猫又の塗り絵
難易度:

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猫又の特徴
お喋り上手な、不思議な猫!猫又!
猫又は、とても長生きした猫が、不思議な力を持って変身した日本の妖怪だよ。一番の大きな特徴は、しっぽが二本に分かれていることなんだ。まるで、猫の王様みたいだね!
どうやって猫又になるの?
猫が、おじいちゃん、おばあちゃんになるまで、ずっと長く生きて、大切にされると、猫又に変身することがあると言われているよ。しっぽがだんだん二つに分かれてきて、不思議な力が使えるようになるんだ。
猫又の得意なこと!
猫又になると、ただの猫とは違う、すごいことができるようになるんだよ。
- 人の言葉を話す:「こんにちは」なんて、お喋りしちゃうかも!
- 踊りを踊る:手ぬぐいを頭にのせて、楽しそうに踊るのが大好き!
- 人を化かす:ときどき、いたずらをして人を化かしたり、不思議な術を使ったりするよ。
怖い?それとも優しい?
昔話にでてくる猫又には、人を襲ったりする、怖い猫又もいれば、自分を可愛がってくれた飼い主さんに、恩返しをする優しい猫又もいるんだ。きみがもし出会ったら、どっちの猫又かな?
どこに住んでいるの?
山奥深くに、ほかの妖怪たちと暮らしていることが多いよ。でも、もともと住んでいた家に戻ってきて、誰にも気づかれずに、静かに暮らしていることもあるんだって。
猫又の名前の秘密
「また」という言葉には、「分かれている」という意味があるんだ。だから、しっぽが二つに分かれているから、「猫又」という名前がついたんだよ。
猫又の色を塗るコツ
色の選び方
きみの好きな猫の色でぬってみよう!どんな色の猫又でも、素敵だよ。
- 体の色:三毛猫、茶トラ、黒、白、サバトラなど、きみの知っている猫の色で自由にぬってみよう。しま模様やぶち模様をかき加えてもいいね。
- しっぽの先:不思議な力が宿っている二本のしっぽの先を、金色や銀色、または炎のような赤やオレンジ色でぬると、妖しい感じが出せてかっこいいよ。
- 目:夜にキラリとひかる猫の目のように、黄色や緑色、青色でぬると、いきいきして見えるよ。
- 首輪や持ち物:もし首輪をしていたら、好きな色でぬってあげよう。踊るのが好きだから、カラフルな手ぬぐいを持たせてあげるのも楽しいね。
ふわふわの毛を表現しよう!
猫又のふわふわした毛の感じを出すには、少し工夫してみよう。
- 色えんぴつでぬる場合:短い線をたくさん重ねるようにぬると、毛がはえているみたいに見えるよ。毛の流れを考えてぬってみてね。
- クレヨンでぬる場合:やさしい力でぬった上から、少しだけこい色を重ねると、毛のふわふわした感じが出せるよ。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
かげになるところを少しこい色でぬると、猫又が絵から飛び出してきそうに見えるよ。かげになる場所は、
- お腹の下や、足の付け根
- しっぽが重なっている部分
- 二本に分かれたしっぽの内側
- 背中や頭の上など、光が当たりそうなところは、色をぬらなかったり、うすい色でぬったりすると、もっと上手に見えるよ。
背景を描いて、お話をつくろう!
猫又は、どんなところにいるのかな?想像して背景をぬってみよう。
- 月夜の屋根の上:こい青色や紫色の夜空に、黄色いお月様をえがこう。星をキラキラさせるのもいいね。
- 古いお寺や神社:茶色や灰色で柱や屋根をぬると、雰囲気が出せるよ。
- 山の中:いろいろな緑色を使って、木や草をしげらせてみよう。周りに鬼火をふわふわ飛ばしてみるのもおもしろいね。
ぬりえを楽しむためのヒント!
猫又は、不思議な妖怪だから、どんな色をしていても大丈夫!きみだけの「こんな猫又がいたらいいな!」と思う色で、自由に楽しくぬってみよう!カラフルなしま模様の猫又も、きっとかわいいね!
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猫又
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猫又2
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猫又3