メインクーンの塗り絵
メインクーンの特徴
大きな体にふさふさしっぽ!メインクーン!
メインクーンは、「穏やかな巨人」とも呼ばれる、猫のなかでもとっても体が大きい種類の猫だよ。ライオンみたいなたてがみと、アライグマのようにふさふさで長いしっぽがじまんなんだ。見た目はワイルドでかっこいいけど、実はとっても優しくて賢いんだよ。
どこから来たの?
名前の通り、アメリカのメイン州がふるさとだと言われているよ。むかし、厳しい寒さのメイン州で、農場や家をネズミから守るために活躍していた、たくましい猫が祖先なんだ。そのふさふさのしっぽがアライグマ(ラクーン)に似ていたことから、「メインクーン」と名付けられたという説があるんだ。
どんな見た目をしているの?
一番の特徴は、その大きな体!猫のなかでは最大級で、大きい子だと1メートルをこえる長さになることもあるんだ。寒さから体を守るための、長くてふさふさした毛もかっこいいよね。特に首のまわりの毛は長くて、まるでライオンのたてがみみたいだよ。耳の先にぴょんと生えた「リンクスティップス」という飾り毛も、メインクーンのかわいいポイントだよ。
どんな性格なの?
見た目はりりしいけど、性格はとってもおだやかで優しいんだ。飼い主さんのことが大好きで、犬のように賢く、名前を呼ぶと返事をしたり、おもちゃを持ってきたりすることもあるんだよ。「ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)」というニックネームがぴったりの、心優しい巨人なんだ。犬のように、「お手」などの芸を覚えるメインクーンもいるんだって。
水で遊ぶのが好き!?
猫は普通、水をこわがることが多いけど、メインクーンは水で遊ぶのが好きな子が多い、めずらしい猫なんだ。手で水をすくって飲んだり、お風呂場に遊びに来たりすることもあるんだって。昔、船に乗って旅をしていた名残かもしれないね。
メインクーンの色を塗るコツ
色の選び方
メインクーンには、しま模様や白、黒、茶色など、いろいろな色の子がいるよ。きみのイメージで、かっこいいメインクーンをぬってみよう!
- ブラウン・マッカレルタビー:一番よく見かける、茶色のしま模様だよ。ベースをうすい茶色でぬって、しま模様をこい茶色や黒でぬると、ワイルドでかっこよくなるね。
- シルバー・クラシックタビー:銀色に黒いうずまき模様が入った、おしゃれな色だよ。ベースをうすい灰色、模様を黒でぬってみよう。
- 一色でぬる:黒一色でぬれば力強く、白一色でぬれば神々しく、オレンジ色(レッド)でぬれば、明るく元気な感じになるよ。
- 目:緑(グリーン)や金色(ゴールド)、オレンジがかった銅の色(カッパー)がきれいだよ。キラキラ輝くようにぬってみてね。
ふさふさの長い毛を表現しよう!
メインクーンのじまんの、長くてゴージャスな毛をぬりえで表現してみよう。
- 色鉛筆で塗る場合:毛の流れを意識して、サーッ、サーッと長い線を引くようにぬると、ふさふさした感じが出せるよ。首まわりの「たてがみ」や、ふさふさのしっぽは、特に毛を長く描くようにぬってみよう。
- クレヨンで塗る場合:色を重ねてぬると、毛の深みが出せるよ。しっぽは、しま模様をはっきりぬると、アライグマみたいでかわいくなるね。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
大きな体を表現するために、「かげ」をつけてあげると、もっと迫力が出せるよ。かげになる場所は、
- おなかの下や、がっしりした足の付け根
- あごの下や、首まわりの長い毛のかさなった部分
- ふさふさのしっぽが体にふれているところ
こういう場所を、もとの色より少しだけこい色でかるく重ねてみよう。反対に、広い背中やおでこは、色をうすくぬったり、白くのこしたりすると、光が当たっているように見えて、体が大きく見えるよ。
背景もワイルドにしてみよう!
メインクーンは、もともと自然の中でくらしていた猫。背景にはこんなものを描くと似合うよ。
- 森や林の中:木の幹や落ち葉を描き加えると、冒険しているみたいでかっこいいね。
- 雪景色:メインクーンは寒いところがへいきだから、白い雪との組み合わせもすてきだよ。
- 暖炉のあるお部屋:大きな体で、暖炉の前でくつろいでいる姿もいいね。
ぬりえを楽しむためのヒント!
本物の色にとらわれる必要はないよ!きみの自由な発想で、虹色のメインクーンや、星もようのメインクーンをぬってみるのも、とっても楽しいよ!
-
メインクーン