ハナカマキリの塗り絵

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ハナカマキリの特徴(とくちょう)

花(はな)の 妖精(ようせい)!ハナカマキリ

ハナカマキリは、ランの花(はな)にそっくりな姿(すがた)をしたカマキリの仲間(なかま)です。特に幼虫(ようちゅう)の時期(じき)は、体全体(たいぜんたい)を使って花(はな)に化け、獲物(えもの)をだまして捕まえる不思議(ふしぎ)な生態(せいたい)を持っています。その美(うつく)しさと珍(めずら)しさから、東南(とうなん)アジアでも特に人気の高(たか)い昆虫(こんちゅう)です。

英語名と 名前(なまえ)の 由来(ゆらい)

英語(えいご)ではOrchid Mantis(オーキッド・マンティス)と呼ばれています。「オーキッド」はランの花(はな)という意味で、見た目(め)の通り「ランの花(はな)のカマキリ」という名前(なまえ)がつきました。日本(にっぽん)では、花(はな)のように見(み)えることからそのまま「ハナカマキリ」と呼ばれています。

ハナカマキリの 分類(ぶんるい)

ハナカマキリは、カマキリ目(め)ハナカマキリ科に属しています。日本(にっぽん)で見られるオオカマキリやハラビロカマキリとは少(すこ)し違(ちが)うグループですが、鋭(するど)いカマを持つハンターである点は共通しています。

成長(せいちょう)に合わせて 姿(すがた)を 変(か)える「変身(へんしん)の 名手(めいしゅ)」

ハナカマキリは、成長(せいちょう)するにつれて見た目(め)が大(おお)きく変わります。

  • 生(う)まれたばかり(一齢幼虫(ようちゅう)):体(からだ)は赤(あか)く、頭(あたま)や足(あし)は黒(くろ)い色(いろ)をしていて、花(はな)には似ていません。これは毒を持つカメムシの仲間(なかま)に化けて、身(み)を守っていると言われています。

  • 花(はな)の 姿(すがた)の 幼虫(ようちゅう)(二齢から 終齢幼虫(ようちゅう)):脱皮をして二齢幼虫(ようちゅう)になると、鮮(あざ)やかなピンク色(いろ)や白色(はくしょく)の姿(すがた)に変わります。この時期(じき)が一番ランの花(はな)にそっくりで、葉(は)っぱの上(うえ)に止(と)まっているだけで花(はな)に見えます。

  • 大人(おとな)の ハナカマキリ(成虫(せいちゅう)):大人(おとな)になると体(からだ)が白(しろ)くなり、模様(もよう)が入(はい)ります。自分自身(じぶんじしん)を花(はな)に見せるのではなく、花(はな)の近くに隠(かく)れて獲物(えもの)を待(ま)ち伏(ぶ)せするスタイルに変わります。

見た目(め)だけじゃない!匂(にお)いでも 引(ひ)き寄(よ)せる

ハナカマキリの幼虫(ようちゅう)のすごいところは、見た目(め)だけでなく匂(にお)いまで花(はな)に似せていることです。お尻の先からランの花(はな)のような香りを出(だ)し、匂(にお)いに誘われてやってきた虫(むし)を捕まえます。

どこに 住(す)んでいるの?

ハナカマキリは、マレーシアやインドネシアなどの東南(とうなん)アジアに住んでいます。温かくて湿度(しつど)が高(たか)い森(もり)の中の、花(はな)や草木が生い茂る場所(ばしょ)に生息(せいそく)しています。

何(なに)を 食(た)べて 生(い)きているの?

ハナカマキリは肉食(にくしょく)の昆虫(こんちゅう)です。

  • 幼虫(ようちゅう)の時は、ランの花(はな)に集まるハチの仲間(なかま)を主に捕まえます。

  • 大人(おとな)になると、花(はな)の近くで待(ま)ち伏(ぶ)せし、やってくるチョウやハチなどを捕(つか)まえて食(た)べます。

オスと メスで 大(おお)きさが 全然(ぜんぜん)違(ちが)う!

