ティラノサウルス

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ティラノサウルス

ティラノサウルスの特徴

恐竜の王様!ティラノサウルス!

みんなが「恐竜」ってきいて、一番最初に思い出すのは、ティラノサウルスじゃないかな? ガオーッ!ってほえる、とっても強くてかっこいい恐竜だよ!

いつの時代にいたの?

ティラノサウルスは、約6,600万年前から約6,800万年前の白亜紀(はくあき)の終わりごろに生きていたんだ。これは、恐竜たちがたくさんいた時代の一番最後の時期にあたるんだよ。

どんな種類?

ティラノサウルスは「ティラノサウルス・レックス」という種類の恐竜だよ。英語では「Tyrannosaurus Rex」と書くんだ。「レックス(Rex)」はラテン語で「王様」という意味で、まさに恐竜の王様にふさわしい名前だね!

とっても大きい!

ティラノサウルスは、からだがすっごく大きいんだ!

  • 長さは、バス1台ぶん(約12メートル)くらい!
  • 高さは、マンションの3階だて(約5メートル)くらいあったんだよ。
  • 重さは、ゾウさん3頭ぶん(約6トンから8トン)もあったんだって!

これだけ大きいから、ほかのきょうりゅうたちも、ティラノサウルスがくるとビックリして逃げ出したんだろうね!

こわーい あごの力!

ティラノサウルスのいちばんのすごいところは、そのあごの力! 地球上にいた生き物の中で、いちばんかむ力が強かったって言われているんだ。どれくらい強いかっていうと、車をへこませるくらい強い力で、骨もバリバリかみくだいちゃったんだって!

ギザギザの 歯!

ティラノサウルスの口の中には、バナナくらいの大きさの、するどいギザギザの歯がたくさん生えてるんだ。この歯で、捕まえた獲物をしっかりつかんで、ズタズタに引き裂いていたんだよ。

ちっちゃいけど かっこいい まえあし!

ティラノサウルスは、後ろ足はすごく太くて大きいのに、前足はとっても小さいよね。まるで、ひよこの足みたい! でも、この前足、ただ小さいだけじゃなくて、するどい爪がついてたんだ。獲物をつかんだり、体を支えたりするのに使っていたかもしれないって言われているよ。

どんなものを たべてたの?

ティラノサウルスは、とっても強い「にくしょくきょうりゅう」だよ。つまり、ほかの恐竜のお肉を食べていたんだ。自分で獲物を追いかけて捕まえてた、っていう説と、死んだ恐竜のお肉も食べてた、っていう説があるんだよ。どっちも本当かもしれないね!

ティラノサウルスは どこにいたの?

ティラノサウルスは、今からむかしむかし、主に北アメリカ大陸の西部、具体的には現在のアメリカやカナダのあたりに住んでいたんだよ。森や川、平原など、さまざまな場所で暮らしていたと考えられているよ。

どれくらい生きたの?

ティラノサウルスの寿命は、研究によっても違うけど、だいたい20年から30年くらいだったと考えられているよ。人間の年齢にすると、ずいぶん短いけど、恐竜としては比較的長生きだったんだ!

ティラノサウルスを塗るコツ

色の選び方:強くてかっこいい色を選ぼう!

  • 基本的な体色: ティラノサウルスは、陸に住む大きな肉食恐竜だから、自然に馴染む色がいいね。
    • 緑色(濃い緑、くすんだ緑): 森やジャングルにかくれているようなイメージ。
    • 茶色(土色、こげ茶): 大地を力強く歩いているイメージ。
    • 灰色(濃い灰色): 岩みたいにごつごつした強そうなイメージ。
    • これらの色を何色か組み合わせて使うと、もっとリアルになるよ。
  • おなかの色: おなかは、体よりも少し薄い色(明るい緑、薄い茶色、クリーム色など)にすると、立体的に見えるよ。
  • 目: ティラノサウルスの目は、鋭くて獲物を見つける目つきだから、黄色やオレンジ色にすると、光って見えてかっこいいよ。瞳は黒でしっかり描こう。
  • 口の中(歯と舌):
    • 歯は、するどい白い色や、少しクリーム色にすると本物っぽいね。
    • 舌は、赤やピンク色にすると、生きてる感じが出るよ。
  • ツメ: するどいツメは、灰色や黒、焦げ茶色にすると強そうに見えるよ。

立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!

  • このティラノサウルスは、体の線がたくさん描かれているから、この線をヒントに「かげ」をつけてみよう。
  • かげになる場所:
    • 筋肉のへこんでいる部分(太ももの内側、腕の下など)
    • アゴの下や首のしわ
    • しっぽの付け根や、体の下側(地面に近いところ)
    • しわになっている溝の部分
    • こういったところに、メインの色より少し濃い色を塗ると、もっこりした立体感が出るよ!
  • ひかりが当たる場所:
    • 逆に、筋肉がもり上がっているところや、背中のように光が当たりやすいところは、少し明るい色を残したり、薄い色を塗ったりすると、より立体的に見えるよ。

ごつごつした質感を出そう!

  • ティラノサウルスの皮膚は、カメやワニみたいにごつごつしているんだ。
  • この絵にも、皮膚の線がたくさん描かれているから、その線を丁寧に塗っていくと、ごつごつした感じが出るよ。
  • 色鉛筆なら、色を重ねて塗るときに、少しザラザラした感じを出すように塗るのも面白いね。

絵の具や色鉛筆、画材のコツ!

  • 色鉛筆: 力を入れると濃く、力を抜くと薄く塗れるから、「かげ」と「ひかり」の表現がしやすいよ。同じ色でも、重ねて塗ると深みが出るよ。
  • クレヨン: 少し厚めに塗ると、ごつごつした感じが出るよ。指でこすると、色をぼかすこともできるよ。
  • 絵の具(水彩): 水をたくさん使うと薄く透けた感じに、水を少なくすると濃くはっきり塗れるよ。乾いてからもう一度重ね塗りすると、色に深みが出るよ。

ぬりえを楽しむためのヒント!

  • 自由に表現しよう!
    • 本物の色にこだわらず、きみの「こんなティラノサウルスがいたらいいな!」と思う色に塗っていいんだよ。カラフルなティラノサウルスも楽しいね!
  • 背景を描き加えてみよう!
    • ティラノサウルスが森の中にいるところ? 火山の近く? 空には太陽や雲? 背景を描き加えると、もっと絵が生き生きするよ!