サイアミーズ(シャム猫)の塗り絵
サイアミーズ(シャム猫)の特徴
青い瞳のエレガントな猫!サイアミーズ!
サイアミーズは、シュッとした細い体と、サファイアみたいに青くて美しい目が特徴の猫だよ。「シャム猫」という名前でもよく知られているね。とっても賢くて、人と話すのが大好きな、おしゃべりな猫なんだ。
どこから来たの?
サイアミーズのふるさとは、昔「シャム」と呼ばれていた国、今のタイ王国だよ。昔は、タイの王様やお姫様など、身分の高い人しか飼うことができなかった、とても高貴で特別な猫だったんだ。
どんな見た目をしているの?
一番の特徴は、顔や耳、足の先、しっぽの色だけがこくなっている「ポインテッド」という模様だよ。体のベースはクリーム色や白色で、ポイントの色はこい茶色(シールポイント)や、チョコレート色、青みがかった灰色(ブルーポイント)などがあるんだ。すきとおるような青い目も、サイアミーズの大きな魅力だね。すらりとした手足と、くさび形の小さな顔が、とってもエレガントな印象をあたえるよ。
どんな性格なの?
とっても賢くて、甘えん坊で寂しがり屋な性格だよ。飼い主さんのことが大好きで、いつもそばにいたがるんだ。そして、よく鳴いておしゃべりすることでも有名だよ。「ニャー」だけじゃなく、いろんな声で、自分の気持ちを一生懸命伝えようとしてくれるんだ。活発で遊ぶのも大好きだから、一緒にいると毎日が楽しくなる猫だよ。
サイアミーズ(シャム猫)の色を塗るコツ
色の選び方
サイアミーズのとくちょうである、美しいポイントカラーと青い目をじょうずにぬってみよう!
- 体のベースの色:真っ白ではなく、少しだけ黄色みがかった白(クリーム色)や、うすいベージュでぬると、本物みたいに見えるよ。
- ポイントカラー(顔、耳、足、しっぽ):体の色との違いがはっきりわかるように、こい色でぬろう。こげ茶色(シールポイント)や、ミルクチョコレートみたいな茶色(チョコレートポイント)、青みがかった灰色(ブルーポイント)が代表的だよ。
- 目:なんといっても一番のポイント!キラキラした青色や水色でぬってあげよう。目のなかに白い点をのこしてぬると、光が反射しているように見えて、もっときれいになるよ。
- 鼻や肉球:ポイントカラーと同じ色でぬってあげよう。
スマートな体を表現しよう!
サイアミーズのしなやかで、ほっそりした体のラインをきれいに見せるようにぬってみよう。
- 色鉛筆で塗る場合:毛が短い猫だから、毛の流れを意識して、なめらかにぬるときれいに仕上がるよ。色の境い目は、少しずつ色がまざるように、やさしくぼかすと自然に見えるね。
- クレヨンで塗る場合:あまり力を入れずに、うすくぬり広げると、サイアミーズのすべすべした毛の感じが出せるよ。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
シュッとした体に「かげ」をつけてあげると、もっとモデルさんみたいに見えるよ。かげになる場所は、
- おなかの下や、ほっそりした足の付け根
- あごの下や、しっぽが体にふれている部分
- 顔の中心から耳にかけてのポイントカラーの部分
こういう場所を、もとの色より少しだけこい色でうすくぬり重ねてみよう。反対に、背中のまん中など、光が当たりそうなところは、色をうすくぬると、つやのある毛並みに見えるよ。
背景も上品にしてみよう!
サイアミーズは、もともと王宮でくらしていた高貴な猫。背景にはこんなものを描くと似合うよ。
- 高級そうなクッションやソファ:赤や紫、金色などを使うと、ゴージャスな雰囲気になるね。
- オリエンタルな模様:タイの建物にあるような、キラキラした模様や植物を描き加えると、ふるさとの雰囲気が出せるよ。
- きれいなカーテンのそば:窓辺で外をながめている姿も、絵になるね。
ぬりえを楽しむためのヒント!
本物の色だけじゃなく、ピンク色のポイントや、虹色の瞳のサイアミーズがいても、とってもすてきだよ。きみの自由な発想で、世界に一匹だけのおしゃれなサイアミーズを完成させてね!
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サイアミーズ(シャム猫)