ベニクラゲの塗り絵
ベニクラゲの特徴
年を取っても若返る不老不死のクラゲ
ベニクラゲの一番の驚きは、年を取って弱っても赤ちゃんの状態に戻って人生をやり直せることなんだよ。普通の生き物は年を取るとやがて命を終えるけれど、ベニクラゲは体に危険を感じたり弱ったりすると、肉団子のような状態になってからポリプという若い芽の姿に戻り、そこから再び新しいクラゲとして生まれ変わることができるんだ。事故で食べられたり病気になったりしない限り、この若返りを何度も繰り返して永遠に生き続けられるから、世界中で「不老不死のクラゲ」として大きな注目を集めているんだよ。
名前の由来はお腹の美しい紅色
ベニクラゲという親しみやすい名前は、透明な体の真ん中にある胃や生殖巣などの内臓が、まるで宝石のように綺麗な紅色(鮮やかな赤色)をしていることから名付けられたんだよ。英語ではその驚くべき能力からImmortal jellyfish(インモータル・ジェリーフィッシュ=不老不死のクラゲ)と呼ばれているんだ。学名の「Turritopsis(ツリトプシス)」には小さな塔という意味が込められていて、鐘のような形をした美しい塔の姿を表しているんだね。
米粒よりも小さい驚きのミニサイズ
ぬりえの絵で見ると大きく感じるけれど、本物のベニクラゲはビックリするくらい小さな体をしているんだ。大人の大きさに育ったベニクラゲでも、体全体の直径はわずか4ミリメートルから5ミリメートル程度で、お米の粒1個ぶんくらいの大きさしかないんだよ。小指の爪よりもずっと小さいから、海の中で泳いでいても小さすぎて目で見つけるのがとっても大変な可愛らしい生き物なんだ。
不老不死の仕組みとポリプへの変身
ベニクラゲが若返るときは、細胞が別の役割の細胞へと劇的に生まれ変わる「分化転換」という特別な現象が起きているんだよ。体が傷ついたりお水の状態が悪くなったりすると、傘を逆さまにして触手を体に吸収し、お団子状の「退化胚」という塊になるんだ。その塊が海底の岩や貝殻にくっつくと、植物の根っこや芽のように伸びる「ポリプ」になり、そこから若いクラゲが次々と湧き出てきて命がリセットされるんだよ。
年を取ると増えていく触手のひみつ
ベニクラゲの傘のフチからは、髪の毛のように細い糸状の触手がたくさん生えているよ。生まれたばかりの若いクラゲのときは触手が8本くらいしかないけれど、エサを食べて成長するにつれてどんどん触手の本数が増えていくんだ。大人のベニクラゲになると、なんと80本から90本以上もの触手が傘のフチをぐるりと取り囲むように生えそろい、海の中で美しく広がるんだよ。
ガラス細工のように透き通る鐘型の傘
ベニクラゲの体の上半分は、まるで綺麗に磨かれたガラス細工のように透明な傘でできているんだよ。鐘や風鈴のような美しい形をしていて、水分がたっぷり詰まったぷるぷるの体を維持しているんだ。体が完全に透き通っているからこそ、真ん中にある真っ赤なお腹や、捕まえたエサが消化されていく様子まで外からハッキリ観察できるんだね。
オスとメスの違いと命のつながり
ベニクラゲには、人間やお魚と同じようにオス(男の子)とメス(女の子)の性別が存在するんだよ。大人のクラゲになると、真ん中にある真っ赤なお腹(生殖巣)の中でオスは精子を、メスは卵を作り、海の中へ放出して受精させるんだ。受精卵は「プランヌラ」という小さな泳ぐ赤ちゃんになり、やがて岩にくっついてポリプになるよ。若返りという特別な能力だけでなく、ふつうの生き物のようにオスとメスが出会って新しい命をつなぐ生き方もできるんだね。
小さな体で捕まえるプランクトンのお食事
米粒サイズの小さなベニクラゲだけど、海の中ではしっかり獲物を捕まえて生きているハンターなんだよ。細くて長い触手には刺胞という小さな毒針カプセルがついていて、触れた微小なミジンコやエビの赤ちゃん(プランクトン)を痺れさせて捕まえるんだ。捕まえたエサは、真ん中にあるお口から真っ赤な胃の中に運ばれてゆっくり栄養に変えられていくんだよ。
日本の海にも住んでいる身近な存在
珍しい不老不死のクラゲだけど、実は日本の海にもたくさん住んでいる身近な生き物なんだよ。暖かくて静かな沿岸を好み、南の海から日本近海まで広く分布しているんだ。世界中の温かい海にも生息していて、船の底にくっついたり海水と一緒に運ばれたりして、世界中の海を旅しているとも言われているんだよ。
人類の未来を救う研究者たちのアイドル
ベニクラゲが持つ若返りの能力は、人間の医療や科学の発展にとっても大きな夢を与えてくれているんだよ。どうして一度大人になった細胞が若い状態にリセットされるのかを解明できれば、人間の病気を治したり、傷ついた体や臓器を元に戻したりする新しい再生医学に役立つかもしれないと考えられているんだ。世界中の研究者が夢中になってベニクラゲを研究しているんだよ。
