七五三の塗り絵
難易度:

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七五三の特徴
子どもの 成長と 幸せを 願う お祝い
七五三は、三歳、五歳、七歳になる子どもたちが、十一月十五日のころに、神社へお参りに行く、成長を感謝し、これからの幸せをお願いする日本の大切な行事だよ。
どんな 性質と 象徴?
昔は、今よりも子どもが元気に大きくなることが難しかったため、この節目の年齢を特別に祝うことで、神様に守ってもらおうという願いが込められているんだ。
- 三歳(男女):髪を伸ばし始めるお祝い。病気にならず、丈夫に育つことを願うよ。
- 五歳(男の子):初めて袴をはくお祝い。男の子らしく立派に成長することを願うよ。
- 七歳(女の子):本仕立ての着物を着て、帯を締めるお祝い。女性として成長していくことを願うよ。
七五三の 過ごし方
七五三は、華やかな衣装に身を包み、家族で神社へお参りに行く、特別な一日だよ。
- 衣装:男の子は羽織袴、女の子は華やかな着物を着るね。家族も一緒に着物を着ることが多いよ。
- お参り:神社で、神様にこれまでの成長を感謝し、これからの健康と幸せを祈ってもらうよ。
- 千歳飴:神社でもらう千歳飴は、細くて長いのが特徴だね。これは、長く、元気に、長生きできますようにという願いが込められた、縁起の良い飴だよ。
七五三の色を塗るコツ
色の選び方:華やかで 縁起の良い 伝統の色を使おう!
七五三のぬりえは、子どもの成長を祝う喜びが伝わるように、華やかで縁起の良い色をたくさん使おう。
- 基本の色:赤、ピンク、緑、青(着物)、朱色(鳥居)、金(柄)など、お祝いの色を中心に選ぼう。
モチーフごとの色:
- 子どもの着物:女の子の着物は、赤やピンクなど明るい色を使い、花や鞠(まり)の柄に色々な色を塗ると、可愛らしく華やかになるよ。男の子の羽織袴は、紺や黒、緑など落ち着いた色で塗り、家紋や柄に金色を塗ると、りりしく見えるね。
- お母さんの着物:淡いピンクや水色、薄い緑など、落ち着いた色を選ぶと、子どもの着物が引き立つよ。
- 鳥居と神社:鳥居は朱色や木の色、神社は朱色と白、濃い茶色を使い、厳かな雰囲気に塗ろう。
- 紅葉や松:秋の景色なので、紅葉を赤やオレンジに、松を濃い緑に塗ると、季節感が出るよ。
立体感を出す塗り方:着物の 重なりと 晴れやかな 笑顔!
着物の重なりやふっくらとした子どもの顔の立体感を表現しよう。
かげになる場所:着物の袖の裏側や袴のひだ、着物と着物が重なる部分に、メインの色よりも濃い色で「かげ」をつけて、着物の奥行きを出そう。
ひかりが当たる場所:子どもの顔は、明るい肌色で塗り、頬に薄いピンクをさすと、晴れやかな笑顔が輝いて見えるよ。
質感を 出そう!
色鉛筆:着物の細かい柄は、色鉛筆の先を使って丁寧に塗り分けると、豪華な和柄の雰囲気が表現できるよ。 髪の毛:黒や濃い茶色で塗る時、髪の流れに沿って細い線を入れると、ツヤが出るよ。
ぬりえを楽しむためのヒント!
- 千歳飴の 願いを 込めて!
- ぬりえには千歳飴の袋が描かれているね。袋を赤や白で塗って、長生きの願いを込めてみよう!
- 家族の 記念写真!
- 家族みんなの服を一番華やかな色で塗って、家族の幸せな記念写真のような絵に仕上げてみよう!
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七五三
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七五三2
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七五三3