菜の花の塗り絵
菜の花の特徴
菜の花は、アブラナ科アブラナ属の植物の総称です。実は「菜の花」という特定の植物があるわけではなく、アブラナやセイヨウアブラナ、あるいは食用のコマツナやハクサイなどの花芽もすべて「菜の花」と呼ばれます。一面に広がる黄色の花畑は、日本の春を象徴する景色の一つです。
英語名と名前の由来
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英語名: 一般的には Rape blossoms や Canola flowers と呼ばれます。
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Rapeseed: 油を採るための種(アブラナ)を指します。
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Canola: カナダで開発された低エルカ酸の品種(Canadian Oil Low Erucic Acid)の略称です。
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Mustard flower: からし菜の花を指す場合に使われます。
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名前の由来:
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「菜」という漢字には「食用にする草」という意味があります。つまり「菜の花」とは「食べるための植物に咲く花」という意味からきています。
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江戸時代には主に灯明のための「菜種油」を採るために広く栽培されていました。
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咲く時期
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時期: 2月から5月ごろ
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早い地域(千葉県の房総半島など)では1月ごろから咲き始めますが、全国的な見頃は3月から4月にかけてです。
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桜の開花時期と重なることが多く、ピンクと黄色のコントラストは春の絶景の定番となっています。
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花言葉
菜の花には、その明るい見た目にふさわしい前向きな言葉がたくさんあります。
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「快活」: 春の光を浴びて元気に咲く姿から。
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「明るい希望」: 冬を越えて一番に咲き誇る様子に由来します。
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「小さな幸せ」: 一つひとつは小さな花が集まって大きな輝きを作ることから。
菜の花の色を塗るコツ
より生き生きと仕上げるためのテクニックを紹介します。
鮮やかな黄色の使い分け
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立体感を出す: 花びら全体をレモンイエローで塗り、影になる部分や中心部に山吹色やオレンジ色を少し足してみてください。これだけで、花の集まりに奥行きが生まれます。
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白を味方にする: 花のてっぺんをあえて塗らずに白く残すと、春の強い日差しを反射しているようなキラキラ感が出ます。
茎と葉の自然なグラデーション
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菜の花の茎は少し白みがかっていることがあります。黄緑色で塗った上から、場所によって水色を薄く重ねると、柔らかい茎の質感が表現できます。
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手前の葉が大きい場合は、葉脈(筋)を意識して、濃い緑でアクセントをつけると力強さが出ます。
背景とのハーモニー
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桜との共演: 桜と菜の花が一緒に描かれた豪華な構図は、桜の花びらを薄いピンク、舞い散る花びらにはさらに淡い色を使うと、風の動きが感じられるようになります。
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空の色: 背景の空を淡い水色で広く塗ると、黄色い菜の花がパッと浮き上がって見えます。
菜の花の豆知識
「菜の花」という植物はない?
実は図鑑を探しても「菜の花」という名前の植物は載っていないんだ。これは特定の花の名前ではなく、アブラナやカブ、白菜など、黄色い十字型の花を咲かせる「アブラナ科の植物」をまとめて呼ぶときのグループ名(総称)なんだよ。
名前の意味は「野菜の花」
「菜」という漢字には、「おかず(食べる葉っぱ)」という意味があるんだ。だから菜の花は、野原に咲くただの花ではなく、本来は「食べるための野菜の花」という意味を持っているんだよ。
美味しい油に変身!
花が終わった後にできる種からは、料理に使う「菜種油」がたくさん採れるよ。昔は夜の部屋を明るくする「灯り」の燃料としても使われていた、人間にとってとても大切な植物なんだ。
春を味わう「ほろ苦さ」
スーパーで売っている菜の花は、花が咲く前の「つぼみ」の状態だよ。お浸しにして食べると少しだけほろ苦い味がするけれど、その苦味が冬の体を目覚めさせる「春の味」として人気があるんだ。
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菜の花
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菜の花2
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菜の花と桜
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