シドニー・オペラハウスの塗り絵
シドニー・オペラハウスの特徴
海べに立つ、白い屋根の劇場
シドニー・オペラハウスは、オーストラリアの町シドニーにある劇場だよ。
港につき出した場所に立っていて、三方を海にかこまれているんだ。
とがった白い屋根が、いくつも重なっているのが目じるしだね。
船の帆のようにも、貝がらのようにも見えるよ。
中には、オペラやコンサートをするホールがいくつもあるんだ。
コンテストでえらばれたデザイン
オペラハウスのデザインは、1957年のコンテストでえらばれたものだよ。
えらばれたのは、デンマークの建築家ヨーン・ウツソンの案だったんだ。
でも、この屋根の形は、どうやって作ればいいのか、だれにもわからなかったんだって。
工事は1959年にはじまり、むずかしい問題を1つずつのりこえて、1973年に完成したよ。
新しいのに、世界遺産
シドニー・オペラハウスは、2007年に世界遺産にえらばれたよ。
完成してから、まだ40年たらずでの登録だったんだ。
世界遺産の建物の中でも、とても新しいもののひとつなんだよ。
「人間の才能が生んだ傑作」として、高く評価されたんだね。
海から見るか、近くで見るか
1枚目の塗り絵は、海の上から見たオペラハウスだよ。
白い屋根が重なって、港にうかんでいるように見えるね。
2枚目は、近くから見た屋根なんだ。
屋根の表面には、小さなV字のもようがびっしりならんでいるよ。
これは、屋根にはられたタイルのもようなんだ。
いちばん高い屋根から、左右の小さい屋根へと、数えながらぬってみよう。
1年中、いろいろな公演
オペラハウスでは、オペラのほかにも、バレエ、オーケストラのコンサート、お芝居など、いろいろな公演が行われているよ。
建物の中を案内してもらうツアーもあって、世界中から観光客がおとずれるんだ。
となりには、ハーバーブリッジという大きなアーチの橋がかかっていて、いっしょに見るけしきもとても有名だよ。
年越しの夜には、橋とオペラハウスのまわりで、大きな花火が上がるんだ。
オペラハウスは、シドニーの町の顔として、世界中の人に愛されているんだね。
シドニー・オペラハウスの色を塗るコツ
白い屋根は、クリーム色とうすい灰色で
オペラハウスの屋根は、白とクリーム色のタイルでできているよ。
光の当たる面は紙の白を残して、反対側にうすい灰色やうすい水色を入れよう。
屋根が重なっているところは、うしろの屋根を少しこくすると、前後がよくわかるんだ。
2枚目のV字のもようは、ところどころにクリーム色を入れると、タイルのつやが出るよ。
土台の建物は、赤茶色
屋根の下の土台の建物は、赤茶色やオレンジがかった茶色だよ。
白い屋根と、赤茶色の土台の色のちがいが、オペラハウスらしさなんだ。
横の線のところを少しこくすると、階の重なりが見えてくるね。
シドニーの青い海
海は青と水色を重ねて、波の線のまわりを白く残すと、きらきら光る水面になるよ。
空は明るい水色で、白い屋根がよく目立つようにしよう。
1枚目のうしろの町は、うすい色でぬると、遠くに見えるよ。
夕方や夜の色でもすてき
夕方には、オペラハウスの白い屋根がオレンジ色やピンク色にそまるんだ。
空をオレンジから紫へ変えて、屋根をうすいオレンジでぬるのも楽しいよ。
エッフェル塔や自由の女神像の塗り絵とならべて、世界の名所めぐりをしてみよう。
屋根の重なりは、1まいずつ
屋根がたくさん重なっているので、1まいずつ、ぬる順番を決めておこう。
いちばん前の屋根からぬりはじめると、どこが手前か、まちがえにくいよ。
シドニー・オペラハウスの豆知識
タイルは100万枚以上
オペラハウスの屋根には、約105万枚ものタイルがはられているよ。
タイルは、白とクリーム色の2種類で、光の当たり方によって色が変わって見えるんだ。
雨がふると、屋根のよごれが流れ落ちるように作られているともいわれているよ。
屋根の形のひみつ
はじめのデザインの屋根は、形がばらばらで、作ることができなかったんだ。
そこでウツソンは、屋根の形を大きな球の表面から切り取った形にそろえることを思いついたよ。
こうすると、同じ形の部品をたくさん作って、組み立てられるようになったんだ。
オレンジの皮をむいたときに思いついた、という話も伝えられているよ。
建築家は、完成を見ていない?
ウツソンは、工事のとちゅうで仕事をはなれ、オーストラリアを去ってしまったよ。
完成したオペラハウスを、自分の目で見ることはなかったといわれているんだ。
それでも、世界遺産にえらばれたとき、ウツソンはまだ生きていたんだよ。
屋根は、何に見える?
オペラハウスの屋根は、帆や貝がらのほかにも、いろいろなものにたとえられるよ。
きみには、何に見えるかな。
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海から見たオペラハウス
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オペラハウスの屋根
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