レッサーパンダ
お気に入り

レッサーパンダの特徴
どんな生き物?
レッサーパンダは、東ヒマラヤから中国南西部にかけて生息する小型の哺乳類だよ。ジャイアントパンダとは異なる独立したレッサーパンダ科に分類されるんだ。主に夜間や明け方、夕暮れ時に活動することが多くて、日中は木のうろや木の枝の上で休んでいるよ。木登りがとっても得意で、鋭い爪と、親指のような突起(擬似親指)を使って、木にしっかりとしがみつくことができるんだ。
かわいい見た目と特徴的な毛色
体の大部分は鮮やかな赤褐色(赤みを帯びたオレンジ色のような色で、茶色とは少し違う色合い)の毛でおおわれていて、顔、耳、しっぽにはこんな特徴があるよ。
- 白い顔の模様:顔は白っぽい毛で、目の周りから鼻にかけて、黒い涙のような模様(アイマーク)があるよ。これは「タヌキ顔」とも言われ、個体によって模様のこさや形が違うんだ。
- 耳の白い縁取り:耳の先端には白い毛が生えているよ。
- しま模様のしっぽ:長くふさふさしたしっぽには、赤褐色と淡黄褐色(クリーム色や薄い茶色)の美しい環状のしま模様(輪模様)があるんだ。このしっぽはバランスを取るのに役立つよ。
何を食べるの?
レッサーパンダは何でも食べるけど、主食は竹の葉やたけのこだよ。その他にも、果物、木の根、植物の根、きのこ、昆虫、鳥の卵なども食べるよ。
「レッサーの意味」
レッサー(lesser)は「小さい方の」という意味で、ジャイアントパンダが発見される前からパンダと呼ばれていたから、後から発見された大型のパンダと区別するために名付けられたんだ!
レッサーパンダを塗るコツ
色選び
まずは、体の全体を鮮やかな赤褐色で塗ってみよう。赤褐色がない場合は、赤茶色を使ったり、茶色に赤やオレンジを混ぜて塗ってみるといいよ。
- 顔の模様:顔の白い部分は、白を基本に、目の周りのアイマークをしっかりと描こう。白い部分も真っ白ではなく、ごく薄いグレーやクリーム色を軽く乗せると立体感が出るよ。
- 耳:耳の外側は本体と同じ赤褐色で、内側やふちは白で塗ってみよう。
- しっぽ:長いしっぽは、赤褐色と淡黄褐色のしま模様(輪模様)に塗ろう。このしま模様はレッサーパンダの大きな特徴だから、丁寧に塗り分けよう!
- 手足:手足の裏側や指先、爪は、濃いグレーで塗ると、よりリアルになるよ。
毛並みの表現
色鉛筆やクレヨンで、毛の流れに沿って短く細かく線を重ねるように塗ると、毛並みの柔らかさやフワフワ感が表現できるよ。特に、顔の周りや体の輪郭部分の毛が逆立っているように見えるところは、線を細かく描くと良いいよ
陰影をつける
単一の色でベタ塗りするだけでなく、光が当たっている部分と影になっている部分を意識して濃淡をつけると、立体感が出るよ。たとえば、体の下側や、顔の凹凸(おうとつ:凸凹している部分)などに、少し濃い目の赤褐色や茶色を重ね塗りして影をつけてみるといいよ。
目の表現
レッサーパンダのくりくりとしたかわいい目は、黒い瞳の中に白いハイライト(光の反射)を点として入れると、目がキラキラして、生き生きとした表情になるよ。
-
レッサーパンダ