ヴェロキラプトルの塗り絵

すばやいハンター！ヴェロキラプトル！

ヴェロキラプトルは、足が速くて、とても賢い肉食恐竜だよ！ みんなで協力して獲物えものを追いかける、かっこいい恐竜きょうりゅうなんだ。映画に出だてくることも多おおいね！

いつの時代にいたの？

ヴェロキラプトルは、今から約やく7,500万年前まんねんまえから約やく7,100万年前まんねんまえの「白亜紀はくあき」の終おわりごろに生いきていたんだ。これは、ティラノサウルスやトリケラトプスがいた時代と、かなり近い時期にあたるんだよ。

どんな種類？

ヴェロキラプトルは「ヴェロキラプトル・モンゴリエンシス」という種類の恐竜きょうりゅうだよ。英語では「Velociraptor mongoliensis」って書くんだ。「ヴェロキラプトル」は「すばやい盗賊」、モンゴリエンシスは「モンゴルの」という意味なんだって。その名の通り、モンゴルで見みつかって、とってもすばやかったんだね！

体からだは小ちいさめだけど強い！

ヴェロキラプトルは、大おおきな恐竜きょうりゅうたちに比べると体からだは小ちいさめだよ。

• 長ながさは、人間の大人くらい（約やく1.5メートルから2メートル）！
• 高たかさは、**小学校の机くらい（約やく0.5メートル）**と、思おもったより小ちいさいんだ。
• 重さは、**人間の子ども一人分（約やく15キログラムから20キログラム）**くらいだったと考えられているよ。

体からだが小ちいさくても、グループで協力して大おおきな獲物えものを捕まえていたんだ！

するどいカギ爪が武器！

ヴェロキラプトルの後ろ足には、まるで大おおきなカギのような、するどい爪があったんだ。この爪は、普段は地面につかないように持ち上うえげていて、獲物えものを捕まえるときに、突き刺したり切り裂いたりするのに使つかっていたと考えられているよ。

頭あたまが良くて、協力する！

ヴェロキラプトルは、恐竜きょうりゅうの中でもとても頭あたまが良いと考えられているんだ。群れで協力して獲物えものを追い詰めたり、作戦を立たてて狩りをしたりしていたかもしれないって言われているよ。

フェザー（羽毛）があった！

最近の研究で、ヴェロキラプトルの体からだには、鳥のような羽毛が生いえていたことが分かってきたんだ！ 映画ではウロコだけど、本当はフワフワした羽毛があったんだね。体からだを温かく保ったり、求愛のために使つかっていたのかもしれないよ。

どんなものを 食たべていたの？

ヴェロキラプトルは、肉食恐竜だよ。小ちいさな恐竜きょうりゅうや、哺乳類、トカゲなどを捕まえて食たべていたんだ。するどい爪と歯で、獲物えものを逃がさなかったんだね。

ヴェロキラプトルは どこにいたの？

ヴェロキラプトルは、今からむかしむかし、主にアジア大陸のモンゴルや中国のあたりに住すんでいたんだよ。砂漠のような乾かわいた場所ばしょで暮らしていたと考えられているね。

