カブトガニの塗り絵

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カブトガニの特徴(とくちょう)

生(い)きている化石(かせき)!何億年(なんおくねん)も姿(すがた)が変(か)わらないカブトガニ

みんなは、恐竜(きょうりゅう)が地球(ちきゅう)に生(う)まれるよりもずっと昔(むかし)から、ほとんど形(かたち)を変えずに生(い)き続(つづ)けている凄(すご)い生(い)き物(もの)を知(し)っているかな?それがこのカブトガニだよ!何億年(なんおくねん)もの間(あいだ)、大昔(おおむかし)の姿(すがた)のまま生(い)き残(のこ)っていることから、世界中(せかいじゅう)で生(い)きている化石(かせき)と呼(よ)ばれて大切(たいせつ)にされているんだ。

カニじゃない!?クモやサソリに近(ちか)い不思議(ふしぎ)な仲間(なかま)

名前(なまえ)に「カニ」とついているけれど、実(じつ)はみんながよく食(た)べるタラバガニやズワイガニなどのカニの仲間(なかま)ではないんだよ。体(からだ)の仕組(しく)みをよーく調(しら)べてみると、実(じつ)はクモやサソリにとても近(ちか)い仲間(なかま)なんだって!海(うみ)の底(そこ)をたくさんの足(あし)でもぞもぞと歩(ある)く、とっても不思議(ふしぎ)で面白(おもし)い生(い)き物(もの)なんだ。

カブトのような頑丈(がんじょう)なヨロイと長(なが)いしっぽの秘密(ひみつ)

カブトガニの体(からだ)は、名前(なまえ)の通(とお)り昔(むかし)の武士(ぶし)が頭(あたま)にかぶっていたカブトのような固(かた)いヨロイで守(まも)られているよ。

  • 体(からだ)の前(まえ)の方(かた)は、丸(まる)くて大(おお)きくて頑丈(がんじょう)なヨロイのドームのようになっているんだ。

  • 体(からだ)の後(うし)ろ側(がわ)には、たくさんの鋭(するど)いトゲトゲが並(なら)んでいるよ。

  • お尻(しり)の先(さき)からは、剣(けん)のように長(ちょう)くて真っ直ぐなしっぽがピンと伸(の)びていて、ひっくり返ってしまったときにこのしっぽを地面(じめん)に突(つ)き立(た)てて上手(じょうず)に元(もと)に戻(もど)るんだよ。

仲良(なかよ)し夫婦(ふうふ)!いつも一緒(いっしょ)に寄(よ)り添(そ)うオスとメス

カブトガニの大人(おとな)のオスとメスは、とっても仲良(なかよ)しなことで有名(ゆうめい)んだ。海(うみ)の底(そこ)を移動(いどう)するときや砂浜(すなはま)にやってくるときは、いつもオスがメスの背中(せなか)にガシッと抱(だ)きついて、2匹(ひき)くっついて行動(こうどう)するんだよ。そのため、昔(むかし)から仲(なか)が良(よ)い夫婦(ふうふ)のシンボルとして親(した)しまれてきたんだ。オスのヨロイの前側(まえがわ)には、メスのお尻(しり)にぴったり合(あ)わせるための特別(とくべつ)なへこみがあるんだよ。

医療(いりょう)を支(ささ)える!驚(おどろ)きの青(あお)い血液(けつえき)の超能力(ちょうのうりょく)

カブトガニの体(からだ)の中(なか)を流(なが)れる血液(けつえき)には、みんなをびっくりさせる凄(すご)い秘密(ひみつ)があるんだ。なんと、人間(にんげん)のような赤(あか)い色(しょく)ではなく、神秘的(しんぴてき)な青(あお)い血液(けつえき)を持(も)っているんだよ!この青(あお)い血液(けつえき)には、体(からだ)の中(なか)にバイキンが入(はい)ってくると一瞬(いっしゅん)で固まってバイキンを閉(と)じ込(こ)める凄(すご)い能力(のうりょく)があって、人間(にんげん)の病気(びょうき)を治(なお)すための医療(いりょう)の世界(せかい)で大活躍(だいかつやく)して、世界中(せかいじゅう)のたくさんの人々(ひとびと)の命(いのち)を救(すく)っているんだ。

どこに住(す)んでいるの?日本(にっぽん)のきれいな干潟(ひがた)や瀬戸内海(せとないかい)

