マヌルネコの塗り絵

難易度:

マヌルネコの特徴(とくちょう)

世界最古(せかいさいこ)のネコ!?マヌルネコとは?

マヌルネコは、シベリアやモンゴルなどの寒(さむ)くて標高(ひょうこう)が高(たか)い場所(ばしょ)に住(す)んでいる珍(めずら)しい野生(やせい)のネコの仲間(なかま)だよ。今(いま)から約(やく)600万年前(まんねんまえ)という大昔(おおむかし)からほとんど姿(すがた)が変(か)わっていないと言(い)われていて、「世界最古(せかいさいこ)のネコ」と呼(よ)ばれることもあるんだ。お家で飼(か)われているネコちゃんとは違(ちが)って、厳(きび)しい大自然(だいしぜん)の中(なか)でたくましく暮(く)らしているんだよ。

名前(なまえ)の由来(ゆらい)!モンゴル語(ご)で小(ちい)さい野(の)ネコ

「マヌルネコ」という不思議(ふしぎ)な名前(なまえ)の「マヌル」は、現地(げんち)モンゴルの言葉(ことば)で「小(ちい)さい野(の)ネコ」という意味(いみ)を持(も)っているんだよ。英語(えいご)ではPallas’s cat(パラスキャット)やManul(マヌル)と呼(よ)ばれているんだ。「パラス」というのは、このネコを世界(せかい)で最初(さいしょ)に発見(はっけん)して発表(はっぴょう)した有名(ゆうめい)な研究者(けんきゅうしゃ)のお名前(なまえ)からついたんだよ。

もこもこ日本一(にっぽんいち)!?世界一(せかいいち)ぶ厚い毛皮(けがわ)のひみつ

マヌルネコの一番(いちばん)の自慢(じまん)は、とってもふかふかで分厚(ぶあつ)い毛皮(けがわ)なんだよ。冬(ふゆ)になるとマイナス50度(ど)にもなる激(はげ)しい寒さから体(からだ)を守(まも)るために、ネコ科(か)の仲間(なかま)の中(なか)で一番毛(いちばんけ)が密(みつ)に生(は)えているんだ。お腹(なか)やしっぽの毛(け)が特(とく)に長(なが)くて分厚(ぶあつ)いから、冷(つめ)たい雪(ゆき)や氷(こおり)の上(うえ)にペタッと座(すわ)っても体(からだ)が冷(ひ)えないんだよ。

岩陰(いわかげ)からひょっこり!低(ひく)い位置(いち)についた耳(みみ)

マヌルネコの耳(みみ)をよく見(み)ると、頭(あたま)のてっぺんではなく顔(かお)の横(よこ)の低(ひく)い位置(いち)についていて、少(すこ)し平(ひら)べったい形(かたち)をしているよ。これは、ゴツゴツした岩陰(いわかげ)に身(み)を隠(かく)しながら獲物(えもの)を探(さが)すときに、自分(じぶん)の耳(みみ)が岩(いわ)の上(うえ)から飛(と)び出(だ)して天敵(てんてき)や獲物(えもの)に見つからないように進化(しんか)させた素晴(すば)らしい工夫(くふう)なんだ。

ネコなのに丸(まる)い!?不思議(ふしぎ)な瞳(ひとみ)(目(め))のひみつ

お家のネコちゃんは明(あか)るい場所(ばしょ)に行(い)くと黒目(くろめ)(瞳孔(どうこう))が縦長(たてなが)に細(ほそ)くなるけれど、マヌルネコは明(あか)るい場所(ばしょ)に行(い)っても黒目(くろめ)が人間(にんげん)と同(おな)じように丸(まる)いまま小(ちい)さくなるんだよ。まぶしい太陽(たいよう)の光(ひかり)が差(さ)し込(こ)む岩場(いわば)や砂漠(さばく)でも、獲物(えもの)の位置(いち)を正確(せいかく)にキャッチすることができるんだ。