ハナカマキリは、オスとメスで体(からだ)の大(おお)きさが極端に違(ちが)います。

  • メスは大(おお)きく育(そだ)ちますが、オスはメスの半分(はんぶん)くらいの大(おお)きさしかありません。 メスの方が、より豪華で大(おお)きな花(はな)に見(み)えるような姿(すがた)をしています。

ハナカマキリの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

優(やさ)しい ピンク色(いろ)の グラデーションを 作ろう

ハナカマキリの幼虫(ようちゅう)を塗(ぬ)る時は、ピンク色(いろ)の濃淡(のうたん)を意識(いしき)しましょう。

  • 全体(ぜんたい)を真っピンクにするのではなく、白色(はくしょく)や薄(うす)いクリーム色(いろ)をベースに塗(ぬ)ります。

  • 足(あし)の先や体(からだ)の節々に、薄(うす)いピンク色(いろ)をふわっと重(かさ)ねていくと、本物(ほんもの)の花(はな)びらのような質感(しつかん)になります。

花(はな)びらのような 足(あし)を 本物(ほんもの)らしく

ハナカマキリの足(あし)は、花(はな)びらのように平らな形(かたち)をしています。

  • 足(あし)の縁(ふち)を少(すこ)し濃(こ)いピンクで縁取(ふちど)ってみましょう。

  • 葉(は)っぱの上(うえ)に止(と)まっている様子(ようす)を塗(ぬ)る時は、足(あし)の色(いろ)を周りの花(はな)の色(いろ)に近づけると、上手(じょうず)に擬態(ぎたい)している感じが出せます。

複眼(ふくがん)(目(め))を 宝石(ほうせき)のように 塗(ぬ)ろう

カマキリの目(め)は、キラキラして見えます。

  • 目(め)全体(ぜんたい)を薄(うす)い緑色や黄色(きいろ)で塗(ぬ)り、光(ひかり)が当たっている部分(ぶぶん)を白(しろ)く塗(ぬ)り残(のこ)すと、イキイキとした表情になります。

  • 中心(ちゅうしん)に小(ちい)さな黒(くろ)い点を描(か)くと、獲物(えもの)を狙っている鋭(するど)い目(め)つきを表現(ひょうげん)できます。

獲物(えもの)を 狙(ねら)う カマの 鋭(するど)さを 表現(ひょうげん)しよう

カマキリの武器(ぶき)である「カマ」の部分(ぶぶん)は、力強(ちからづよ)く塗(ぬ)りましょう。

  • カマのトゲトゲしている部分(ぶぶん)は、少(すこ)し濃(こ)い色(いろ)でハッキリと描(か)くと、強そうなハンターらしさが出ます。

背景(はいけい)を 描(か)いて 擬態(ぎたい)の 凄(すご)さを 見(み)せよう

ハナカマキリがどこに隠(かく)れているか、背景(はいけい)も工夫(くふう)して塗(ぬ)ってみましょう。

  • 周りに本物(ほんもの)のランの花(はな)を描(か)き込(こ)み、ハナカマキリと同じ色(いろ)で塗(ぬ)ってみてください。

  • ぱっと見た時に、どこにカマキリがいるか分からないような絵(え)になれば、きみの勝(か)ちです!

ハナカマキリの豆知識(まめちしき)

お花(はな)にそっくりな擬態(ぎたい)の天才(てんさい)

ハナカマキリは、東南(とうなん)アジアの熱帯雨林(ねったいうりん)に住(す)んでいるカマキリだよ。脚の形(かたち)が「花(はな)びら」のように広(ひろ)がっていて、色(いろ)も白(しろ)やピンク色(いろ)をしているから、パッと見ただけでは本物(ほんもの)のランの花(はな)と見分(みわ)けがつかないほどそっくりなんだ。

自分(じぶん)からおびき寄(よ)せるハンター

普通、虫(むし)たちは敵から隠(かく)れるために周りの景色(けしき)に化けるけれど、ハナカマキリは「虫(むし)をおびき寄(よ)せる」ために花(はな)に化けているんだ。蜜を探しにやってきたチョウやハチが、花(はな)だと思って近(ちか)づいた瞬間(しゅんかん)、自慢(じまん)のカマで素早(すばや)く捕(つか)まえてしまうよ。

大人(おとな)になると姿(すがた)が変(か)わる?

花(はな)にそっくりな姿(すがた)をしているのは、実は「子供(幼虫(ようちゅう))」の時期(じき)だけなんだ。大人(おとな)(成虫(せいちゅう))になって背中(せなか)に羽(はね)が生えると、色(いろ)はだんだん白(しろ)っぽく落(お)ち着いて、形(かたち)も普通の見慣れたカマキリに少(すこ)しずつ近(ちか)づいていくよ。

本物(ほんもの)の花(はな)より花(はな)らしい?

ハナカマキリのピンク色(いろ)はとっても鮮(あざ)やかで、虫(むし)たちの目(め)には「本物(ほんもの)のランの花(はな)よりも魅力的な花(はな)」に見えているという研究結果(けっか)もあるんだ。お花(はな)になりきるために、体(からだ)の色(いろ)や形(かたち)を完璧に使(つか)いこなす不思議(ふしぎ)な昆虫(こんちゅう)だね。