カブトガニは、日本(にっぽん)の中(なか)の限(かぎ)られたきれいな海(うみ)にしか住めないんだ。主(おも)に瀬戸内海(せとないかい)や北九州(きたきゅうしゅう)のあたりにある、波(なみ)が静(しず)かで泥(どろ)や砂(すな)がたまったきれいな干潟(ひがた)がお気に入(はい)りなんだよ。しかし、最近(さいきん)は海(うみ)や干潟(ひがた)が汚(よご)れてしまって、カブトガニが住める場所(ばしょ)がどんどん減(へ)ってしまっているんだ。

夏(なつ)の満月(まんげつ)の夜(よる)に!砂浜(すなはま)で行(おこな)われる神秘的(しんぴてき)な産卵(さんらん)

カブトガニのお母(かあ)さんは、卵(たまご)を産(う)むために特別(とくべつ)な日(ひ)を選(えら)ぶんだよ。それは、夏(なつ)の初(はじ)めから終(お)わりにかけての、満月(まんげつ)や新月(しんげつ)の日(ひ)の大潮(おおしお)(いちばん潮(しお)が満(み)ちる時(とき))の夜(よる)なんだ。波(なみ)に乗(の)って仲良く夫婦(ふうふ)で砂浜(すなはま)の上(うえ)の方(かた)までやってきて、砂(すな)の中(なか)にたくさんの丸(まる)くてかわいい卵(たまご)を産み落(お)とすんだよ。

何(なん)を食(た)べて大(おお)きくなるの?砂(すな)の底(そこ)のハンター

海(うみ)の底(そこ)や砂(すな)の中(なか)に隠(かく)れている小(ちい)さな生(い)き物(もの)を探(さが)して食(た)べるハンターなんだ。大好物(だいこうぶつ)は、砂(すな)の中(なか)に住(す)んでいるゴカイや小(ちい)さな貝(かい)の仲間(なかま)だよ。頑丈(がんじょう)なヨロイの下(した)にあるたくさんの足(あし)を器用(きよう)に動(うご)かして、砂(すな)を掘(ほ)り起(お)こしながらエサを探(さが)してモグモグ食(た)べるんだ。

何回(なんかい)も脱皮(だっぴ)する!大人(おとな)になるまでの長(なが)い旅路(たびじ)

卵(たまご)から生(う)まれたばかりの赤(あか)ちゃんは、大昔(おおむかし)の生(い)き物(もの)にそっくりな形(かたち)をしているよ。そこから大(おお)きくなるために、カブトガニは何回(なんかい)も何回(なんかい)も皮(かわ)を脱(ぬ)ぐんだ。大人(おとな)になるまでには、なんと十数年(じゅうすうねん)もの長(なが)い時間(じかん)がかかり、その間(あいだ)に15回(かい)くらいも皮(かわ)を脱いで、少(すこ)しずつあの立派(りっぱ)なヨロイの姿(すがた)になっていくんだよ。

地球(ちきゅう)の宝物(たからもの)!みんなで守る大切(たいせつ)な絶滅(ぜつめつ)のピンチにある生(い)き物(もの)

大昔(おおむかし)から生(い)き残(のこ)ってきたカブトガニだけど、今(いま)は住(す)む場所(ばしょ)がなくなってしまって、絶滅(ぜつめつ)のピンチにあるとても珍(めずら)しい生(い)き物(もの)になってしまったんだ。日本(にっぽん)では、カブトガニが住(す)む地域(ちいき)を国(くに)の宝物(たからもの)にして、みんなで大切(たいせつ)に守る活動(かつどう)をしているよ。未来(みらい)の地球(ちきゅう)にもカブトガニが残れるように、海(うみ)をきれいにすることが大切(たいせつ)なんだね。

カブトガニの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

色(しょく)の選び方(かた):泥(どろ)に馴染(なじ)む渋(しぶ)いアースカラーを選ぼう!