まんまるコロコロ!短(みじか)い脚(あし)とふっくらボディ

マヌルネコはとっても太(ふと)っていて大(おお)きく見えるけれど、実(じつ)は毛(け)を濡(ぬ)らすとお家のごく普通(ふつう)のネコちゃんと同(おな)じくらいの大(おお)きさ(体重約(たいじゅうやく)3キロから5キロ)なんだよ。全身(ぜんしん)の毛(け)がすごく長(なが)いことと、脚(あし)が短くて太(ふと)いことから、まるでコロコロ転(ころ)がる毛糸玉(けいとたま)のように丸く見えるんだね。

表情(ひょうじょう)豊(ゆた)か!ちょっと不機嫌(ふきげん)そうな顔(かお)の理由(りゆう)

マヌルネコの写真(しゃしん)を見(み)ると、なんだか怒(おこ)っているような、不機嫌(ふきげん)そうな顔(かお)に見えることが多(おお)いんだよ。これはおでこに細(こま)かな黒(くろ)いポツポツ模様(もよう)が入(はい)っていることや、目元(めもと)に太(ふと)い黒(くろ)いラインが入(はい)っているからなんだ。この表情(ひょうじょう)豊(ゆた)かでユニークなお顔(かお)がとっても可愛(かわい)らしくて、世界中(せかいじゅう)にファンがたくさんいるんだよ。

吠(ほ)えるネコ!?ユニークな鳴き声(こえ)

マヌルネコはお家のネコちゃんのように「ニャー」と可愛く鳴(な)くのではなく、小犬(こいぬ)のように「ピャッ!」と短く吠えたり、低く「ウー」と唸(うな)ったりするんだよ。厳(きび)しい大自然(だいしぜん)の中(なか)で生(い)き抜(ぬ)くために、仲間(なかま)や天敵(てんてき)に合図(あいず)を送(おく)る特別(とくべつ)な声(こえ)を持(も)っているんだね。

狙(ねら)った獲物(えもの)は逃(のが)さない!ナキウサギのハンター

マヌルネコは、岩場(いわば)や草原(そうげん)に住(す)む小(ちい)さな「ナキウサギ」やネズミ、小鳥(ことり)が大好物(だいこうぶつ)なんだよ。脚(あし)が短くて走(はし)るのが少(すこ)し苦手(にがて)だから、走って追(お)いかけるのではなく、岩(いわ)のかげにじっと隠れて、獲物(えもの)が近(ちか)づいてきた瞬間(しゅんかん)に飛(と)びかかって捕(つか)まえる待ち伏せの達人(たつじん)なんだ。

高(たか)い山(やま)や乾燥(かんそう)した草原(そうげん)に住(す)む寒さのプロ

マヌルネコは、標高(ひょうこう)が数千(すうせん)メートルもある高(たか)い山(やま)や、木(き)が少(すく)ない乾燥(かんそう)した草原(そうげん)(ステップ地帯(ちたい))に住(す)んでいるよ。空気(くうき)が薄(うす)くて冷(つめ)たい風(かぜ)が吹(ふ)き荒(あ)れる厳(きび)しい環境(かんきょう)でも平気(へいき)で暮らせる、まさに「寒さのプロフェッショナル」なんだね。

マヌルネコの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

色(いろ)の選(えら)び方(かた):モコモコの毛並(けな)みと野性味(やせいみ)あふれるカラー

基本的(きほんてき)な体(からだ)と毛並(けな)みの色(いろ):マヌルネコの毛並(けな)みは、一色(いっしょく)ではなく何色(なにいろ)もの毛(け)が混(ま)ざり合(あ)っているよ。

まんまるな体(からだ)と分厚(ぶあつ)い毛並(けな)みを表現(ひょうげん)する塗(ぬ)り方(かた)

