ヘレラサウルスの塗り絵
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ヘレラサウルスの特徴
恐竜の 時代を ひらいた ハンター!
ヘレラサウルスは、地球上で最初期に現れた、最も古い時代の恐竜の一つです。約2億3100万年前の「三畳紀」に生きていました。体は大きくないけれど、すばやく動ける肉食のハンターでした。恐竜が地球の主役になる、その始まりの時代の恐竜です。
ヘレラサウルスの英語名は Herrerasaurus です。この名前は、化石を最初に発見した人であるアルゼンチンの農夫、ビクトルノ・ヘレラさんの名前にちなんで名付けられました。
化石は どこで 見つかったの?
ヘレラサウルスの化石は、南アメリカ大陸のアルゼンチンにある「イスキグアラスト層」という場所で発見されました。
- この場所は、三畳紀の化石がたくさん見つかる、とても有名な場所です。
- 発見された化石は、頭の骨から体の骨まで、全身の形がわかるほど完全な状態でした。
どんな 時代にいたの?
ヘレラサウルスが生きていた三畳紀は、まだ恐竜たちが生まれたばかりの時代です。
- この頃は、まだ地球上の陸地がパンゲア大陸という一つの大きな大陸にまとまっていました。
- ヘレラサウルスは、この時代の南アメリカ大陸(現在のアルゼンチンのあたり)に住んでいました。
体の 模様は どんな感じ?
ヘレラサウルスは、二本の後ろ足で立って歩く二足歩行の肉食恐竜です。
- 体長は3メートルから6メートルくらいで、ティラノサウルスほど大きくはありませんが、当時の動物の中ではかなり大きな体でした。
- 細長い頭と、獲物をしっかりつかむための鋭い歯を持っていました。
- 前足には、獲物を引っ掻くための鋭い爪がついていました。とくに、親指と人差し指と中指の3本の爪が発達していました。
どんなものを 食べたの?
ヘレラサウルスは、肉食恐竜です。
- 主に、自分より小さな爬虫類や、ほかの草食動物を追いかけて捕まえて食べていたと考えられています。
- 素早い動きと鋭い爪で、獲物をしっかり仕留めていました。
一生は どのくらい?
ヘレラサウルスの正確な寿命はわかっていませんが、恐竜の仲間としては、だいたい15年から20年くらい生きていたと考えられています。
ヘレラサウルスの色を塗るコツ
色の選び方:古い 時代の 肉食恐竜を イメージしよう!
ヘレラサウルスは、恐竜の古い時代に生きていたので、自然に溶け込むような色をイメージしてみましょう。
- 体全体:くすんだ緑色、土のような茶色、灰色などを組み合わせて塗ると、リアルな感じが出ます。
- お腹の部分:お腹は、体よりも少し薄い色にすると、立体的に見えるよ。
- 目:鋭い目つきを表現するために、黄色やオレンジ色にすると、光って見えてかっこいいよ。瞳は黒でしっかり描こう。
- 歯と爪:白や薄いクリーム色で、するどい感じを出してみましょう。
立体感を出す 塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
この恐竜の絵に、体の丸みや筋肉の形が描かれていたら、そこをヒントに「かげ」をつけてみましょう。
- かげになる場所:筋肉のへこんでいる部分、あごの下、体の下側などに、メインの色より少し濃い色を塗ると、力強い立体感が出るよ!
- 光が当たる場所:筋肉がもり上がっているところや、背中のように光が当たりやすいところは、少し明るい色を残したり、薄い色を塗ったりすると、より立体的に見えるよ。
ぬりえを 楽しむための ヒント!
- 自由に表現しよう!
- 本物の色にこだわらず、きみの「こんなヘレラサウルスがいたらいいな!」と思う色に塗っていいんだよ。カラフルなヘレラサウルスも楽しいね!
- 背景を描き加えてみよう!
- ヘレラサウルスが、まだ恐竜が少ない太古のジャングルにいるところ? 火山の近く? 背景を描き加えると、もっと絵が生き生きするよ!
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ヘレラサウルス