金木犀(きんもくせい)の塗り絵
難易度:

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金木犀(きんもくせい)の特徴
どんな花?
金木犀は、秋になると、甘くていい香りをあたり一面に広げる植物だよ。オレンジ色の小さな花をたくさん咲かせて、みんなに秋の訪れを知らせてくれるんだ。
色や種類
金木犀のいちばんの特徴は、その色と香りだよ。
- 金木犀:オレンジ色の、小さな花をたくさん咲かせるよ。
- 銀木犀:金木犀と同じ仲間で、白色の花を咲かせるんだ。香りは金木犀よりも少しやさしいよ。
名前と香り
「金木犀」という名前は、**金色(きんいろ)**に見える花と、**木犀(もくせい)**という植物の仲間だからつけられたんだ。木犀という名前は、幹が動物のサイの皮に似ていることからつけられた、という説もあるよ。
金木犀の香りは、とても甘くて、遠くからでもわかるくらい強いんだ。「十里香(じゅうりこう)」という別名もあるくらい、香りが遠くまで届くことで知られているよ。
花言葉
金木犀には、「謙虚(けんきょ)」という花言葉があるよ。これは、小さな花が葉っぱのかげにひっそりと咲いているのに、とてもいい香りを放つことからつけられたんだ。また、「真実の愛」という花言葉もあるんだよ。
いつ、どこに咲くの?
金木犀は、秋の短いあいだに咲くよ。だいたい9月の終わりから10月ごろに、たった一週間ほどで咲き終わってしまうんだ。だから、香りがしたら、どこに咲いているのか探してみるのも楽しいね。
日本の庭や公園、学校などで、木として植えられていることが多いよ。近くを歩いているときに、ふんわりといい香りがしてきたら、きっと金木犀が咲いているよ。
金木犀(きんもくせい)の色を塗るコツ
色の選び方:グラデーションに挑戦してみよう!
金木犀は、小さな花がたくさん集まって咲いているから、色をていねいに塗ると、ふんわりとしたやわらかい感じが出るよ。
- 花の色:オレンジ色を基本に、少し黄色や茶色を混ぜてみよう。グラデーションのように、色の濃さを変えて塗ると、立体感が出てくるよ。
- 葉っぱ:金木犀の葉っぱは、濃い緑色で、少しつやつやしているように見えるね。葉っぱの真ん中の線にそって、少し濃い緑色を塗ると、本物みたいに見えるよ。
- 枝:枝は、茶色で、細く、たくさん描いてあげよう。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
金木犀のたくさんの花を、立体的に見せる工夫をしてみよう。
- 花のかげ:花のかたまりになっている部分の、下の方や奥の方に、少し濃いオレンジ色や茶色を重ねて塗ると、花がこんもりとして見えるよ。
- ひかりが当たる場所:花のかたまりのてっぺんなど、光が当たっているように見える場所は、少し薄い色にしたり、黄色を足したりすると、キラキラして見えるよ。
ぬりえを楽しむためのヒント!
- 背景を描き加えてみよう!
- 金木犀の香りが風に乗って流れていく様子を、目に見えないもようで描いてみると面白いね。
- 自由に表現しよう!
- 金木犀はオレンジ色だけど、もしきみがピンクや水色の金木犀をぬってみたいなら、自由に挑戦してみよう! きみだけの特別な金木犀を描いてみてね。
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金木犀
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金木犀2