カブトガニは海(うみ)の底(そこ)の砂(すな)や泥(どろ)の上(うえ)で暮(く)らしているから、自然(しぜん)の景色(けしき)に溶(と)け込むような渋くてかっこいい色(しょく)を選(えら)ぶのが一番(いちばん)のコツだよ。 全体(ぜんたい)を塗(ぬ)る基本(きほん)の色(しょく)には、力強(ちからづよ)い焦げ茶色(ちゃいろ)や濃(こ)い灰色(はいいろ)、黄土色(おうどいろ)をベースにして薄(うす)く均一(きんいつ)に塗(ぬ)ってみよう。ヨロイの少(すこ)しボコボコした模様(もよう)の部分(ぶぶん)には、上(うえ)からオリーブグリーンや薄(うす)い茶色(ちゃいろ)を優(やさ)しく重(かさ)ねてあげると、本物(ほんもの)そっくりの大昔(おおむかし)から生(い)きているような渋(しぶ)い深(ふか)みと重(おも)みが表現(ひょうげん)できるよ。 ヨロイの横(よこ)にある小(ちい)さくて可愛(かわい)い目(め)は、濃(こ)いグレーや黒(くろ)を使(つか)ってクッキリと丸(まる)く描(えが)いてあげてね。

固(かた)いヨロイの質感(しつかん)を出(だ)すツヤとハイライトのテクニック

カブトガニのヨロイは、ワニやカメの甲羅(こうら)のように固くて、水(みず)に濡(ぬ)れるとピカピカ光(ひか)るんだ。これをぬりえで表現(ひょうげん)する素晴(すば)らしい秘密(ひみつ)のテクニックがあるよ。 丸(まる)くて大(おお)きなヨロイのいちばん盛(も)り上(あ)がっているてっぺんの周(まわ)りは、あえて色(しょく)を塗らずに白(しろ)い紙(かみ)の色(しょく)をそのまま丸(まる)く残しておくようにしよう。そして、その白(しろ)い部分(ぶぶん)の周(まわ)りから外側(そとがわ)に向(む)かって、だんだん茶色(ちゃいろ)や灰色(はいいろ)が濃くなるようにグラデーションをつけていくんだ。これだけで、南国(なんごく)の太陽(たいよう)の光(ひかり)を反射(はんしゃ)してツヤツヤに輝(かがや)いている頑丈(がんじょう)なヨロイの質感(しつかん)がバッチリ完成(かんせい)するよ!

トゲトゲしたお尻(しり)と長(ちょう)〜いしっぽの立体感(りったいかん)を出(だ)す影(かげ)

ヨロイの後(うし)ろ側(がわ)にあるたくさんの鋭(するど)いトゲトゲや、後(うし)ろにピンと伸(の)びた長(ちょう)〜いしっぽは、カブトガニの一番(いちばん)かっこいい武器(ぶき)のようなパーツだね。 お尻(しり)のトゲトゲの線(せん)の隙間(すきま)や、しっぽのすぐ下(した)の部分(ぶぶん)には、メインで使(つか)った茶色(ちゃいろ)よりもさらに濃(こ)い黒色(くろいろ)や焦げ茶色(ちゃいろ)を色鉛筆(いろえんぴつ)の先(さき)を尖(とが)らせて細(ほそ)く薄(うす)く重(かさ)ねてみよう。影(かげ)になる場所(ばしょ)をクッキリと濃く塗(ぬ)ることで、しっぽが後(うし)ろに向(む)かって真っ直ぐ力強(ちからづよ)く突(つ)き出(で)ているような、大迫力(だいはくりょく)の立体感(りったいかん)と躍動感(やくどうかん)が生(う)まれるんだよ!

ひっくり返ったお腹(なか)やたくさんの足(あし)をリアルに塗(ぬ)るヒント

カブトガニをひっくり返(かえ)したお腹(なか)側(がわ)のイラストや、ヨロイの下(した)からチラリと見(み)えているたくさんの足(あし)を塗(ぬ)るときのポイントだよ。 お腹(なか)側(がわ)には、クモの仲間(なかま)らしい関節(かんせつ)のある細(こま)かな足(あし)が14本(ぽん)もギザギザと並(なら)んでいるね。この足(あし)を塗(ぬ)るときは、足(あし)の真ん中(なか)を薄(うす)いベージュやクリーム色(しょく)で祭(まつ)り、足(あし)と足(あし)の重(おも)なり合っている隙間(すきま)の線(せん)の部分(ぶぶん)にだけ濃(こ)いグレーで影(かげ)を入(い)れてあげよう。たくさんの足(あし)が1本(ぽん)ずつバラバラにクッキリ浮(う)かび上(あ)がって見(み)えて、図鑑(ずかん)のように精密(せいみつ)でかっこいい仕上(しあ)がりになるから試(ため)してみてね!

