ススキの塗り絵
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ススキの特徴
どんな植物?
ススキは、秋になると穂がふんわりとゆれる、とても背の高い植物だよ。日本のどこでも見かけることができて、秋の景色には欠かせない植物だね。お月見の時におそなえする植物としても知られているよ。
なぜ秋に穂がゆれるの?
ススキは、夏から秋にかけて、まっすぐに伸びた茎の先に、ふわふわした白い穂を出すんだ。この穂は、風がふくと、まるで波のようにゆれるので、昔から日本の秋の風景として愛されてきたよ。
なぜお月見におそなえするの?
ススキは、お米の穂に似ていることから、豊作(ほうさく:お米がたくさんとれること)を願って、お月さまにおそなえされるようになったんだ。また、ススキのするどい葉っぱは、悪いものから身を守ってくれる、魔よけの意味もあると言われているよ。
ススキの花言葉
ススキには、その姿から生まれた花言葉があるよ。
- 「活力」
- 「生命力」
これらの花言葉は、ススキが風にも負けずにまっすぐと伸びる姿からつけられたと言われているよ。また、お月見におそなえされることから、「心が通じる」という花言葉もあるんだ。
どこに生えているの?
ススキは、日本のあたたかい場所から寒い場所まで、どこでも見つけることができる、とても強い植物だよ。とくに、山や野原、川の近くなどに、たくさん生えていることが多いよ。
ススキの色を塗るコツ
色の選び方:ふわふわした感じを表現してみよう!
ススキのぬりえは、ふわふわした穂の感じを出すのがポイントだよ。
- 穂の色:穂は、白色を基本に、少し薄い灰色やクリーム色を混ぜて、やわらかい感じに塗ってみよう。
- 茎と葉っぱ:茎はまっすぐで、葉っぱは少し細長いね。茎と葉っぱは、緑色や茶色で塗ると、穂の色がより際立って見えるよ。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
ススキのふわふわした穂を、ぬりえでも表現してみよう。
- 穂のかげ:穂の根元や、穂が重なり合っている部分に、少し濃い灰色を重ねて塗ると、穂が立体的になるよ。
- ひかりが当たる場所:穂のてっぺんなど、光が当たっているように見える場所は、少し薄い色にすると、キラキラして見えるよ。
ぬりえを楽しむためのヒント!
- 背景を描き加えてみよう!
- ススキは、秋の空によく似合うね。背景に青い空や白い雲を描き加えてみると、とてもさわやかな絵になるよ!
- 風の流れを描いてみよう!
- ススキが風にゆれている様子を、穂のまわりに細い線で表現してみるのも面白いね。
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ススキ
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ススキ2
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ススキ3