カピバラの塗り絵

カピバラの特徴
世界一大きなネズミ! カピバラ!
カピバラは、とても大きくてずんぐりした体、のんびりとした表情が可愛らしい動物です。世界で一番大きなネズミの仲間で、南アメリカの暖かい場所に住んでいます。いつも温泉に入っているイメージが強いですが、実際は水の中で暮らすことがとても得意な、おとなしくて優しい動物です。
どんなところにいるの?
カピバラは、南アメリカの温暖な地域に住んでいます。川や湖、沼、湿地など、水辺の近くで暮らすのが大好きです。群れを作って、家族や仲間と一緒に生活します。水辺の近くに草が生い茂った場所を見つけて、そこでご飯を食べたり、昼寝をしたりします。
水のスペシャリスト!
カピバラは、とても泳ぐのが上手です。指の間には水かきがついていて、泳ぐ時にはこれを使います。まるで潜水艦のように水の中を移動します。敵から逃げる時や、暑い時に涼むために水の中に入ります。また、水の中に潜ったまま、目と鼻と耳だけを水面に出して、周りの様子をうかがうこともできます。
歯の秘密
カピバラは、ネズミの仲間なので、歯が一生伸び続けます。そのため、硬い草や木の枝をかじることで、歯をちょうどいい長さに保っています。ご飯は草や葉っぱ、木の皮などを食べます。
体の大きさや色
カピバラは、とても体が大きいです。体長は1メートルくらいで、体重は50キログラムを超えることもあります。まるで小さなブタさんみたいですね。毛の色は、茶色や赤茶色がほとんどです。短い毛が体全体に生えていて、少しザラザラした感じがします。
のんびり屋さんの性格
カピバラは、とてもおとなしくて、のんびりした性格です。あまり怒ったり、慌てたりすることがなく、いつもゆったりと過ごしています。そのため、他の動物とも仲良くなることが得意です。日本の動物園では、カピバラが他の動物と一緒に暮らしている姿を見ることができます。
鳴き声
カピバラは、可愛らしい鳴き声で仲間とコミュニケーションをとります。小さな声で「キュッキュッ」と鳴いたり、楽しそうな声を出したりします。
カピバラの色を塗るコツ
色の選び方:ザラザラした毛並みを表現しよう!
カピバラのぬりえでは、その独特な毛並みと、優しい茶色を表現することがポイントです。ただ茶色で塗りつぶすのではなく、光が当たっているところや、影になっているところを工夫して塗ると、もっと本物らしくなります。
- 体の色:
- 基本は茶色や赤茶色で塗ります。少しザラザラした毛並みなので、色鉛筆の先で短い線をたくさん描くように塗ると、ザラザラした感じが出ます。
- 光が当たっている背中や、頭のてっぺんは、少しだけ薄い茶色や黄色を混ぜて塗ると、優しい感じが出ます。
- 影になっている足の内側や、お腹の下側は、濃いこげ茶色で塗ると、体がもっこりした立体的な感じになります。
- 目の色:
- カピバラの目は、小さくて可愛らしいです。黒色で、少し大きめに塗りましょう。光が当たっているように、白い点をチョンと書き加えると、生き生きして見えます。
- 鼻の色:
- 鼻は、少し濃いピンク色や茶色で塗りましょう。
- 背景の色:
- カピバラがいるのは、水辺です。水色、青色、緑色などを組み合わせて塗ると、南アメリカの自然の中のカピバラを表現できます。
- 水の中に浮んでいる姿を描いたり、仲間と一緒にいる姿を描いたりしても楽しいです。
立体感を出す塗り方:「濃淡」と「影」を意識しよう!
カピバラの体は、丸くてずんぐりしています。この「濃淡」と「影」を上手に表現すると、ぬりえがもっと生き生きして見えます。
- 濃淡を出す場所:
- 背中や頭の丸い部分に、光が当たっているところを想像して、少し薄い色や黄色を残しておきましょう。
- 毛の短い線を描くように塗ると、毛並みのザラザラした感じが出ます。
- 影を出す場所:
- 体のつなぎ目の部分、首の下、足の内側などは、影になります。
- こういったところに、濃いこげ茶色や黒色を塗ると、体がもっこりした立体的な感じになります。
絵の具や色鉛筆、画材のコツ!
- 色鉛筆:
- 力を入れて濃く塗ったり、力を抜いて薄く塗ったりすることで、濃淡を表現しやすいです。
- 茶色の上に、他の色(黄色や黒など)を重ねて塗ると、深みのある色になります。
- クレヨン:
- クレヨンで塗ると、ザラザラした感じを出しやすいです。指でこすって色をぼかすこともできます。
- 絵の具:
- 茶色に少しだけ水を混ぜて、薄い茶色を作り、光が当たっている部分に塗ってみましょう。乾いてから、もう一度濃い茶色を重ねて塗ると、深みが出ます。
きみの想像力と、自由な発想で、世界に一つだけの素敵なカピバラのぬりえを完成させてください!
-
カピバラ
-
カピバラ2