鳩(ハト)の塗り絵
難易度:
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鳩(ハト)の特徴
世界共通の 平和と 愛を 運ぶ 鳥
鳩は、世界中の街中や自然の中で見かける、私たちにとても身近な鳥だよ。特に白い鳩は、平和や希望を象徴する、特別な意味を持つ鳥として知られているんだ。
どんな 性質と 象徴?
鳩は、平和、愛、誠実、そして幸福を象徴する、とても縁起の良い鳥だよ。
- 平和のシンボル:オリーブの枝をくわえた白い鳩は、世界共通の平和のしるしだね。
- 愛と誠実:一度ペアになると、生涯を添い遂げると言われているんだ。そのため、愛や夫婦円満の象徴としても大切にされているよ。
- 伝令の役割:昔は、伝書鳩として、大切な情報を遠くまで運ぶという重要な役割を担っていたんだ。
鳩の 主な 種類
日本でよく見かける鳩や、特別な鳩には、いくつかの種類があるよ。
- ドバト(カワラバト):
- 特徴:日本で最も街中で見かける鳩だよ。もともとはヨーロッパなどから来た外来種のカワラバトが野生化したものなんだ。
- 羽色:全体的に青みがかった灰色(ブルーグレー)が多いけれど、首元には光沢で緑や紫色に見える部分があるよ。翼に2本の黒い帯があるのが特徴的。
- キジバト:
- 特徴:ドバトと並んでよく見かける日本の鳩。ドバトよりも自然の多い場所にいることが多いよ。
- 羽色:全体が茶色っぽい(赤褐色)色をしていて、背中の羽にはウロコのような模様があるのが特徴だよ。
- レース鳩・伝書鳩:
- 特徴:ドバトの持つ優秀な帰巣能力をさらに高めるように改良され、訓練された特別な鳩だよ。
鳩の 様々な 羽色(ドバトの場合)
ドバトは、家禽化(人間に飼われること)されてきた歴史が長いため、野生に近い灰色だけでなく、様々な色の鳩がいるよ。
- 二引(ふたびき):野生のカワラバトに近く、灰色の翼に2本の黒帯がある、最も一般的な色。
- 白(アルビノ・ギンバトなど):
- 白い鳩は平和の象徴とされることが多いね。
- アルビノという遺伝子の突然変異で、本来の色素が薄くなって全身が白く生まれた個体もいるよ。(アルビノの鳩は瞳の色も赤っぽくなるのが特徴。)
- 黒:全身が黒色や濃い灰色の個体もいるよ。
- モザイク(雑斑):様々な色彩が混ざり合った、モザイク模様のような羽色の個体もいるんだ。
鳩(ハト)の色を塗るコツ
色の選び方:体の 丸みと 羽の 光沢を 意識しよう!
鳩のぬりえは、平和の象徴の白、またはドバトの穏やかな灰色を基調に、首元の光沢をアクセントに塗ろう。
- 基本の色:白、薄い灰色、濃い灰色、緑や紫(首の光沢)、赤(足)を中心に選ぼう。
モチーフごとの色:
- ドバト:
- 体:薄い灰色をメインに塗り、翼の先端や帯は濃い灰色や黒で塗ってメリハリをつけよう。
- 首元:青みがかった灰色を塗った上に、緑や紫をごく薄く重ね塗りすると、光沢が表現できるよ。
- キジバト:茶色や赤茶色をベースに塗り、背中に濃い茶色で小さなウロコ模様を描き足すと、キジバトらしくなるよ。
- 白い鳩:白をベースに、体の裏側や羽の重なりにごく薄い水色や灰色で影をつけると、清らかな白さが引き立つよ。
立体感を出す塗り方:羽の 重なりと ふっくら感を 表現!
羽ばたく羽の迫力や、体のふっくらした丸みを表現するために、「かげ」と「ひかり」を意識しよう。 かげになる場所:
- 羽の一枚一枚の重なり、首と胸の境目、地面についている部分に、メインの色よりも濃い色で「かげ」をつけて、体の丸みを出そう。
ひかりが当たる場所:
- 羽の表面や背中の真ん中など、光が当たる部分を明るい色や白い色を残すように塗ると、ツヤツヤした光沢が表現できるよ。
質感を 出そう!
色鉛筆:羽は、線に沿って丁寧に色を塗り、風を切るようなイメージで塗ると、力強く広がっている様子が伝わるよ。
ぬりえを楽しむためのヒント!
- 希望の 象徴!
- 鳩のくちばしに、オリーブの葉や小さな花を緑色で描き加えて、平和の使者にしてみよう!
- 空の 広がり!
- 飛んでいる鳩の背景に、青い空や白い雲を塗ると、大空を自由に飛んでいるような希望に満ちた絵になるよ!
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鳩
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