チーターの塗り絵
チーターの特徴
陸上の動物で一番足が速い!チーター!
チーターは、ネコ科の動物の中で、走るのが一番得意なハンターだよ。スマートな体と長い脚を使って、草原を風のように駆け抜けるんだ。動物園でも人気者だね。
どれくらい速いの?
チーターの走る速さは、時速100キロメートル以上にもなるんだ!これは、高速道路を走る車と同じくらいのスピードだよ。走り始めてからたった3秒くらいで、トップスピードになれるんだ。でも、全力で走れるのは短い距離だけなんだよ。
走るための体のひみつ
チーターの体は、速く走るために進化しているよ。頭は小さくて、胸部は大きく、体は無駄な肉がなくてとてもスリムなんだ。長いしっぽは、走っているときに急カーブを曲がってもバランスを崩さないための「かじ」の役割をしているよ。また、爪は出しっぱなしになっていて、スパイクのように地面をしっかりつかむことができるんだ。
顔にある黒い線のひみつ
チーターの顔を見ると、目の内側から口の端にかけて、黒い線があるよね。これは「ティアズマーク(ティアーズ・ライン)」と呼ばれているよ。この黒い線は、太陽のまぶしい光を吸収して、遠くにいる獲物をしっかり見つけやすくするためのサングラスのような役目をしているんだ。
昼間に狩りをするよ
ライオンやヒョウは夜に狩りをすることが多いけれど、チーターは主に昼間に狩りをするんだ。これは、ライオンなどの他の強い肉食動物と獲物の取り合いにならないようにするためだよ。目で獲物を探して、こっそり近づき、一気にダッシュして捕まえるんだ。
どこに住んでいるの?
主にアフリカのサバンナという広い草原に住んでいるよ。乾燥した大地の色と、チーターの体の色はよく似ているから、草むらに隠れると見つかりにくいんだ。
チーターの色を塗るコツ
色の選び方
チーターといえば、きれいな黄色い体と黒い点々だね。サバンナの太陽に映えるような色を選んでみよう。
- 体の色:黄色、山吹色(オレンジがかった黄色)、または薄い茶色をベースに塗ろう。少し明るい色にすると元気な感じが出せるよ。
- おなかの色:おなかや首の下、足の内側は、少し白っぽい色やクリーム色にすると、本物らしくなるよ。
- 点々の色:体中の点々は、黒でしっかり塗ろう。点々の大きさはバラバラだと自然に見えるよ。
- 顔の線:目から口にかけての「ティアズマーク」も、黒ではっきりと描こう。
毛並みを表現しよう!
チーターの毛は短くて硬めだけど、全体的には少しフワッとしているよ。
- 色鉛筆で塗る場合:黄色い部分を塗るとき、毛の生えている向き(頭からしっぽへ)に沿って、細かい線をたくさん引くようにサッサッと塗ると、毛並みっぽく見えるよ。
- 点々を塗るとき:先に体の黄色を塗ってから、上から黒い点を描くときは、にじまないように気をつけよう。
立体感を出す「かげ」と「ひかり」
走っているときの筋肉の動きや、体の丸みを感じさせるために、かげをつけてみよう。
- かげになる場所:足の内側、おなかの下、首の下などは、少し濃い茶色やオレンジを重ねてみよう。
- 光が当たるところ:背中や肩の筋肉が盛り上がっているところ、鼻の上などは、薄く塗ったり、白く塗り残したりして、光が当たっている感じを出してみよう。
背景はサバンナにしよう!
チーターが住んでいるアフリカの草原をイメージして塗ってみよう。
- 空:すっきりと晴れた青空が似合うね。
- 地面:枯れた草が多いサバンナなら、薄い茶色や黄色を使おう。雨が降った後の元気な草原なら、黄緑色を使ってもいいね。遠くの木や岩を描き加えても楽しいよ。
ぬりえを楽しむヒント!
チーターの点々は一つ一つ形が違うんだ。きみの好きな模様にしてもいいし、もし「虹色のチーター」がいたら?と想像して、自由な色で塗るのもとっても楽しいよ!
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チーター
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チーターの親子
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走っているチーター