自由(じゆう)に表現(ひょうげん)しよう!背景(はいけい)を描(か)き加(くわ)えて干潟(ひがた)の大自然(だいしぜん)を作(つく)ろう

ぬりえの世界(せかい)には正解(せいかい)なんてないから、図鑑(ずかん)の通(とお)りの地味(じみ)な色(しょく)じゃなくても全(まった)く問題(もんだい)ないんだよ!きみの自由(じゆう)なアイデアで楽(たの)しく塗(ぬ)ってみよう。 本物(ほんもの)の色(しょく)にこだわらず、きみのセンスで金色(きんいろ)に輝くゴールドカブトガニにしたり、宇宙(うちゅう)のような近未来(きんみらい)のサイバーカブトガニにしちゃうのも最高(さいこう)に楽(たの)しいアイデアだね! まわりの空(あ)いている白(しろ)いスペースには、カブトガニが歩いたあとの砂(すな)の上(うえ)の長(なが)いしっぽの筋(すじ)を自分(じぶん)で描(か)き足(た)したり、波(なみ)が押(お)し寄せる青(あお)い海(うみ)やきれいな砂浜(すなはま)、空(そら)にまぶしい太陽(たいよう)を描(か)き加(くわ)えてみよう。きみの大好(だいす)きな色鉛筆(いろえんぴつ)やクレヨンをフルパワーで動かせば、もっと絵(え)が生(い)き生(い)きするよ!世界(せかい)に一(ひと)つだけの最高(さいこう)のカブトガニぬりえを完成(かんせい)させてね。

カブトガニの豆知識(まめちしき)

2億(おく)年以上(ねんいじょう)も姿(すがた)が変(か)わらない「生(い)きた化石(かせき)」

カブトガニは、恐竜(きょうりゅう)たちが地球(ちきゅう)を歩き回(まわ)るよりもずーっと昔(むかし)の2億(おく)年以上(ねんいじょう)も前(まえ)から、ほとんど姿(すがた)を変えずに生(い)き続(つづ)けているんだ。このように大昔(おおむかし)のままの姿(すがた)で今(いま)も生(い)きている生(い)き物(もの)は「生(い)きた化石(かせき)」と呼(よ)ばれていて、地球(ちきゅう)の歴史(れきし)を知(し)るためのとても大切(たいせつ)な存在(そんざい)なんだよ。

名前(なまえ)に「カニ」とつくけれど、実(じつ)は別(べつ)の仲間(なかま)!

「カブトガニ」という名前(なまえ)だし、海(うみ)に住(す)んでいるからカニの仲間(なかま)だと思(おも)われがちだけれど、実(じつ)はクモやサソリに近(ちか)い仲間(なかま)なんだ。足(あし)を動かす仕組(しく)みや体(からだ)の構造(こうぞう)がカニとは全然(ぜんぜん)違(ちが)っていて、お腹(なか)側(がわ)にあるたくさんの足(あし)の形(かたち)などもクモたちの特徴(とくちょう)によく似(に)ているんだよ。

人間(にんげん)の命(いのち)を救う不思議(ふしぎ)な「青(あお)い血液(けつえき)」

カブトガニの体(からだ)の中(なか)には、私(わたし)たち人間(にんげん)のような赤(あか)い血(ち)ではなく、透(す)き通った美(うつく)しい青(あお)い血液(けつえき)が流(なが)れているんだ。この青(あお)い血(ち)には、ごくわずかな細菌(さいきん)の毒(どく)を浴(あ)びると一瞬(いっしゅん)で固まる特別(とくべつ)な能力(のうりょく)があって、注射器(ちゅうしゃき)や薬(くすり)にバイ菌の毒(どく)が入(はい)っていないかを確(たし)かめるために世界中(せかいじゅう)の医療現場(いりょうげんば)で大活躍(だいかつやく)しているんだよ。

兜(かぶと)のような甲羅(こうら)と「長(なが)いしっぽ」の秘密(ひみつ)

上(うえ)から見(み)ると、まるで戦国武将(せんごくぶしょう)が頭(あたま)にかぶるかっこいい「兜(かぶと)」のように見(み)えるよね。お尻(しり)からはトゲのような長(なが)いしっぽがピョコンと伸(の)びているけれど、これは敵(てき)を攻撃(こうげき)するための武器(ぶき)ではなく、波(なみ)でひっくり返ってしまったときに地面(じめん)を突いて体(からだ)を元(もと)に戻すための便利(べんり)なレバーの役割(やくわり)をしているんだよ。