パンの塗り絵

おいしいパンのできかた！

パンは、小麦粉こむぎこや水みず、イースト、塩しおなどを混ぜて作つくられる、世界中せかいじゅうで食しょくべられている食しょくべ物ものだよ。ふわふわしたパンや、かたいパン、甘いパンなど、いろいろな種類しゅるいがあるね。焼やきたてのパンのいい匂においは、みんなを幸せな気持きもちにしてくれるね。

パンの材料ざいりょうと役割やくわり

パンは、たった数個の材料ざいりょうから作つくられるけど、それぞれにとても大切たいせつな役割やくわりがあるんだ。

• 小麦粉こむぎこ：パンの主役しゅやくだよ。小麦粉こむぎこには、パンをふわふわにする「グルテン」というたんぱく質が入はいっているよ。
• イースト：生うきている微生物びせいぶつだよ。イーストが、小麦粉こむぎこの中なかにある糖分とうぶんを食しょくべて、炭酸ガスを出だすことで、生地きじがふくらむんだ。このことを「発酵はっこう」というよ。
• 水みず：材料ざいりょうをひとつにまとめる役割やくわりがあるよ。水みずがないと、小麦粉こむぎこは粉このままだね。
• 塩しお：パンの味あをよくして、生地きじのふくらみをちょうどよくしてくれる大切たいせつな材料ざいりょうだよ。

パンの歴史れきし

パンは、今から6000年以上前の、エジプトという国くにで生うまれたと考かんがえられているんだ。最初さいしょは、小麦粉こむぎこを水みずでこねて焼やいた、かたいパンだったんだよ。そして、パン生地きじを置いておいたら、偶然ぐうぜんイーストがついてふくらみ、ふわふわしたパンができたんだ。そこから、パンは世界中せかいじゅうに広ひろまっていったんだね。

いろいろなパンの仲間なかま

パンには、たくさんの種類しゅるいがあるよ。国くにや地域ちいきによって、使つかわれる材料ざいりょうや作つくり方ほうがちがうんだ。

• 食しょくパン：日本にほんの朝ごはんの定番ていばんだね。ふんわりとやわらかくて、トーストにしてもおいしいよ。
• フランスパン：フランス生うまれの、細長くてかたいパンだよ。外そとはカリカリ、中なかはモチモチしているね。
• クロワッサン：フランス生うまれの、三日月のような形かたをしたパンだよ。バターがたくさん使つかわれていて、サクサクの食感しょっかんが楽たのしいね。
• ベーグル：アメリカ生うまれの、ドーナツのような形かたをしたパンだよ。ゆでてから焼やくので、モチモチした食感しょっかんになるんだ。

色いろの選えらび方ほう

パンのぬりえは、おいしそうな色いろを想像そうぞうしながら塗ぬるのが楽たのしいね。きみが一番好きなパンをイメージして塗ぬってみよう！

• パンの色いろ：焼やきたてのパンは、おいしそうなきつね色いろや茶色ちゃいろをしているね。クレヨンや色鉛筆いろえんぴつで、少すこしずつ色いろを重ねてグラデーションにすると、焼やき加減を表現ひょうげんできるよ。
• 焦げ目め：パンのふちに少すこしだけ濃こい茶色ちゃいろを塗ぬると、本物ほんもののパンの焦げ目めみたいに見みえるね。
• バターやジャム：パンにのせるバターは黄色きいろやクリーム色いろ、いちごジャムは赤あかやピンク色いろで塗ぬると、さらに美味しそうに見みえるよ。

おいしそうな質感しつかんを表現ひょうげんしよう！

パンのぬりえでは、質感しつかんも意識いしきして塗ぬってみよう。

• フランスパン：表面の線せんや模様もように沿そって、少すこし力ちからを入はいれて塗ぬると、カリカリしたかたさが表現ひょうげんできるよ。
• 食しょくパン：力ちからをあまり入はいれずに、ふわっとやさしく塗ぬると、やわらかい感じが出だるね。
• クロワッサン：バターの層を意識いしきして、黄土色や茶色ちゃいろを塗ぬり重ねると、サクサクの層が表現ひょうげんできるよ。

背景はいけいをぬってみよう！

パンがどこにあるかを想像そうぞうして、背景はいけいを塗ぬってみよう。

• テーブルの上うえ：テーブルの木目や、お皿、カップなどを描かき加くわえて、パンを食しょくべる様子ようすを描かくのもいいアイデアだね。
• パン屋さん：パンがお店のショーケースに並んでいる様子ようすをイメージして、他のパンも描かき加くわえてみよう。

ぬりえを楽たのしむためのヒント！

きみの好すきなパンを想像そうぞうして、自由じゆうに色いろを塗ぬってみよう。チョコペンで顔を描かいたり、カラフルなスプレーチョコをちりばめたりして、世界せかいにひとつだけのオリジナルパンを作つくってみてね！