ライオンの塗り絵

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ライオンの塗り絵

ライオンの特徴とくちょう

百獣ひゃくじゅうおう! ライオン!

ライオンは、「百獣ひゃくじゅうおう」と呼ばれ、とても強くてかっこいい動物どうぶつです。オスには、たてがみと呼ばれるフサフサの毛がえているのが特徴とくちょうです。群れで生活し、仲間と協力して狩りをすることで知られています。おおきなからだと、迫力はくりょくのあるほえ声は、ているだけでもドキドキします。

どんなところにいるの?

ライオンは、主にアフリカのサバンナや草原にんでいます。たくさんのくさえている場所ばしょで、獲物えものを探したり、日陰で休んだりします。群れで生活し、「プライド」と呼ばれます。ひとつのプライドには、複数ふくすうのメスと、その子どもたち、そして数頭のオスがいます。

家族思いの動物どうぶつ

ライオンは、とても家族思いの動物どうぶつです。プライドの中では、オスが縄張なわばりを守り、メスが協力して狩りをします。子どもたちはみんなで育て、弱いライオンがいれば助けいます。メスは、子どもを産んでからしばらくは、プライドから離れて子育てをしますが、おおきくなるとみんなの元に戻ってきます。

狩りの仕方

ライオンは、自分たちよりもおおきな動物どうぶつを狩ることができます。メスたちが協力して、獲物えものを追いかけ、疲れさせたところで一気に襲いかかります。オスは狩りに参加することはすこないですが、獲物えものを捕まえた後、一番最初に食事をします。

オスとメスのちが

ライオンは、オスとメスのちがいがとてもわかりやすいです。

  • オスあたまの周りにたてがみと呼ばれるフサフサの毛がえています。このたてがみは、ライオンが成長するにつれておおきくなります。からだがメスよりもおおきく、強いです。
  • メス:たてがみはありません。オスよりもからだちいさく、うごきが素早すばやいです。狩りがとても上手じょうずで、プライドの食料しょくりょうをほとんどメスが用意よういします。

寿命じゅみょうからだおおきさ

ライオンの寿命じゅみょうは、野生ではおよそ10ねんから14ねんくらいです。動物園どうぶつえんでは、もっと長生きするライオンもいます。オスの体重たいじゅうは、だいたい200キログラムくらいで、人間よりもずっと重いです。メスはオスよりもすこし軽いです。

ライオンのいろるコツ

いろえらかた迫力はくりょくのあるたてがみを表現ひょうげんしよう!

ライオンのぬりえでは、オスのたてがみと、からだ力強ちからづよ雰囲気ふんいき表現ひょうげんすることがポイントです。黄色きいろ茶色ちゃいろ使つかいながら、ひかりたっているところや、かげになっているところを工夫くふうしてると、もっと本物ほんものらしくなります。

  • からだいろ
    • 基本はうす黄色きいろ茶色ちゃいろります。ライオンの毛は、短くてすこしザラザラした感じです。色鉛筆いろえんぴつの先で短いせんをたくさんくようにると、毛並みの質感しつかんます。
    • ひかりたっている背中せなかや、足の上側は、すこしだけしろうす黄色きいろのこしておきましょう。
    • かげになっているお腹の下側したがわや、足の内側うちがわは、茶色ちゃいろやこげ茶色ちゃいろを重ねてると、からだがもっこりした立体的りったいてきな感じになります。
  • たてがみのいろ
    • オスのライオンのたてがみは、黄色きいろ茶色ちゃいろ、こげ茶色ちゃいろなど、いろ々ないろがあります。たてがみの毛の流れを意識いしきして、こませんをたくさんくようにると、フサフサした感じがます。
    • 根元ねもといろに、先をうすいろにすると、より立体的りったいてきになります。
  • いろ
    • ライオンのは、鋭くてかっこいいです。茶色ちゃいろ金色きんいろで、すこおおきめにりましょう。ひかりたっているように、しろい点をチョンと書きくわえると、きしてえます。
  • 背景はいけいいろ
    • ライオンがいるのは、アフリカのサバンナです。黄色きいろ茶色ちゃいろ緑色みどりいろなどを組みわせて、広大こうだいな草原を表現ひょうげんできます。
    • 燃えるような夕日や、おおきな木をくわえてもたのしいです。

立体感りったいかんかた:「濃淡」と「かげ」を意識いしきしよう!

ライオンのからだは、筋肉質きんにくしつ力強ちからづよいです。この「濃淡」と「かげ」を上手じょうず表現ひょうげんすると、ぬりえがもっときしてえます。

  • 濃淡を場所ばしょ
    • 筋肉のもっこりしている部分ぶぶんに、ひかりたっているところを想像そうぞうして、すこうすいろのこしておきましょう。
    • 毛の短いせんくようにると、毛並みのザラザラした感じがます。
  • かげ場所ばしょ
    • たてがみのしたの首の部分ぶぶん、お腹の下側したがわ、足の内側うちがわなどは、かげになります。
    • こういったところに、いこげ茶色ちゃいろ黒色ると、からだがもっこりした立体的りったいてきな感じになります。

色鉛筆いろえんぴつ画材がざいのコツ!

  • 色鉛筆いろえんぴつ
    • ちからを入れてったり、ちからを抜いてうすったりすることで、濃淡を表現ひょうげんしやすいです。
    • 黄色きいろ茶色ちゃいろうえに、他のいろくろしろなど)を重ねてると、ふかみのあるいろになります。
  • クレヨン
    • クレヨンでると、ザラザラした感じをしやすいです。指でこすっていろをぼかすこともできます。
    • 茶色ちゃいろすこしだけ水を混ぜて、うす茶色ちゃいろを作り、ひかりたっている部分ぶぶんってみましょう。かわいてから、もう一度濃い茶色ちゃいろを重ねてると、ふかみがます。

きみの想像力そうぞうりょくと、自由じゆうな発想で、世界せかいひとつだけの素敵すてきなライオンのぬりえを完成かんせいさせてください!