オカピの塗り絵
オカピの特徴
森の貴婦人!世界三大珍獣の仲間だよ
オカピは、アフリカの深い森の中に住んでいるとっても珍しい動物だよ。その立ち姿があまりにも美しく気品にあふれていることから「森の貴婦人」と呼ばれているんだ。ジャイアントパンダやコビトカバと並んで「世界三大珍獣」のひとつに数えられていて、動物園でも大人気のアイドルなんだよ。
名前の由来と英名!現地の言葉からついたオカピ
オカピという名前は、住んでいる地域の先住民であるバンブティ族の人たちが呼んでいた「オ’アピ(O’api)」という言葉が由来になっているんだよ。英語でもそのままOkapi(オカピ)と呼ばれているんだ。20世紀の初め(1901年)にイギリスの探検家ハリー・ジョンストン卿によって発見されるまで、世界中の探検家や学者たちもその存在を知らなかった幻の動物だったんだよ。
シマウマじゃない!?実はキリンの親戚なんだよ
お尻や脚に綺麗な白と黒の縞模様があるからシマウマの仲間に見えてしまうけれど、実はシマウマではなくキリンの仲間なんだよ。頭の形や体のつくり、首の骨の構造をよく調べるとキリンとそっくりなんだ。足の爪(蹄)の形もシマウマのような1本の蹄ではなく、キリンと同じように2つに分かれた蹄を持っているんだよ。
生きた化石!数百万年前から変わらない姿
オカピは「生きた化石」とも呼ばれているとても特別な動物なんだよ。今から数百万年前の大昔、キリンの先祖がアフリカ大陸に現れたころの姿を、そのまま残して現代まで生き続けていると考えられているんだ。首が長く進化する前の大昔のキリンの姿を今に伝える、地球の歴史がつまった素晴らしい生き物なんだよ。
耳まで届く!?自由自在に動く長い青黒い舌
オカピの口の中からは、驚くほど長い舌が伸びてくるんだよ。その長さはなんと約40センチメートルから50センチメートル(30センチ定規よりも長い!)もあって、色は少し青みがかった黒っぽい色をしているんだ。この長い舌を木の枝に器用に巻きつけて大好物の葉っぱをむしり取って食べるよ。自分の目や耳まで届くから、舌を使って顔や耳のお掃除もできちゃうんだ。
美しい毛並み!雨をはじくビロードのような体
オカピの体は、まるで高級なビロード生地や絨毯のようにしっとりと輝くチョコレート色(赤褐色)の美しい毛で覆われているんだよ。この毛並みは見た目が美しいだけでなく、油分がたっぷり含まれているからお水をしっかり弾くことができるんだ。スコールのような激しい雨が降る熱帯雨林でも、体が冷えたり濡れたりしないように毛並みが体を守っているんだね。
木漏れ日に隠れる!脚の縞模様のひみつ
お尻や脚にある綺麗な白い縞模様には、大自然で生き抜くための大切な役割があるんだよ。森の中で木漏れ日(木の葉のすき間から差し込む光)が当たると、この白と黒の模様が影と光の交差し合いに見えて、肉食動物の目をごまかすカモフラージュ(保護色)になるんだ。さらに、暗い森の中でお母さんオカピが歩くとき、後ろを歩く赤ちゃんが迷子にならないための目印(追従模様)にもなっているんだよ。
男の子だけに生える!かわいらしい2本の角
オカピの頭をよく見てみると、ちょこんと可愛らしいツノが生えているね。このツノは「オシコン」と呼ばれていて、男の子(オス)のオカピだけに生える特別な特徴なんだよ。ツノの表面は皮膚と毛で覆われていて、先端だけが少し硬い骨として突き出ているんだ。女の子(メス)には角が生えないか、ほんの小さな突起があるだけだから、角を見ればオスメスの見分けがつくんだよ。
すごい耳!深い森の音を聞きつける大きな耳
