ランサーエボリューションの塗り絵

ランサーエボリューションの特徴
速くてカッコいい!ラリーの王様、ランサーエボリューション!
ランサーエボリューションは、三菱が作った、ものすごく速くてパワフルなスポーツカーだよ。「ランエボ」っていう愛称で呼ばれていて、世界中のクルマ好きから大人気なんだ。見た目は普通のセダン(家族が乗るようなクルマ)に似ているけど、中身はレースで勝つために作られた、特別なマシンなんだよ。
どんなレースで活躍したの?
ランエボが活躍したのは、「世界ラリー選手権(せかいラリーせんしゅけん)」っていう、とっても大変なレースだよ。このレースは、サーキットみたいなきれいな道だけじゃなくて、デコボコの砂利道や、ツルツルすべる雪道、ドロドロの泥道など、世界中のいろいろな道を使って行われるんだ。どんな道でも速く、力強く走れるように、ランエボは作られたんだよ。
伝説のドライバーと4年連続チャンピオン!
ランエボには、トミ・マキネンという、とっても有名なドライバーが乗っていたんだ。彼はランエボをあやつって、なんと4年連続で世界チャンピオンに輝いたんだよ!これはすごい記録で、ランエボがいかに速くて強かったかの証拠だね。
ランエボのライバル
ランサーエボリューションのライバルは、インプレッサWRX(WRX STI)だと言われているよ。2リッター直4ターボエンジンが置かれている4WDのランエボ、2リッター水平対向ターボエンジンが置かれている4WDのインプレッサ、どちらもWRC(レース)で大活躍した車で、車の仕組みも似ているからなんだね。
進化の歴史!歴代ランサーエボリューション
ランサーエボリューションは、Ⅰ(ワン)からⅩ(テン)まで、全部で10世代も作られたんだ。第一世代はⅠ(ワン)からⅢ(スリー)まで、第二世代はⅣ(フォー)からⅥ(シックス)まで、第三世代はⅦ(セブン)からⅩ(テン)までだよ。新しいモデルが出るたびに、どんどん速く、カッコよく進化していった歴史を見てみよう!
ランサーエボリューション Ⅰ
記念すべき最初のランエボだよ。ラリーで勝つために、普通のランサーに、もっと大きくて力強い「ギャラン」というクルマのエンジンと4WDの仕組みを詰め込んだんだ。ボンネットに大きな穴が開いているのが特徴で、ここからエンジンに空気を送って冷やしていたんだ。見た目はまだ大人しいけど、ここから伝説が始まったんだよ。
ランサーエボリューション Ⅱ
初代をさらにパワーアップさせたのがⅡだよ。足回り(タイヤの周りの部品)を強くして、カーブをより速く曲がれるようになったんだ。ホイール(タイヤの金属の部分)が新しくなって、見た目も少しだけたくましくなったよ。Ⅰよりもさらに速く、安定して走れるようになったんだ。
ランサーエボリューション Ⅲ
見た目がとってもカッコよくなったのがⅢだよ。前のバンパーに大きな空気の取りいれ口ができて、リアウイング(後ろの羽)もすごく大きくなったんだ。この大きなウイングのおかげで、高速で走ってもクルマが安定するようになったんだよ。このクルマで、ついに世界ラリー選手権のチャンピオンに輝いたんだ!
