ツグミの塗り絵
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ツグミの特徴
どんな鳥?
ツグミは、ムクドリとスズメのちょうど中くらいで、茶色っぽい色をした鳥だよ。ロシアなどの寒い国で夏をすごし、日本には冬をすごすためにやってくる、冬の季節の鳥なんだ。群れで行動することが多く、おもしろい動きをするよ。
体の色やもよう
ツグミは、全体的に茶色っぽい色をしているよ。
- 背中や頭は、濃い茶色。
- おなかは、少し薄い色で、小さな「うろこもよう」があるのが特徴だよ。このもようが、ツグミをほかの鳥と見分けるときのポイントになるよ。
- 顔のまわりも茶色で、目の上にうすい眉毛みたいなもようがあることもあるんだ。
どんなところにいるの?
ツグミは、冬になると日本の田んぼや畑、公園、河原など、草地や木がある場所でよく見かけることができるよ。地面を歩いて、虫やミミズなどを探して食べるのが得意だよ。
どんな動きをするの?
ツグミは、地面を歩くとき、とてもユニークな動きをするんだ。
- 歩いてはピタッと止まり、また歩いてはピタッと止まる、というのをくり返すよ。まるで、だるまさんがころんだをしているみたいだね。
- これは、地面にいる虫やミミズをじっと見て、見つけたらすぐに食べられるようにしているんだって。
どんな鳴き声?
ツグミは、日本ではあまりさえずらない鳥だよ。でも、飛び立つときや、何かビックリしたときには、「キッキッ」とか「ツィー」と鳴くことがあるよ。また、地面にいるときは、声をあげずに静かにしていることが多いんだ。
ツグミの色を塗るコツ
色の選び方:茶色を上手に使ってみよう!
ツグミの体は、茶色がメインだから、いろいろな茶色をぬり分けてみると、もっと本物らしくなるよ。
- 背中や頭、つばさは、少し濃い茶色で、しっかりぬってみよう。
- おなかは、少し薄い茶色やクリーム色にすると、明るく見えるよ。
- ツグミのいちばんの特徴である「うろこもよう」は、おなかをぬったあとに、濃い茶色で小さく点をつけたり、短い線を描いたりして、ていねいに描いてみよう。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
ツグミの丸くてかわいい体を、立体的に見せる工夫をしてみよう。
- かげになる場所:体の下側、おなかの下、つばさの重なっている部分などに、メインの色より少し濃い茶色を重ねて塗ると、まるみが感じられるようになるよ。
- ひかりが当たる場所:背中の真ん中や、胸のもり上がっている部分は、少し薄い色にすると、光って見えてつやつやした感じになるよ。
羽の感じを出そう!
- ツグミの羽は、一枚一枚が重なっているように見えるね。色鉛筆などで、一本ずつ線を重ねていくように塗ると、羽のリアルな感じが出てくるよ。
ぬりえを楽しむためのヒント!
- 自由に表現しよう!
- 本物のツグミの色にこだわらず、きみだけのカラフルなツグミをぬってみてね。ピンクや水色のツグミも、きっとかわいいよ。
- 背景を描き加えてみよう!
- ツグミは地面にいることが多いから、背景に地面や落ち葉、草などを描いてみると、絵がもっと楽しくなるよ。
- お気に入りの色で塗ってみよう!
- この鳥は、とても地味に見えるかもしれないけど、たくさんの茶色をぬり分けるのが楽しい鳥だよ。きみの好きな色を組み合わせて、楽しく塗ってみてね。
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ツグミ
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ツグミ2