ベニクラゲの色を塗るコツ
透明な傘と真っ赤なお腹のコントラスト
ベニクラゲを塗るときの一番のポイントは、透明な外側の傘と、真ん中にある鮮やかなお腹(胃)のメリハリをつけることだよ。真ん中のお腹部分は、名前の通り赤色や朱色、ピンク色を使ってクッキリと濃く塗りつぶしてみよう。外側の大きな鐘型の傘は、全体を濃く塗らずに白地を多く残し、フチやカーブのラインにだけごく薄い水色や淡い紫をふんわり乗せることで、中に赤いお腹が透けて見えるガラスのような透明感が表現できるよ。
無数に伸びる繊細な触手を一本ずつ描こう
ベニクラゲのぬりえ画像を見ると、傘の下からワサワサと無数の触手が広がっているのが分かるね。この触手を綺麗に塗るために、色鉛筆の先をピンと尖らせておこう。1本1本の線に沿って、うすいピンクや黄色、白っぽい色を使ってすーっと滑らかにペンを動かすのがコツだよ。手前にある触手を少し濃い色にし、奥にある触手を薄い水色やグレーにすることで、何十本もの触手が重なり合って水中で揺れている立体感が出せるんだ。
丸い傘のツヤと立体感を出す光と影のつけ方
鐘の形をした丸い傘をペタッと一色で塗ってしまうと平面的に見えてしまうよ。ぷるぷるの立体感を出すために、傘の一番盛り上がっている高い場所は、あえて何も塗らずに白い紙の色を丸く残しておくようにしよう。この白い塗り残しが太陽や水槽のライトを弾くツヤ(ハイライト)になるんだ。そして、傘の内側の凹んでいる部分やフチのラインに淡いブルーやグレーの影をそっと重ねることで、丸みのある立体的な体がパッと浮き出てくるよ。
画材ごとの特徴を生かして透明感をアップしよう
使う道具に合わせて塗り方を工夫すると、もっと魅力的な作品になるよ。色鉛筆を使うときは、手の力を抜いて優しく何度も重ね塗りすることで、水に溶け込むような柔らかいグラデーションが作れるんだ。クレヨンを使うなら、真っ赤なお腹を濃く塗ったあとに指の腹でトントンと軽くこすってぼかすと、ぽっと光っているような温かみが出るよ。水彩絵の具なら、たっぷりのお水で薄めた淡い水色やピンク色を滲ませるように塗ると、本物そっくりの幻想的な水中世界が描けるね。
深い海の色や背景を描き加えて幻想的な世界を作ろう
ベニクラゲを塗り終えたら、周りの背景にも海の世界を広げてみよう。背景全体を深い紺色やコバルトブルー、ダークネイビーなどの暗い色でしっかり塗りつぶすと、中央にあるベニクラゲの赤いお腹と透明な体がくっきりと浮かび上がって、水族館のライトアップのような幻想的な一枚になるよ。さらに、ポコポコと上に登っていく丸い水の泡や、上から降り注ぐ黄色い光のすじを自分で描き足してあげると、もっと絵が生き生きとして世界に一つだけの最高のぬりえ作品が完成するよ!
ベニクラゲの豆知識
年を取ると若返る「不老不死」の秘密
ベニクラゲはいちばん大きな特徴として、年をとったり体にダメージを受けたりすると生まれたばかりの赤ちゃん(ポリプ)の状態に若返ることができます。この若返りを何度も繰り返すことができるため、死ぬことなく生き続けられる「不老不死」の珍しい生き物として世界中で研究されています。
指先に乗るくらいとっても小さな体
有名で不思議な能力を持つベニクラゲですが、実は体の大きさはわずか4〜5ミリメートルほどしかありません。人間の爪や指先に乗るくらいのとても小さな体をしており、海の中を注意深く探さないと見つけられないほど可憐なクラゲです。
「ベニクラゲ」という名前の由来
ベニクラゲの透明な傘の中をよく見ると、中央に真っ赤な器官(胃などの消化器官)があります。この真っ赤な紅色の内臓が鮮やかに透けて見えることから、「ベニクラゲ(紅クラゲ)」という美しい名前がつけられました。
繊細に伸びるたくさんの触手
指先ほどの小さな体ですが、傘のふちからは最大で80本ほどの細い触手が生えています。海の中をゆらゆらと漂いながら、この繊細な触手を使って目に見えないほど小さなプランクトンを捕まえて食べます。
世界中の温かい海を旅するクラゲ
ベニクラゲは日本の沿岸をはじめ、世界中の温かい海に広く住んでいます。船の底にくっついたり、船を安定させるための水(バラスト水)に混ざったりして世界中の海へ運ばれ、世界各地でたくましく生き抜いています。
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ベニクラゲ
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ベニクラゲ2
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