ランサーエボリューション Ⅳ
ここから見た目がガラッと変わったよ!ベースになるランサーが新しくなったから、ランエボも全く新しいデザインになったんだ。一番の特徴は、大きくて丸いフォグランプがバンパーについていること。顔つきがすごく迫力満点になったね。エンジンも新しくなって、もっとパワフルになったんだ。
ランサーエボリューション Ⅴ
Ⅳの力強さはそのままに、もっと速く走るための工夫がされたのがⅤだよ。タイヤを大きくして、それに合わせてボディの幅も少し広げたんだ。だから、見た目がもっとムキムキして見えるよ。リアウイングは、角度を調節できるようになったんだ。走る場所に合わせて最適な設定に変えられる、すごいウイングだよ。
ランサーエボリューション Ⅵ
Ⅴをさらに改良して、もっと細かい部分を進化させたのがⅥだよ。空気の流れを考えて、ナンバープレートの取り付け位置を真ん中から少し横にずらしたんだ。これは、エンジンを冷やす風がしっかり当たるようにするためなんだよ。リアウイングも、二段構えの特別な形になったんだ。
ランサーエボリューション Ⅶ
またベースのクルマが新しくなって、少し大きくて大人っぽい見た目になったのがⅦだよ。でも、中身はやっぱりすごかったんだ。「ACD」っていう新しい仕組みが入って、曲がる時にクルマがもっと賢くタイヤの力をコントロールしてくれるようになったんだ。どんな道でも、もっと曲がりやすくなったんだよ。
ランサーエボリューション Ⅷ
Ⅶの見た目を、もっとスポーティーでカッコよくしたのがⅧだよ。一番の特徴は、グリルの真ん中に三菱のマーク「スリーダイヤ」をかたどったデザインが入ったこと。「ブーレイ顔」って呼ばれているんだ。リアウイングには、軽くて強いカーボンの素材が使われたよ。
ランサーエボリューション Ⅸ
Ⅷの見た目を引き継ぎながら、エンジンに「MIVEC(マイベック)」という新しい技術を使って、アクセルを踏んだ時の反応がもっと良くなったんだ。見た目はあまり変わらないけど、走りの性能は大きく進化した、まさに「最強のランエボ」とも言われたモデルだよ。
ランサーエボリューション Ⅹ
これが最後のランサーエボリューションだよ。見た目が今までと全く違う、キリっとした顔つきの「ジェットファイターグリル」になったんだ。すごく未来的なデザインだね。エンジンも新しくなったし、「S-AWC」っていう進化した4WDシステムや、「TC-SST」っていう素早くギアチェンジできる仕組みもあって、誰でも速く安全に走れるように進化したんだよ。
ランサーエボリューションの色を塗るコツ
色の選び方
ランサーエボリューションをぬるなら、やっぱりレースで活躍した時の色がカッコいいね!きみの好きな色でぬるのが一番だけど、こんな色はどうかな?
- ボディの色:ラリーカーといえば、あざやかな赤色がとっても有名だよ。白やシルバー、黄色、青も人気のある色だね。レースカーみたいに、いろいろなステッカーが貼ってあるデザインにするのも楽しいよ!
- ホイール:金色や白色、黒色のホイールがよく似合うよ。力強く走る感じが出せるように、しっかりぬろう。
- リアウイング:ボディと同じ色でもいいし、黒やシルバーみたいな違う色でぬって、目立たせるのもカッコいいよ。エボⅨみたいに、柱の部分と羽の部分で色を変えるのもいいね。
- ヘッドライトとテールランプ:ヘッドライトは透明感を出すために、うすい水色や黄色をぬるといいね。テールランプは赤とオレンジを使い分けてみよう。
スピード感を表現しよう!
ランエボはとっても速いクルマだから、スピードを出しているように見せたいよね。
- 線の描き足し:タイヤの周りや、クルマの後ろに、風が流れているような線をシャーっと描き足してみよう。すごいスピードで走っているように見えるよ。
- 色の濃淡:色をぬる時に、クルマの前のほうは少し薄く、後ろのほうは少し濃くぬると、前に進んでいるような感じが出せるよ。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
クルマを立体的に見せるには、「かげ」と「ひかり」を考えるのがコツだよ。
- かげになる場所:タイヤハウスの中、バンパーの下側、ウイングの下などは、少し濃い色や黒色をぬると、かげになって立体的に見えるよ。
- ひかりが当たる場所:ボンネットの真ん中や、屋根(ルーフ)、ドアのふくらんでいる部分は、少し色をぬらないで白く残したり、うすい色をぬったりすると、光が当たってピカピカしているように見えるよ。
背景を描き加えよう!
ランエボはどんな道でも走れるクルマだから、背景も工夫してみよう!
- ラリーコース:砂利道を走っているところや、雪の中を走っているところを描いてみよう。土煙や雪が舞っている様子を描くと、もっと迫力が出るよ。
- 街の中:夜の街を走っているランエボもカッコいいね。ビルの明かりや、道路の光を背景に描いてみよう。
ぬりえを楽しむためのヒント!
本物の色にこだわらなくても大丈夫!虹色のランエボや、迷彩柄(めいさいがら)のランエボなど、きみの自由な発想で、世界に一台だけのオリジナルランエボを完成させてね!
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ランサーエボリューション Ⅰ
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ランサーエボリューション Ⅱ
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ランサーエボリューション Ⅲ
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ランサーエボリューション Ⅳ
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ランサーエボリューション Ⅴ
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ランサーエボリューション Ⅵ
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ランサーエボリューション Ⅵ(トミ・マキネンエディション)
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ランサーエボリューション Ⅶ
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ランサーエボリューションⅧ
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ランサーエボリューション Ⅸ
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ランサーエボリューション Ⅹ