オカピの頭の上には、体に対してとっても大きな耳がついているんだよ。深い森の中は木々がうっそうと生い茂っていて見通しが悪いから、目よりも耳を使って周りの様子を探るんだ。大きな耳は前や後ろへ自由自在に動かすことができて、遠くで木の枝が折れるかすかな音や、天敵であるヒョウが近づいてくる足音を敏感に聞きつけることができるんだよ。
絶滅のピンチ!みんなで守るイトゥリの森
世界中でとっても愛されているオカピだけど、野生のオカピは中央アフリカのコンゴ民主共和国にある「イトゥリの森」という熱帯雨林にしか住んでいないんだ。森の木が切られて住む場所が減ったり、密猟されたりしたことで数が減ってしまい、現在は絶滅の危険が高い絶滅危惧種に指定されているんだよ。世界中の人たちが協力して、オカピが安心して暮らせる美しい森を守る活動を続けているんだね。
オカピの色を塗るコツ
色の選び方:チョコレート色と白い縞模様のメリハリ
オカピを塗るときは、体全体の深い色合いと脚の白い縞模様のメリハリをくっきり塗るのが一番のポイントだよ。
脚やお尻のトレードマークである綺麗な模様を塗り分けよう。
脚の綺麗な縞模様を塗るテクニック
オカピのぬりえで一番目を引くのは、脚やお尻に描かれたたくさんの横縞模様だね。
縞模様がはっきりすることで、オカピらしい気品あふれる模様が完成するよ。
2本ある角と大きな耳、長い舌を塗り分けよう
顔の周りにある細かいパーツを丁寧に塗り分けることで、生き生きとした表情が生まれるよ。
オカピならではのユニークなパーツも塗ってみよう。
ビロードのような毛並みと立体感を出す光と影
オカピの体がツヤツヤと輝いて見えるように、光と影の濃淡をつけて塗ってみよう。
ビロードのような質感と立体感がポコッと浮き出てくるよ。
深い熱帯雨林の背景を描いて絵を生き生きさせよう
オカピが塗り終わったら、周りの空いているスペースにオカピが住むアフリカの森を描き足してみよう。
自由に楽しくぬりえを完成させよう!
オカピの豆知識
シマウマに見えて実はキリンの仲間!
脚とお尻に美しいシマ模様があるため一見シマウマの仲間に見えますが、体つきや骨の形からキリンの仲間(キリン科)に分類されます。頭にはキリンと同じように皮膚で覆われた小さな角(オスの特徴)があり、歩き方もキリンと同じで右側の前後の足を同時に動かす「側帯歩行」をします。
「森の貴婦人」と呼ばれる美しい姿
深みのあるチョコレート色のつややかな胴体と、足元に広がる鮮やかな白黒のシマ模様の対比が非常に美しいことから「森の貴婦人」という優雅な愛称で呼ばれています。うっそうとしたジャングルの中では、このシマ模様が木漏れ日に溶け込み、敵の目をごまかす完璧な保護色(迷彩服)になります。
目や耳まで届く!約40センチの長い舌
オカピの舌は長さが約40センチメートルもあり、お顔と同じくらい長く伸びます。この青紫色をした器用な舌を木の枝にしなやかに巻きつけて大好物の葉っぱを摘み取って食べるほか、自分の目や耳まで舐めて清潔にお手入れ(毛づくろい)することができます。
20世紀になって発見された「生きた化石」
オカピはアフリカの深い熱帯雨林の奥深くに静かに隠れて暮らしていたため、1901年になって初めて西洋人に発見された動物です。数百万年前のキリンの原種(先祖)とほとんど姿が変わっていないことから、「生きた化石」としても世界中で大切に保護されています。
足の裏から匂いを出して仲間と通信!
とても警戒心が強く、ジャングルの中で一人で静かに過ごすオカピは、めったに声を出して鳴きません。そのかわり足の裏(ひづめの間)から独特の匂いを分泌し、歩いた地面に匂いを残すことで、お互いに姿を見せなくても仲間に自分の居場所を伝えるコミュニケーションをとっています。
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