お月見(十五夜)の塗り絵
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お月見(十五夜)の特徴
お月見って なんだろう?
お月見は、お月さまをながめる日本の昔からの行事だよ。とくに、一年でいちばんきれいに見えると言われる秋の満月を、みんなでお祝いするんだ。お月さまに感謝して、おそなえものをしたり、お月さまをながめながらごはんを食べたりするよ。
十五夜はいつ?
お月見は、旧暦(むかしの暦)の8月15日にするよ。この日が「十五夜」と呼ばれているんだ。
旧暦は、月の満ち欠けをもとにしているから、今のわたしたちが使っている暦とは日にちがちがうんだ。そのため、十五夜は毎年同じ日ではなく、9月から10月のあいだで、毎年日が変わるよ。
なぜおそなえをするの?
お月見では、おそなえものをすることが多いよ。
- お団子:お月さまに見たてた、まん丸いお団子をおそなえするよ。これは、豊作(意味:お米がたくさんとれること)を願う気持ちがこめられているんだ。
- ススキ:ススキは、稲穂に似ているから、豊作を願ってかざるよ。ススキの葉っぱは、魔よけの意味もあると言われているんだ。
- 里芋や果物:里芋やぶどう、柿など、秋にとれる食べものもおそなえするよ。お月さまに、秋の恵みに感謝する気持ちを伝えるんだね。
お月見(十五夜)の色を塗るコツ
色の選び方:秋の夜空を表現してみよう!
お月見のぬりえは、秋の夜空の静かで美しい感じを表現するのがポイントだよ。
- お月さま:お月さまは、黄色や白で、やさしい色に塗ってみよう。光っているように見せるために、少しだけ薄い灰色を混ぜてみてもいいね。
- 夜空:夜空は、ただの黒じゃなく、濃い青色やむらさき色、紺色にすると、とても深みが出るよ。星や雲を少し薄い色で塗ると、月明かりに照らされているように見えるね。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
ぬりえの中にある、お団子やススキを立体的に見せる工夫をしてみよう。
- お団子:お団子のふくらんだ部分に光が当たっているように、うすい灰色でかげをつけてみよう。そうすると、まん丸い形がはっきりしてくるよ。
- ススキ:ススキの穂は、白っぽくふわふわしているね。たくさんの細い線を書いて、ふわふわした感じを表現してみよう。
ぬりえを楽しむためのヒント!
- 自由に表現しよう!
- お月見のぬりえは、きみの好きなように自由にぬっていいんだよ。お団子をカラフルにしたり、月をピンク色にしたりしても、きっと素敵なぬりえになるよ!
- 背景をくわしく描いてみよう!
- お月見をしている場所は、どこかな? きみの家の庭? それとも、大きな山のてっぺん? 背景に木や家、雲などを描き加えてみると、物語が生まれてくるよ!
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お月見(十五夜)
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お月見(十五夜)2