ラグドールの塗り絵
ラグドールの特徴
だっこ大好き!ぬいぐるみみたいな猫、ラグドール!
ラグドールは、英語で「ぬいぐるみ」っていう意味の名前を持つ、とっても穏やかで甘えん坊な猫だよ。その名の通り、人に抱っこされるのが大好きで、抱きあげると体の力を抜いて、だらーんとしちゃうんだ。その姿が、まるでお人形みたいでかわいいね。
どこから来たの?
ラグドールのふるさとはアメリカだよ。今から60年くらい前の1960年代に、おとなしくて人懐っこい猫たちから、新しい種類として生まれたんだ。まだ歴史はそんなに長くないけど、そのかわいさで世界中の人気者になったんだよ。
どんな見た目をしているの?
一番の特徴は、ふわふわでシルクみたいに手触りのいい、長めの毛だね。そして、まるでサファイアみたいな、すきとおった青い目がとってもきれいだよ。体は猫のなかでも大きいほうで、がっしりしているんだ。大きくなるのに3年から4年くらいかかる、ゆっくり成長するのんびり屋さんでもあるんだよ。
色は、クリーム色やうすい茶色、灰色がかった色が多くて、顔や耳、足の先、しっぽだけ色がこくなっている「ポインテッド」という模様が有名だよ。生まれたばかりの赤ちゃんは、みんな真っ白な毛をしていて、大きくなるにつれてだんだんと模様がでてくるんだ。不思議だね!
どんな性格なの?
とってもおだやかで、のんびり屋さんだよ。大きな声で鳴いたり、走り回ったりすることはあまりなくて、飼い主さんのそばで静かに過ごすのが好き。まるで犬みたいに人のことが大好きで、子どもや他の動物とも仲良くできる、とっても優しい心の持ち主なんだ。
ラグドールの色を塗るコツ
色の選び方
ラグドールは、やさしくて淡い色がとっても似合うよ。ふわふわした毛並みを想像しながらぬってみよう!
- 体のベースの色:白やクリーム色、うすーい茶色でぬると、ラグドールらしいやさしい雰囲気になるよ。
- ポイントカラー(顔、耳、足、しっぽ):体の色より少しこい色でぬってみよう。うすい茶色(シール)や、灰色がかった青(ブルー)が代表的だよ。顔のまわりやお耳の先をぬるときは、じわーっと色がかわっていくようにぬると、本物みたいに見えるね。
- 目:ラグドールの一番のチャームポイント!キラキラした水色や青色でぬってあげよう。白い点をちょんとのこしてぬると、光っているように見えるよ。
- 鼻や肉球:かわいいピンク色でぬってあげよう。
ふわふわの長い毛を表現しよう!
ラグドールの自慢の、さわり心地のよさそうな毛を表現してみよう。
- 色鉛筆で塗る場合:力をいれずに、やさしく長い線を重ねるようにぬると、毛のふわふわした感じが出せるよ。毛の流れにそって、かるく「サーッ、サーッ」とぬるのがコツだよ。
- クレヨンで塗る場合:全体をぬったあと、ティッシュペーパーなどでかるくこすると、色がなじんでやわらかい毛の感じになるよ。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
体が大きいラグドール。まるみが出せるように「かげ」をつけてあげると、もっと本物みたいに見えるよ。かげになる場所は、
- あごの下や、おなかの一番下の部分
- 足と体がくっついているところ
- ふわふわのしっぽの付け根
こういう場所は、もとの色より少しだけこい色をかるく重ねてみよう。反対に、背中やおでこなど、ひかりが当たりそうなところは、色をぬらずに白く残したり、うすくぬったりすると、ふっくらして見えるよ。
背景もやさしい雰囲気にしよう!
ラグドールは、お部屋でのんびりするのが好きだから、背景にはこんなものを描くと似合うよ。
- ふかふかのじゅうたんや気持ちよさそうなクッション:好きなもようを描いて、すてきなお部屋にしてあげよう。
- 日当たりのいい窓辺:レースのカーテンを描き加えたり、やわらかい日差しが差し込んでいるように、黄色やオレンジ色をうすくぬるのもいいね。
ぬりえを楽しむためのヒント!
本物の色にこだわらず、きみが思う「かわいい!」色でぬるのが一番だよ。ピンク色のラグドールや、空色のラグドールがいても、とってもすてきだね!
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ラグドール