どれくらい 生いきたの？

ヴェロキラプトルの寿命じゅみょうは、はっきりとは分からないけど、だいたい10年から15年くらいだったと考えられているよ。

色いろの選えらび方かた：すばやいハンターに合あう色いろを選えらぼう！

• 基本的きほんてきな体色：ヴェロキラプトルは、すばやいハンターだから、周りの景色に隠れられるような色いろがいいね。
  • 茶色ちゃいろ（土色、砂の色いろ、こげ茶）：砂漠や岩場にかくれているようなイメージ。
  • 緑色みどりいろ（くすんだ緑みどり、暗くらい緑みどり）：草くさむらや林にかくれているようなイメージ。
  • 灰色はいいろ（少すこし青あおみがかった灰色はいいろ、濃こい灰色はいいろ）：夜の狩りに合あう色いろ。
  • これらの色いろを何色か組み合あわせて使つかうと、もっとリアルになるよ。しま模様や点々模様を入れてもかっこいいね！
• おなかの色いろ：おなかは、体からだよりも少すこし薄うすい色いろ（明あかるい茶色ちゃいろ、クリーム色いろなど）にすると、立体的りったいてきに見みえるよ。
• 目め：ヴェロキラプトルの目めは、するどくて獲物えものを見みつける目めつきだから、黄色きいろやオレンジ色いろにすると、光ひかりって見みえてかっこいいよ。瞳は黒くろでしっかり描かこう。
• ツメの色いろ：するどいカギ爪は、灰色はいいろや黒くろ、焦げ茶色ちゃいろにすると強そうに見みえるよ。特に、後ろ足の大おおきなカギ爪は、しっかり色いろを塗ぬって目立たせよう。
• 羽毛の色いろ：頭あたまや腕、しっぽのあたりに羽毛を描かく場合は、体からだと同じ色いろでもいいけれど、少すこし違ちがう色いろ（明あかるい色いろや、しま模様など）にすると、おしゃれだね。

立体感りったいかんを出だす塗ぬり方かた：「かげ」と「ひかり」を考えよう！

• このヴェロキラプトルは、体からだの線せんがたくさん描かかれているから、この線せんをヒントに「かげ」をつけてみよう。
• かげになる場所ばしょ
  • 筋肉のへこんでいる部分ぶぶん（太ももの内側うちがわ、腕の下したなど）
  • アゴの下したや首のしわ
  • しっぽの付け根や、体からだの下側したがわ（地面に近いところ）
  • しわになっている溝の部分ぶぶん
  • こういったところに、メインの色いろより少すこし濃こい色いろを塗ぬると、もこもこした立体感りったいかんが出だるよ！
• ひかりが当あたる場所ばしょ
  • 逆に、筋肉がもり上うえがっているところや、背中せなかのように光ひかりが当あたりやすいところは、少すこし明あかるい色いろを残のこしたり、薄うすい色いろを塗ぬったりすると、より立体的りったいてきに見みえるよ。

すばやい動うごきの質感しつかんを出だそう！

• ヴェロキラプトルは、足が速い恐竜きょうりゅうだから、筋肉の線せんをしっかり塗ぬると、力強ちからづよく、すばやい感じが出だるよ。
• 絵全体を塗ぬるときに、色鉛筆いろえんぴつやクレヨンで、速い線せんを意識いしきして塗ぬってみるのも面白おもしいね！

絵えの具ぐや色鉛筆いろえんぴつ、画材がざいのコツ！

• 色鉛筆いろえんぴつ：力ちからを入れると濃こく、力ちからを抜くと薄うすく塗ぬれるから、「かげ」と「ひかり」の表現ひょうげんがしやすいよ。同じ色いろでも、重ねて塗ぬると深ふかみが出だるよ。
• クレヨン：少すこし厚めに塗ぬると、ごつごつした感じが出だるよ。指でこすると、色いろをぼかすこともできるよ。
• 絵えの具ぐ（水彩すいさい）：水をたくさん使つかうと薄うすく透けた感じに、水を少すこなくすると濃こくはっきり塗ぬれるよ。乾かわいてからもう一度重ね塗ぬりすると、色いろに深ふかみが出だるよ。

ぬりえを楽たのしむためのヒント！

• 自由じゆうに表現ひょうげんしよう！
  • 本物ほんものの色いろにこだわらず、きみの「こんなヴェロキラプトルがいたらいいな！」と思おもう色いろに塗ぬっていいんだよ。カラフルなヴェロキラプトルも楽たのしいね！
• 背景はいけいを描かき加くわえてみよう！
  • ヴェロキラプトルが草くさむらの中に隠れているところ？ 獲物えものを追いかけているところ？ 夜の森の中？ 背景はいけいを描かき加くわえると、もっと絵えが生いき生いきするよ！