。

色いろの選えらび方かた：優しい大おおきなブラキオサウルスにしよう！

• 基本的きほんてきな体色：ブラキオサウルスは草くさを食たべる優しい恐竜きょうりゅうだから、自然に馴染む色いろがいいね。
  • 緑色みどりいろ（明あかるい緑みどり、黄緑きみどり、くすんだ緑みどり）：森の中にいるようなイメージ。
  • 茶色ちゃいろ（薄うすい茶色ちゃいろ、土色）：大地をゆっくり歩くイメージ。
  • 灰色はいいろ（少すこし明あかるい灰色はいいろ、青あおみがかった灰色はいいろ）：のんびりした優しいイメージ。
  • これらの色いろを何色か組み合あわせて使つかうと、もっと本物ほんものっぽくなるよ。
• おなかの色いろ：おなかは、体からだよりも少すこし薄うすい色いろ（クリーム色いろ、薄うすい黄緑きみどりなど）にすると、ふっくらした感じが出だるよ。
• 目め：優しいブラキオサウルスの目めは、黒くろくて丸い目めにすると、かわいいね。光ひかりっているように白しろく残のこす部分ぶぶんを作ると、いきいきするよ。
• ツメ：どっしりした足を支えるツメは、少すこし濃こいめの茶色ちゃいろや灰色はいいろにすると、丈夫そうに見みえるよ。

立体感りったいかんを出だす塗ぬり方かた：「かげ」と「ひかり」を考えよう！

• このブラキオサウルスは、体からだの線せんがたくさん描かかれているから、この線せんをヒントに「かげ」をつけてみよう。
• かげになる場所ばしょ
  • 筋肉（きんにく）のへこんでいる部分ぶぶん（足の内側うちがわ、首の下したなど）
  • 首のしわや、関節（かんせつ）の部分ぶぶん
  • おなかの下側したがわ（地面に近いところ）
  • しわになっている溝（みぞ）の部分ぶぶん
  • こういったところに、メインの色いろより少すこし濃こい色いろを塗ぬると、もこもこした立体感りったいかんが出だるよ！
• ひかりが当あたる場所ばしょ
  • 逆に、筋肉（きんにく）がもり上うえがっているところや、背中せなかのように光ひかりが当あたりやすいところは、少すこし明あかるい色いろを残のこしたり、薄うすい色いろを塗ぬったりすると、より立体的りったいてきに見みえるよ。

ごつごつした皮膚（ひふ）の質感しつかんを出だそう！

• ブラキオサウルスの皮膚は、カメさんの甲羅（こうら）みたいにごつごつしていたんだ。
• この絵えにも、皮膚の線せんが描かかれているから、その線せんを丁寧ていねいに塗ぬっていくと、ごつごつした感じが出だるよ。
• 色鉛筆いろえんぴつなら、色いろを重ねて塗ぬるときに、少すこしザラザラした感じを出だすように塗ぬるのも面白おもしいね。

絵えの具ぐや色鉛筆いろえんぴつ、画材がざいのコツ！

• 色鉛筆いろえんぴつ：力ちからを入れると濃こく、力ちからを抜くと薄うすく塗ぬれるから、「かげ」と「ひかり」の表現ひょうげんがしやすいよ。同じ色いろでも、重ねて塗ぬると深ふかみが出だるよ。
• クレヨン：少すこし厚めに塗ぬると、ごつごつした感じが出だるよ。指でこすると、色いろをぼかすこともできるよ。
• 絵えの具ぐ（水彩すいさい）：水をたくさん使つかうと薄うすく透けた感じに、水を少すこなくすると濃こくはっきり塗ぬれるよ。乾かわいてからもう一度重ね塗ぬりすると、色いろに深ふかみが出だるよ。

ぬりえを楽たのしむためのヒント！

• 自由じゆうに表現ひょうげんしよう！
  • 本物ほんものの色いろにこだわらず、きみの「こんなブラキオサウルスがいたらいいな！」と思おもう色いろに塗ぬっていいんだよ。虹色（にじいろ）のブラキオサウルスも楽たのしいね！
• 背景はいけいを描かき加くわえてみよう！
  • ブラキオサウルスが森の中でご飯を食たべているところ？ 青あおい空に白しろい雲？ 小ちいさな恐竜きょうりゅうが近くにいる？ 背景はいけいを描かき加くわえると、もっと絵えが生いき生いきするよ！