ろくろ首の塗り絵
ろくろ首の特徴
夜中に首がのびる!?日本の妖怪、ろくろ首!
ろくろ首は、日本に昔から伝わる妖怪の一種だよ。普段は普通の人間の女性の姿をしているけれど、夜になると首がにょろにょろ〜っと長くのびるんだ!人を驚かせるのが好きないたずら好きな妖怪なんだよ。
どこに住んでいるの?
ろくろ首は、昔の日本の家や、静かな町に現れると言われているよ。お話の中では、普通の人と結婚して、夜に正体を現して旦那さんをびっくりさせる、なんていう物語もあるんだ。みんなが寝静まった頃、こっそり首をのばしているのかもしれないね。
どうして首がのびるの?
なぜ首がのびるのかは、いろいろな言い伝えがあるんだ。「病気」や「呪い」が原因だというお話もあれば、もともとそういう妖怪なんだというお話もあるよ。首がのびるだけじゃなくて、首が体から離れて自由に飛び回るタイプの「抜け首」という仲間もいるんだ。
何を食べるの?
ろくろ首は、行灯という昔の照明器具の油をなめるのが好きだと言われているよ。夜中に長い首をのばして、こっそり油をペロリ。他には、小さな虫や、お話によっては人間の精気を吸うなんていう、ちょっと怖い言い伝えもあるんだ。
ろくろ首の性格は?
お話によっていろいろな性格のろくろ首がいるよ。ただ人を驚かせるのが好きなだけの、おちゃめなろくろ首もいれば、人間を困らせるちょっと怖いろくろ首もいるんだ。でも、多くの場合は、自分の正体がバレないように、こっそり生きていることが多いみたいだね。
ろくろ首の色を塗るコツ
色の選び方
ろくろ首は、夜に活動する日本の妖怪だよ。ちょっと不思議で、少しだけ怖い雰囲気を出す色を選ぶと、ろくろ首らしくなるよ。
- 着物:日本の妖怪だから、和柄の着物がぴったり!赤、紫、紺色、深い緑など、日本の伝統的な色を使ってみよう。自分で好きな模様、例えばお花や水玉、しま模様を描き加えても、とっても素敵になるよ。
- 肌の色:妖怪なので、少し青白い肌にすると、夜の雰囲気が出てミステリアスに見えるよ。もちろん、普通の肌色でも元気なろくろ首になっていいね。
- 髪の毛:つやつやの黒い髪が基本だけど、妖怪だから紫色や青色が混ざった不思議な髪の色にしてみるのも面白いアイデアだね。
- 唇や爪:口紅を塗っているように、唇を真っ赤にすると、妖怪っぽさがアップするよ。爪も同じ色にするとおしゃれだね。
長〜い首を上手に塗ろう!
ろくろ首の一番の特徴は、なんといっても長いのびた首だね!この首がもっと長く見えるように工夫してみよう。
- 首の影:首のうねうねしている部分の下側を、肌の色より少しだけ暗い色で塗ると、立体的に見えて、本当に首がのびているように見えるよ。
- 着物との境目:首と着物のえりの部分の境目をはっきり塗ると、首の長さが強調されるよ。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
ろくろ首がいるのは、きっと暗い夜だよね。月や提灯の明かりがどこから当たっているか想像してみよう。
- かげになる場所:着物のしわの部分や、髪の毛がかかっているところ、体の下側などを少し濃い色で塗ってみよう。
- ひかりが当たる場所:顔やおでこ、着物のふくらんでいる部分などは、色を塗らずに白く残したり、薄く塗ったりすると、光が当たっているように見えて、いきいきしてくるよ。
背景を描いて物語を作ろう!
ろくろ首がどこにいるのか、背景を描くと、ぬりえがもっと楽しくなるよ。
- 和室:背景に障子や畳を描いてみよう。障子に人の影が映っているように描くと、ドキドキする雰囲気が出せるね。色は茶色や灰色、ベージュを使うとそれっぽくなるよ。
- 夜の景色:濃い青色や黒色で夜空を塗って、黄色い月や星を浮かべてみよう。柳の木やお墓を描くと、妖怪が飛び出してきそうな感じになるね。
- 小物:近くに提灯やろうそくを描くと、昔の日本の夜の雰囲気がもっと出せるよ。
ぬりえを楽しむためのヒント!
怖いろくろ首じゃなくて、きみが考えたオリジナルの「かわいいろくろ首」や「かっこいいろくろ首」を塗ってみよう!虹色の着物を着せたり、髪の毛をカラフルにしたり、自由に楽しんでね!
-
ろくろ首
-
可愛いろくろ首
-
ろくろ首 背景あり
-
可愛いろくろ首 背景あり