マヌルネコの魅力(みりょく)である「ふっくらまんまるな体(からだ)」を塗(ぬ)るテクニックを教(おし)えるよ。

お腹(なか)の底(そこ)や足元(あしもと)のモコモコ感(かん)も塗(ぬ)ってみよう。

特徴的(とくちょうてき)なお顔(かお)と目元(めもと)を生(い)き生(い)き仕上(しあ)げるポイント

マヌルネコのお顔(かお)は、目(め)や模様(もよう)の位置(いち)をクッキリ描(か)くことで生命感(せいめいかん)が宿(やど)るよ。

「ひかり」と「かげ」でモコモコの立体感(りったいかん)を出(で)そう

ドッシリ丸(まる)いマヌルネコに立体感(りったいかん)をつけるために、光(ひかり)と影(かげ)を計算(けいさん)してみよう。

影(かげ)を入(い)れることで、毛(け)の深(ふか)みと丸(まる)い体格(たいかく)がポコッと浮(う)き出(で)てくるよ。

岩場(いわば)や寒風(かんぷう)が吹(ふ)き荒(あ)れる背景(はいけい)を描いて完成(かんせい)させよう

マヌルネコが塗(ぬ)り終(お)わったら、彼(かれ)らが暮らす大自然(だいしぜん)の風景(ふうけい)を周(まわ)りに描(か)き足(た)してみよう。

自由(じゆう)な発想(はっそう)で楽(たの)しもう!

マヌルネコの豆知識(まめちしき)

世界最古(せかいさいこ)の野生(やせい)のネコ

マヌルネコは、今(いま)からおよそ600万年前(まんねんまえ)から地球上(ちきゅうじょう)に暮(く)らしている「世界最古(せかいさいこ)の野生(やせい)ネコ」と言(い)われているんだ。大昔(おおむかし)からほとんど姿(すがた)を変えずに生(い)き残(のこ)ってきたため、太古(たいこ)のネコの姿(すがた)をそのまま残(のこ)すとても珍しく貴重(きちょう)な生(い)き物(もの)だよ。

明(あか)るい場所(ばしょ)でも瞳(ひとみ)が丸(まる)いまま!

普通(ふつう)のイエネコは明(あか)るい場所(ばしょ)に行(い)くと瞳(ひとみ)(黒目(くろめ))が針(はり)のように縦(たて)に細(ほそ)くなるけれど、マヌルネコは明(あか)るい場所(ばしょ)でも瞳(ひとみ)が丸(まる)い形(かたち)のまま小(ちい)さくなるんだ。そのため、顔(かお)をじっと見つめたときに普通(ふつう)のネコとは一味(ひとあじ)違(ちが)う表情(ひょうじょう)豊(ゆた)かで独特(どくとく)な印象(いんしょう)を与(あた)えるんだ。

岩場(いわば)に隠れるための低(ひく)い耳(みみ)

マヌルネコの耳(みみ)は、頭(あたま)の上(うえ)のほうではなく低(ひく)い横(よこ)の位置(いち)についているんだ。これは岩場(いわば)などで身(み)を潜(ひそ)めながら獲物(えもの)を狙うとき、岩(いわ)の陰(かげ)から顔(かお)を出(だ)しても耳(みみ)が飛(と)び出(で)さず敵(てき)に見つかりにくいようにするための賢(かしこ)い体(からだ)の仕組(しく)みだよ。

極寒(ごっかん)の地(ち)に耐(た)える超(ちょう)モフモフの毛(け)!

マヌルネコは標高(ひょうこう)が高く風(かぜ)が強(つよ)い乾燥(かんそう)した岩場(いわば)や寒冷地(かんれいち)に住(す)んでいるんだ。マイナス50度(ど)にもなる厳(きび)しい寒さから身(み)を守(まも)るため、野生(やせい)のネコの中(なか)で最(もっと)も毛(け)が長(なが)く密度(みつど)が高(たか)いモフモフで分厚(ぶあつ)い毛皮(けがわ)を身(み)にまとっているんだ。

短(みじか)い足(あし)と太(ふと)いしっぽの秘密(ひみつ)

足(あし)が短くて太く見える体型(たいけい)をしているけれど、これは厳(きび)しい寒さの中(なか)で体温(たいおん)を逃(に)がさないためや、身(み)を低くして地面(じめん)や岩(いわ)に密着(みっちゃく)して移動(いどう)するのに適(てき)しているんだ。太くて立派(りっぱ)なしっぽも、休(やす)むときに体(からだ)や足先(あしさき)に巻(ま)きつけて防寒(ぼうかん)に役立(やくだ)てているんだ。