九尾の狐(九尾狐)の塗り絵
九尾の狐(九尾狐)の特徴
ふしぎな力をもつキツネ!九尾の狐!
九尾の狐(きゅうびのきつね)は、尻尾が九本に分かれている、伝説上の特別なキツネだよ。ただのキツネじゃなくて、長い年月を生きることで、不思議な力(神通力)を手に入れた「妖狐」なんだ。とても賢くて、時には美しい人の姿に化けることもできると言われているよ。
どこの国の妖怪?
九尾の狐は中国が起源で、その他にも日本、朝鮮半島、ベトナム、インドなど、アジア全土に物語が広まっているんだ。山奥や、静かなお寺の近くなど、神秘的な場所に現れることが多いよ。決まったすみかがあるというよりは、物語の中で、いろいろな場所に姿を現すんだ。
どんな特徴があるの?
一番大きな特徴は、なんといっても九本に分かれた美しい尻尾だね。このしっぽ一本一本に、強い力がこめられていると考えられているんだ。毛の色は、物語によって金色や白など、さまざまに描かれているよ。人の心を読み取ったり、幻を見せたりする不思議な術を使うんだ。
良いキツネ?悪いキツネ?
九尾の狐は、物語によっていろいろな役で登場するんだ。良い知らせをもたらす縁起の良い神聖な生き物として描かれることもあれば、美しい女性に化けて国を混乱させる、ちょっと怖い存在として描かれることもあるんだよ。日本では、玉藻前という美女に化けた物語がとても有名だよ。
長い時間を生きているんだ!
キツネは、100年生きるとしっぽが一本増えて、1000年生きると「天狐」という神様になると言われているんだ。九尾の狐は、それだけ長い時間を生きて、たくさんの知識と力を持っているんだね。
九尾の狐(九尾狐)の色を塗るコツ
色の選び方
九尾の狐は、神秘的で美しい存在だから、輝くような色や、きれいな色を選ぶとすてきだよ。
- 体の色:一番有名なのは、太陽のようにかがやく「金色」や、雪のように真っ白な「白色」だよ。神様のような、特別な感じが出せるね。もちろん、普通のキツネみたいなオレンジ色や茶色でもかわいいよ。
- しっぽ:九本のしっぽは、全部同じ色で塗ってもいいし、尻尾の先だけ赤色やピンク色に塗るのもかっこいいよ。一本一本ちがう色で塗って、カラフルで魔法みたいな感じにするのも楽しいね。しっぽの先だけ白くするのも、キツネらしくてすてきだよ。
- 耳や足の先:体の色より少し濃い色や、ポイントになる色(例えば、赤や黒)で塗ると、キリッとして見えるよ。
- 目:するどくて賢そうな目は、赤色や金色、青色にすると、不思議な力を持っている感じが出せるね。
- 模様:顔や体に、お化粧のような模様(紅色の線など)を描き加えても、日本らしい雰囲気が出せてかっこいいよ。
ふわふわな毛を表現しよう!
九尾の狐の自まんは、なんといっても豪華なしっぽだね。ふわふわで、やわらかそうな感じを出してみよう。
- 色鉛筆で塗る場合:毛の流れにそって、細い線をたくさん重ねて描くと、ふわふわした感じが出せるよ。しっぽの付け根を少し濃く塗ると、立体的に見えるね。
- クレヨンで塗る場合:やさしい力で塗ると、ふんわりとした毛の感じが出せるよ。白い部分を少し塗り残すと、光が当たって輝いているように見えるよ。
神秘的な雰囲気を出してみよう!
九尾の狐は、不思議な術を使う妖狐だよ。周りに、魔法のような光や効果を描き加えてみよう。
- オーラ:体の周りを、黄色や水色などの明るい色でうすく囲むように塗ると、不思議な光を放っているように見えるよ。
- 鬼火(狐火):青いや赤、緑色の、ふわふわした火の玉を周りに描くと、妖しい雰囲気が出てかっこいいね。
背景を工夫しよう!
- 夜の風景:濃い青色や紫色の夜空に、黄色い三日月や星を描くと、九尾の狐の神秘的な感じにぴったりだよ。
- 和風の背景:赤い鳥居や、古いお寺、竹林などを背景に描くと、日本の物語に出てくる九尾の狐のイメージになるね。ススキや紅葉を描き加えるのもすてきだよ。
ぬりえを楽しむためのヒント!
九尾の狐は、伝説の生き物だから、決まった色はないんだ。「こんな九尾の狐がいたら面白いな」という、きみだけのオリジナルの色で塗ってみよう!ピンク色の九尾の狐や、虹色のしっぽを持つ九尾の狐も、きっとすてきだよ!
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九尾の狐 背景なし
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九尾の狐
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夜空を駆ける九尾の狐
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炎の中の九尾の狐